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複利とは?単利との違い・お金が増える仕組みと計算方法をわかりやすく解説【2026年版】

2026年10月22日 公開

複利とは?単利との違い・お金が増える仕組みと計算方法をわかりやすく解説【2026年版】

「利息が利息を生む」って、どういうこと?

お金を預けたり運用したりするとき、「複利」という言葉を目にしたことがある方は多いはずです。金融経済教育推進機構(J-FLEC)の調査では、金融商品を選ぶ際に収益性を重視する世帯が約4割を占めており、資産運用への関心は確実に高まっています。

この記事では、複利の仕組みを初心者にもわかりやすく解説し、単利との違いや計算方法、複利の効果を活かす方法までまとめます。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み田口 秀一田口 秀一(タグチ シュウイチ)外資系金融機関で10年以上の経験を通し、主に「投資初心者」向けに、「賢い家計の見直し術」から「ゼロからの投資の始め方」などのオーダーメードでサポートをしてきました。何事も興味を持ったタイミングが始め時です。不安もあるかもしれませんが、この機会に一緒に最初の一歩を踏み出しましょう!得意分野: 資産運用・生命保険


複利とは?仕組みをわかりやすく解説

複利とは、利子にもまた利子がつく仕組みのことです。金融広報中央委員会(知るぽると)の解説によると、元本100万円を金利2%(年利)で運用した場合、1年後の利子2万円を元本に組み入れて再び2%で運用すると、2年後は104万円ではなく104万400円になります。この400円こそが「利子についた利子」であり、複利の本質です。

一方、単利とは預け入れた元本に対してのみ利息を計算する方法です。J-FLEC「投資の時間」の用語解説によれば、同じ利率で預けた場合、期間が長くなるほど単利よりも複利の方が有利になります。


単利と複利の違いを比較してみると

具体的な数字で違いを確認してみましょう。J-FLECの若年層向け金融経済教育資料では、以下のような例が示されています。

元本100万円・年利5%で運用した場合

年数単利複利
1年後105万円105万円
2年後110万円110万2,500円

2年後の差は2,500円ですが、これが20年・30年と続くと差は大きく広がっていきます。長期運用においては、複利の効果が資産形成の鍵を握ります。


複利の計算方法と「72の法則」

複利の計算式は次のとおりです。

複利の計算式:元本 × (1 + 金利)^年数

たとえば、100万円を年利2%の複利で10年間運用すると、100万円 × (1.02)^10 ≒ 121万9,000円になります。単利なら100万円 × (1 + 0.02 × 10) = 120万円ですから、複利の方が約1万9,000円多く増えます。

また、「72の法則」を使うと、元本が2倍になるまでのおよその年数を簡単に計算できます。

72 ÷ 金利(%) = 元本が2倍になるまでの年数(目安)

金利2%なら72 ÷ 2 = 36年、金利3%なら72 ÷ 3 = 24年が目安です。この法則は資産運用の計画を立てるときに役立つ便利な指標です。


複利効果を高める3つのポイント

複利の効果を最大限に活かすには、次の3点が重要です。

① できるだけ早く始める

時間が複利の最大の味方です。同じ金額を運用しても、開始時期が早いほど最終的な利益は大きくなります。老後の資産形成を考えるなら、若いうちに始めることが何より大切です。

② 利息・利益を引き出さずに再投資する

複利の効果を得るには、受け取った利息や運用益を元本に加えて再投資することが前提です。金融庁「NISAを利用する皆さまへ」(2024年6月版)でも、積立・分散投資を長期間継続することで複利効果を享受しながら安定的な資産形成ができると説明されています。

③ コストとリスクを意識する

投資信託などの金融商品には信託報酬などのコストがかかります。また、元本割れのリスクも伴います。J-FLEC「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、元本割れの可能性がある収益性の高い金融商品を「積極的または一部保有しようと思っている」割合は二人以上世帯で53.9%、単身世帯で40.9%でした。リスクを正しく理解したうえで取り組むことが大切です。

資産運用シミュレーションの使い方|積立・利回り・取り崩しを計算【2026年版】では、実際に数字を入力しながら複利の効果を確認できます。


シミュレーション:長期運用で差が出る理由

J-FLECの資料では、100万円を20年間運用した場合、運用成果の振れ幅(リスク)が小さくなり、186万円〜331万円の範囲に収まるというシミュレーション(金融庁作成)が示されています。長期間にわたって複利で運用を続けることで、年間運用の積み重ねが大きな資産に育つことがわかります。

また、大和総研の分析によると、家計金融資産に占める現預金比率は長らく50%台前半で推移してきましたが、2026年3月末には47%まで低下しました。多くの人が預金だけでなく、複利を活かした資産運用に目を向け始めていることが読み取れます。


Habittoの貯蓄口座と複利効果を組み合わせる

複利の効果を活かすには、まず「金利の高い預け先」を選ぶことが第一歩です。

メガバンクの普通預金金利は年0.4%ですが、Habittoの貯蓄口座は条件なしで年0.8%(100万円まで)の金利がつきます。Habittoの0.8%はメガバンクの0.4%と比べると2倍の水準です。

100万円を1年間預けた場合の税引後利息は6,375円。毎年この利息を元本に積み重ねていけば、複利の効果が少しずつ積み上がっていきます。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。

さらに、100万円を超えるまとまった資金の置き場所を考えているなら、Habittoの「貯蓄マックス!」も選択肢の一つです。目標利回りは年2.25%(税引前)で、日銀政策金利に連動します。ただし投資信託のため元本保証はなく、預金保険制度の対象外で、換金にはおよそ2ヶ月かかります。預金とは異なる商品である点を確認したうえで、ご自身の資金計画に合うかどうかを判断してください。

貯金用口座おすすめの選び方|ネット銀行の金利・手数料を比較【2026年版】も、口座選びの参考にしてみてください。


まとめ:複利を味方にするための第一歩

複利は「利息が利息を生む」仕組みであり、長期運用ほどその効果が大きくなります。単利との違いを理解し、できるだけ早く、再投資を続けながら運用することが、資産形成の基本です。

大切なのは、完璧なタイミングを待つことよりも、今日から始めることです。まずは金利の高い預け先に資金を移し、複利の力を時間とともに育てていきましょう。

お金のことで迷ったら、Habittoのアドバイザー相談も気軽にご利用ください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも、チャットまたはオンラインセッションで相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。

ネット銀行とは?初心者向けにメリット・デメリットと選び方を解説【2026年最新】も、銀行選びの参考にどうぞ。


※「貯蓄マックス!」は投資信託であり、預金ではありません。元本保証はなく、預金保険制度の対象外です。目標利回り年2.25%(税引前)は日銀政策金利+1.00%に連動するもので、政策金利が変動すれば利回りも変動します。換金にはおよそ2ヶ月かかります。購入はCHEER証券株式会社を通じて行います。

※2026年10月1日から、0.8%(税引後0.637%)の金利は預金額100万円まで適用、それを超える預金については0.4%(税引後0.318%)、2026年11月1日からは0.5%(税引後0.398%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。

※投資にはリスクが伴います。投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。


参考・出典

- 金融広報中央委員会(知るぽると)「複利とは」(公開日不明・アーカイブ掲載中)

- 金融経済教育推進機構(J-FLEC)「投資の時間」金融・証券用語集「単利」(公開日不明)

- 金融庁「NISAを利用する皆さまへ」(2024年6月版)

- 金融経済教育推進機構(J-FLEC)「重点テーマ:資産形成 若年層社会人向け標準講義資料」(2025年9月版)

- 財務省中国財務局「なるほど金融講座 複利効果について」(公開日不明)

- 大和総研「資金循環統計からみる家計金融資産の現状」(2026年6月26日)

- 金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)のポイント」(2025年12月18日)

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※0.8%(税引後0.637%)の金利は預金額100万円まで適用。 100万円超は0.4%(税引後0.318%)。金利は変動する場合があります。