定期預金のデメリットとメリットを解説|銀行の貯金で損しない金利比較【2026年版】
定期預金のメリット・デメリットを解説|銀行の貯金で損しない金利と利息の比較【2026年版】
「まとまったお金を定期預金に預けようか、それとも別の方法で運用しようか迷っている」
そんな方の疑問に答える記事です。日本銀行「預金種類別店頭表示金利の平均年利率等(月次)」によると、定期預金(預入金額1千万円以上・1年)の平均金利は近年大きく上昇し、普通預金を上回る水準になっています。金利が上がった今こそ、定期預金のメリットとデメリットを正しく理解しておくことが重要です。
この記事では、定期預金の基本から、メリット・デメリット、普通預金との比較、100万円・1,000万円の利息計算、預け先の選び方までをわかりやすく解説します。
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記事監修アドバイザー認定済み
田口 秀一(タグチ シュウイチ)外資系金融機関で10年以上の経験を通し、主に「投資初心者」向けに、「賢い家計の見直し術」から「ゼロからの投資の始め方」などのオーダーメードでサポートをしてきました。何事も興味を持ったタイミングが始め時です。不安もあるかもしれませんが、この機会に一緒に最初の一歩を踏み出しましょう!得意分野: 資産運用・生命保険
定期預金とは?普通預金との違いを解説
定期預金とは、あらかじめ預入期間を設定し、その期間中は原則として引き出さないことを条件に、普通預金より高い金利が期待できる預金商品です。銀行が提供する代表的な貯金の方法として、長く利用されてきました。
普通預金との大きな違いは、次の点です。
| 項目 | 定期預金 | 普通預金 |
|---|---|---|
| 預入期間 | あり(設定が必要) | なし |
| 金利 | 比較的高い | 低い |
| 引き出し | 原則、期間の途中は不可 | いつでも可能 |
| 向いている人 | 使う時期が決まっている資金 | 日々の生活資金 |
定期預金は、預入期間を固定することで銀行が安定して資金を運用できるため、その分が金利に反映される仕組みです。詳細は「定期預金とは?メリット・デメリットと普通預金との違い【2026年版】」でも解説しています。
定期預金のメリット
金利が普通預金より高い
日本銀行の統計によると、定期預金(預入金額1千万円以上・1年)の平均金利は近年、普通預金を大きく上回る水準に上昇しています。同じ預けている期間でも、商品の種類によって受け取れる利息が変わる点は大きなメリットです。
元本が保証されている
定期預金は預金保険制度の対象で、1人当たり・1金融機関ごとに元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。投資のように価格変動リスクを直接受けない点は、貯金を重視する方にとって重要なポイントです。
計画的な資金管理がしやすい
預入期間が固定されるため、「使ってはいけないお金」が明確になり、資金計画を立てやすくなります。住宅購入や教育費など、使う時期が決まっている資金の置き場所として向いています。
定期預金のデメリット
途中解約すると金利が下がる
最大のデメリットは、途中解約した場合の扱いです。定期預金を期間の途中で解約すると、多くの場合、約定利率より低い利率(途中解約利率)で利息が計算されます。せっかく高い金利を設定しても、解約の時期を誤るとメリットが小さくなる点に注意が必要です。
インフレに負けるリスクがある
総務省統計局「全国消費者物価指数 2026年(令和8年)3月分及び2025年度(令和7年度)平均」によると、2025年度平均の生鮮食品を除く総合指数は前年度比2.7%の上昇となりました。物価上昇が続くと、預金の名目金利が物価上昇率を下回れば、お金の実質的な購買力は目減りします。これは預金全体に共通するリスクです。
大口預金は預金保険の保護対象外
預金保険制度では、元本1,000万円を超える部分は保護対象外となり、破綻した金融機関の財産の状況に応じた支払いとなり、一部カットされる可能性があります。預金保険機構「預金保険制度の基礎知識」によると、複数の定期預金を持つ場合も合算して判断されるため、大口の資金を1行にまとめる場合は注意が必要です。
定期預金と普通預金の利息を比較
具体的な利息を計算して比較してみましょう。
計算例1:100万円を1年間預けた場合
定期預金の平均金利(預入金額1千万円以上・1年)を参考にすると、100万円・1年の場合、受け取れる利息は次のようになります。
- 定期預金 年0.472%:100万円 × 0.472% = 4,720円(税引前)
- 普通預金 年0.322%:100万円 × 0.322% = 3,220円(税引前)
定期預金の利子所得は、国税庁の説明によると源泉分離課税の対象で、15.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%)に地方税5%を加えた税率で源泉徴収され、納税が完結します。税引後では定期預金で約3,761円、普通預金で約2,566円です。
計算例2:メガバンクの普通預金と比較
大手銀行(三菱UFJ・三井住友・みずほ)の普通預金金利は年0.4%です。100万円を1年間預けた場合の税引後利息は約3,187円です。金利の高い預け先を選ぶだけで、受け取れる利息は変わります。
今の金利環境を踏まえた預け先の考え方
日本銀行は金融政策決定会合で政策金利を引き上げ、1.25%程度とすることを決定しました。これは1995年以来約31年ぶりの水準です。政策金利の上昇に連れて預金金利も上昇しており、内閣府「今週の指標」によると、定期性預金の伸びが高まっています。
一方で、ニッセイ基礎研究所の分析によると、金利正常化後も定期性預金への回帰は限定的にとどまっているという指摘もあります。金利が上がった今、預け先を見直すチャンスではありますが、「どこに置くか」は金利だけでなく、引き出しやすさやリスクも含めて比較・判断することが重要です。
政策金利とは?わたしたちの生活への影響をわかりやすく解説の記事もあわせて参考にしてください。
Habittoの貯蓄口座なら条件なしで年0.8%
預け先を比較するとき、注目したいのがHabittoの貯蓄口座です。Habittoなら、条件なしで年利0.8%(税引後0.637%)の金利がつきます(100万円まで)。メガバンクの普通預金年0.4%と比較すると、約2倍の金利です。
- 条件なし:他の商品の購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金
- 100万円を1年間預けた場合の税引後利息:6,375円
- 口座開設:最短8分、スマホだけで完結
- 預金保険制度の対象(1金融機関あたり元本1,000万円までとその利息等)
毎日の生活資金や、使う時期が近い資金は、いつでも引き出せる普通預金タイプで金利の高い場所に置くのが現実的な方法です。
100万円を超える資金はどうする?貯蓄マックス!という選択
Habittoの貯蓄口座は100万円までが年0.8%の対象です。それを超える部分は年0.4%(税引後0.318%、2026年11月1日からは0.5%)となります。そこで検討したいのが、Habittoの「貯蓄マックス!」です。
貯蓄マックス!は投資信託(お金のデザイン・デジタル・レンディング・ファンド)で、目標利回りは年2.25%(税引前)。日銀政策金利+1.00%に連動するため、政策金利が変動すれば利回りも変動します。
ただし、次の点を必ず確認してください。
- 元本保証はありません
- 預金保険制度の対象外です
- 当ファンドは預貯金とは異なります
- 換金には約2ヶ月かかります(ゲート条項により延長される場合があります)
使う予定のないまとまった資金を、定期預金や国債と比較しながら検討する選択肢の一つです。CHEER証券株式会社を通じて購入しますが、口座開設はHabittoのアプリ内で完結できます。
預け先で迷ったらFPに無料相談
定期預金にするか、普通預金にするか、あるいは別の方法にするか。資金の金額や使う時期によって最適解は変わります。迷ったときは、Habittoのアドバイザー相談を活用してください。国家資格をもつファイナンシャルプランナーに、チャットまたはオンラインセッションで無料で何度でも相談できます。無理な勧誘は一切ありません。
貯金用の口座選び全般については、「貯金用口座おすすめの選び方|ネット銀行の金利・手数料を比較【2026年版】」で詳しく解説しています。
よくある質問
Q. 定期預金を途中解約したらどうなりますか?
多くの場合、途中解約利率という低い利率で利息が計算されます。解約の時期によっては利息がほとんどつかない場合もあるため、預入期間の設定は資金計画とあわせて慎重に行いましょう。
Q. 1,000万円を超える預金は保護されませんか?
預金保険制度では、1人当たり・1金融機関ごとに元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。超過部分は保護対象外となるため、複数の金融機関に分けるなどの方法が考えられます。
Q. 定期預金以外で安全にお金を増やす方法はありますか?
金利の高い普通預金に置く方法や、元本保証はないものの目標利回りを設定した投資信託など、リスクと引き出しやすさのバランスで選ぶ選択肢があります。
まとめ:金利上昇時代の賢い貯金の方法
定期預金は、普通預金より高い金利と元本の安全性が魅力の商品です。一方で、途中解約時の利率低下、インフレによる実質的な目減り、1,000万円を超える部分の保護対象外というデメリットがあります。
金利が上昇している今は、預け先を見直す好機です。大切なのは「定期預金かどうか」ではなく、資金の使途と期間に合わせて置き場所を選ぶこと。生活資金は引き出しやすい普通預金へ、使う時期が決まった資金は定期預金や貯蓄マックス!へ、と分けて管理する方法がおすすめです。
貯蓄を始めたいけれど、どの口座を選べばいいか迷っている方は、条件なしで年利0.8%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。まとまった資金の置き場所に迷っているなら、Habittoの「貯蓄マックス!」も選択肢の一つです。日銀政策金利に連動し、目標利回りは年2.25%(税引前)。ただし投資信託のため元本保証はなく、預金保険制度の対象外で、換金にはおよそ2ヶ月かかります。預金とは異なる商品である点を確認したうえで、ご自身の資金計画に合うかどうかを判断してください。
※「貯蓄マックス!」は投資信託であり、預金ではありません。元本保証はなく、預金保険制度の対象外です。目標利回り年2.25%(税引前)は日銀政策金利+1.00%に連動するもので、政策金利が変動すれば利回りも変動します。換金にはおよそ2ヶ月かかります。購入はCHEER証券株式会社を通じて行います。
※0.8%(税引後0.637%)の金利は預金額100万円まで適用、それを超える預金については0.4%(税引後0.318%)、2026年11月1日からは0.5%(税引後0.398%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。
参考・出典
- 日本銀行「預金種類別店頭表示金利の平均年利率等(月次)」(2026年9月)
- 日本経済新聞(報道)/各種報道(日銀公式発表に基づく)(2026年9月)
- 総務省統計局「消費者物価指数(CPI)全国 2026年(令和8年)8月分」(2026年9月公表)
- 総務省統計局「全国消費者物価指数 2026年(令和8年)3月分及び2025年度(令和7年度)平均」(2026年4月公表)
- 金融庁「預金保険制度」
- 預金保険機構「預金保険制度の基礎知識」
- 国税庁「確定申告書等作成コーナー:利息を受け取ったとき(利子所得)」
- 金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」(2025年12月公表)
- 内閣府「今週の指標 No.1398」(2026年1月)
- ニッセイ基礎研究所「金利正常化における預金の金利感応度の変化-金融機関内外の資金シフトと滞留構造」(2026年)
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※0.8%(税引後0.637%)の金利は預金額100万円まで適用。 100万円超は0.4%(税引後0.318%)。金利は変動する場合があります。