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ネット銀行はやめた方がいい?初心者向けに特徴・注意点・口座開設の方法を徹底解説【2026年版】

2026年10月22日 公開

ネット銀行はやめた方がいい?初心者向けに特徴・注意点・口座開設の方法を徹底解説【2026年版】

「ネット銀行って便利そうだけど、なんとなく不安で踏み出せない」

そう感じている方は多いのではないでしょうか。実際、警察庁『令和7年版警察白書』によると、2024年のインターネットバンキングに係る不正送金の被害額は約86億8,900万円に上り、依然として高水準で推移しています。こうしたニュースを目にすれば、ネット銀行に対して慎重になるのは自然なことです。

しかし、リスクの実態を正しく理解したうえで対策を取れば、ネット銀行は家計管理を大きく助けてくれる便利なサービスです。この記事では、「ネット銀行はやめた方がいい」と言われる理由から、向いていない人・向いている人の特徴、安全に利用するための方法まで、初心者向けにわかりやすく解説します。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み田口 秀一田口 秀一(タグチ シュウイチ)外資系金融機関で10年以上の経験を通し、主に「投資初心者」向けに、「賢い家計の見直し術」から「ゼロからの投資の始め方」などのオーダーメードでサポートをしてきました。何事も興味を持ったタイミングが始め時です。不安もあるかもしれませんが、この機会に一緒に最初の一歩を踏み出しましょう!得意分野: 資産運用・生命保険


「ネット銀行はやめた方がいい」と言われる理由を解説

ネット銀行に対してネガティブな印象を持つ方が一定数いるのは事実です。その背景にある主な理由を確認しておきましょう。

セキュリティへの不安

最も多く聞かれる懸念が、セキュリティ面です。金融庁は、インターネットバンキングによる預金の不正送金事案が引き続き増加しているとして注意喚起を行っています。被害の多くは、メール・SMS・メッセージツール等を使ってフィッシングサイトへ誘導し、IDやパスワードを窃取する手口によるものとされています。

また、警察庁「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、2024年のフィッシング報告件数は前年比で約52万件(44%)増加し、171万8,036件と過去最高を記録しました。こうした状況を踏まえると、慎重になる気持ちは十分理解できます。

ただし、これはネット銀行固有の危険というよりも、インターネット全般に関わるリスクです。正しい対策を取れば、安全に利用することは十分可能です。

店舗・窓口がないことへの不安

ネット銀行には基本的に対面の店舗や窓口がありません。通帳の発行がないケースも多く、「困ったときに相談できる場所がない」と感じる方もいます。特に、複雑な手続きや高額の取引が発生したときに不安を覚えやすい点は、ネット銀行を選ぶ際に意識しておきたい特徴です。

スマホ・パソコン操作への苦手意識

口座開設から日常的な取引まで、すべてオンラインで完結するのがネット銀行の基本です。スマホやパソコンの操作に不慣れな方にとっては、ログインの設定や各種手続きがハードルに感じられることがあります。


ネット銀行をやめた方がいい人の特徴

「ネット銀行が向いていないかもしれない」という方には、いくつか共通した特徴があります。自分に当てはまるかどうか確認してみましょう。

対面での相談を重視する人

住宅ローンの相談、相続手続き、外貨両替など、複雑な金融取引を対面で行いたい方には、店舗を持つ銀行の方が向いています。ネット銀行では電話やチャットでサポートを受けることは可能ですが、窓口での対面サービスは基本的に提供されていません。

高齢の家族と共通の口座を管理したい人

家族の代理として窓口で手続きを行う場面が多い方や、通帳を見ながら家計を管理することに慣れている方は、対面型の銀行の方が使いやすいと感じるケースが多いです。

現金の引き出しを頻繁に行う人

ネット銀行でもコンビニATMなどでキャッシュカードを使った引き出しは可能ですが、ATMを利用できる場所や時間帯、手数料の条件は銀行によって異なります。月に何度も現金を引き出す方は、手数料の内容をよく確認してから利用を検討することをおすすめします。


ネット銀行のメリットと向いている人

一方で、ネット銀行のメリットを最大限に活かせる人も多くいます。

金利の高さ

ネット銀行の大きな魅力の一つが、金利の高さです。店舗を持たないぶん運営コストを抑えられるため、メガバンクと比べて普通預金の金利が高く設定されているケースが多くあります。

たとえば、メガバンクの普通預金金利は現在年0.4%ですが、ネット銀行の中には条件なしでそれを上回る金利を提供しているサービスもあります。普通預金と定期預金の違いとは?特徴・メリット・デメリットと貯蓄活用法【2026年版】も参考にしながら、預け先を比較してみてください。

振込手数料・手数料の優遇

多くのネット銀行では、振込手数料が無料になる回数が設けられています。月に数回の振込が発生する方にとっては、手数料の節約につながる大きなメリットです。

24時間いつでも取引できる

ネット銀行では、24時間いつでも残高確認・振込・口座管理などの取引が可能です。仕事が忙しく、銀行の営業時間内に手続きを済ませる時間がない方にとって、この利便性は特に大きな価値があります。

スマホで口座開設できる手軽さ

対面の店舗に行く必要がなく、スマホだけで口座開設が完結するネット銀行も増えています。書類を郵送したり、窓口に出向いたりする手間がかからないため、忙しい方でも気軽に始められます。


ネット銀行と従来の銀行の違いを比較

ネット銀行と従来の銀行(メガバンク・地銀)の主な違いを表で整理します。

比較項目ネット銀行メガバンク・地銀
店舗・窓口基本なしあり
普通預金金利比較的高い低め(年0.4%前後)
振込手数料無料回数あり有料が基本
ATMを利用できる場所コンビニATM等自行ATM・提携ATM
口座開設方法スマホ・オンラインで完結店舗・アプリ(オンライン)・郵送
24時間取引可能一部制限あり
通帳基本なし(アプリで確認)あり
対面サポート電話・チャット窓口対応あり

全国銀行協会が2024年に実施したアンケートによると、インターネット専業銀行の利用者満足度(計)は99.2%で、他の金融機関種別の中で最も高い水準でした。満足理由としては「手数料が有利」「ウェブサイト・アプリでの取引が便利で使いやすい」が上位に挙がっています。


ネット銀行を安全に使うための対策

セキュリティへの不安を解消するために、具体的な対策を確認しておきましょう。

パスワードの管理を徹底する

ログインに使うIDやパスワードは、他のサービスと使い回さないことが基本です。推測されにくい複雑なパスワードを設定し、定期的に変更する習慣をつけましょう。パスワードを紙に書いてキャッシュカードと一緒に保管するのは避けてください。

フィッシングメールに注意する

金融機関を装ったメールやSMSが届いても、記載されているリンクは安易にクリックしないことが重要です。公式サイトへのアクセスは、必ずブックマークや検索から行うようにしましょう。「不審なメールが届いた」と感じたら、メール内のサイトにはアクセスせず、銀行の公式サポートに直接確認することをおすすめします。

二段階認証・ワンタイムパスワードを設定する

多くのネット銀行では、ログイン時や振込時に二段階認証やワンタイムパスワードを利用できます。これらの設定を有効にしておくことで、万が一パスワードが漏えいしても、不正送金のリスクを大幅に下げることが可能です。

最新のアプリ・OSを使う

スマホのOSやネット銀行のアプリは、最新の状態に保つことが重要です。アップデートにはセキュリティの修正が含まれていることが多く、古いバージョンを使い続けると脆弱性が残ったままになる可能性があります。


預金保険制度(ペイオフ)はネット銀行でも適用される

「ネット銀行が倒産したらお金はどうなるの?」という疑問を持つ方も多いです。

金融庁の情報によると、預金保険制度(ペイオフ)に基づき、普通預金等の一般預金は預金者1人あたり・1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。この保護の範囲は、ネット銀行も一般の銀行と同様に適用されます。

ただし、1,000万円を超える部分については、破綻した金融機関の残余財産の状況に応じて支払われるため、一部支払われない可能性があります。また、外貨預金等は預金保険の対象外となる点にも注意が必要です。

まとまった金額を預ける際は、1,000万円を超える部分の扱いについて事前に確認しておくことをおすすめします。ネット銀行とは?メリット・注意点・選び方を解説【2026年】では、ネット銀行全般の基礎知識を詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。


金利上昇局面での預け先の選び方

日本銀行は、政策金利の誘導目標を引き上げており、1%台の政策金利は約31年ぶりの高水準となっています。こうした金利上昇局面では、預け先の金利差が家計に与える影響が以前より大きくなっています。

金利差の計算例①:100万円を1年間預けた場合

預け先年利(税引前)税引後利息(1年・100万円)
メガバンク普通預金年0.4%約3,187円
Habitto貯蓄口座年0.8%(条件なし・100万円まで)6,375円

Habittoの貯蓄口座は条件なしで年0.8%(税引後0.637%)の金利が適用されます(100万円まで)。メガバンクの普通預金と比べると2倍の利息を受け取れる計算です。口座開設は最短8分、スマホだけで完結します。

金利差の計算例②:100万円を超える資金の置き場所

100万円を超える預金については、Habittoの貯蓄口座の適用金利は年0.4%(税引後0.318%)、2026年11月1日からは年0.5%(税引後0.398%)となります。それ以上の資金をより有効に活用したいと考える方には、Habittoが提供する「貯蓄マックス!」も選択肢の一つです。

貯蓄マックス!は投資信託であり、目標利回りは年2.25%(税引前)です。日銀政策金利に連動しており、政策金利が変動すれば利回りも変動します。元本保証はなく、預金保険制度の対象外であり、換金にはおよそ2ヶ月かかります。預金とは異なる商品である点を十分に理解したうえで、ご自身の資金計画に合うかどうかを判断してください。

積立定期預金とは?自動で貯蓄できる仕組み・金利・始め方を解説も参考に、自分に合った貯蓄方法を検討してみましょう。


よくある質問

Q. ネット銀行は初心者でも使えますか?

はい、多くのネット銀行はスマホアプリが使いやすく設計されており、初心者でも口座開設から日常的な取引まで問題なく利用できます。アプリの操作に不安がある方は、まず残高確認や振込といった基本的な機能から使い始めるのがおすすめです。

Q. ネット銀行の口座開設に必要なものは何ですか?

基本的には、スマホ・マイナンバーカードまたは運転免許証などの本人確認書類・メールアドレスがあれば手続きが可能です。銀行によって必要書類の内容が異なる場合があるため、各銀行の公式サイトで確認することをおすすめします。

Q. ネット銀行の通帳はどこで確認できますか?

通帳の代わりに、スマホアプリやウェブサイトで入出金履歴を確認できます。24時間いつでもアクセス可能で、過去の取引履歴もまとめて管理できます。

Q. ネット銀行を給与振込口座として使えますか?

多くのネット銀行では、給与振込口座として設定することが可能です。勤務先が対応しているかどうかを事前に確認しておきましょう。給与振込口座に設定することで、金利優遇や手数料無料回数の増加といった特典が受けられるサービスもあります。

Q. ネット銀行とメガバンクの口座を両方持つことはできますか?

可能です。多くの方が、給与振込や公共料金の引き落としにはメガバンク・地銀の口座を、高金利での貯蓄や振込にはネット銀行の口座を使うという使い分けをしています。目的に応じて複数の銀行口座を持つことは、家計管理の観点からも有効な方法です。


まとめ:「やめた方がいい」ではなく「自分に合った使い方」を見つけよう

ネット銀行に対する「やめた方がいい」という声は、主にセキュリティへの不安や店舗がないことへの不便さから来ています。しかし、正しい対策と知識を持てば、多くの方にとってネット銀行は非常に便利で経済的な選択肢です。

特に2026年現在、金利上昇局面においては、預け先の金利差が家計に与える影響が無視できない水準になっています。メガバンクの普通預金(年0.4%)と高金利ネット銀行の差は、同じお金を置いておくだけで年間の利息額に明確な違いをもたらします。

一方で、対面サービスが必要な場面や、複雑な手続きが多い方には、従来の銀行との使い分けが現実的です。自分のライフスタイルや資金の状況に合わせて、最適な銀行サービスを選ぶことが大切です。

お金の置き場所に迷ったときは、Habittoのアドバイザー相談も気軽にご利用ください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも、チャットまたはオンラインセッションで相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。

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まとまった資金の置き場所に迷っているなら、Habittoの「貯蓄マックス!」も選択肢の一つです。日銀政策金利に連動し、目標利回りは年2.25%(税引前)。ただし投資信託のため元本保証はなく、預金保険制度の対象外で、換金にはおよそ2ヶ月かかります。預金とは異なる商品である点を確認したうえで、ご自身の資金計画に合うかどうかを判断してください。


参考・出典

- 警察庁『令和7年版警察白書』第2部第3章第2節「インターネットバンキングに係る不正送金事犯の情勢」

- 金融庁「預貯金の不正送金被害等の発生状況(令和7年9月末)について」(令和7年12月26日)

- 警察庁「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(令和7年3月13日)

- 金融庁「預金保険制度」

- 預金保険機構「保護の範囲」

- 日本銀行「金融政策決定会合議事要旨 2026年」(2026年6月16日)

- 一般社団法人全国銀行協会「よりよい銀行づくりのためのアンケート報告書(2024年度)」(2024年10月)


※「貯蓄マックス!」は投資信託であり、預金ではありません。元本保証はなく、預金保険制度の対象外です。目標利回り年2.25%(税引前)は日銀政策金利+1.00%に連動するもので、政策金利が変動すれば利回りも変動します。換金にはおよそ2ヶ月かかります。購入はCHEER証券株式会社を通じて行います。

※2026年10月1日から、0.8%(税引後0.637%)の金利は預金額100万円まで適用、それを超える預金については0.4%(税引後0.318%)、2026年11月1日からは0.5%(税引後0.398%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。

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※0.8%(税引後0.637%)の金利は預金額100万円まで適用。 100万円超は0.4%(税引後0.318%)。金利は変動する場合があります。