【2026年版】定期預金の金利比較|信用金庫・ネット銀行のおすすめ選択肢を解説
【2026年版】定期預金の金利比較|信用金庫・ネット銀行・メガバンクのおすすめ選択肢を解説
「定期預金を始めたいけれど、どの金融機関を選べばいいのか分からない」
そんな悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。日本銀行が2026年9月に政策金利を1.25%程度へ引き上げたことで、定期預金の金利も上昇傾向が続いています。日本銀行の統計によると、定期預金の新規受入分の平均金利(総合)は2026年7月に年0.826%となり、預金の置き場所による差が大きくなってきました。
この記事では、2026年現在の定期預金金利の比較方法、メガバンク・ネット銀行・信用金庫の選択肢、そして自分に合った金融機関の選び方について、分かりやすく解説します。
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髙山 千愛美(たかやま ちあみ)2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
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定期預金の金利が上昇し続けている理由
2026年9月18日、日本銀行は金融政策決定会合で政策金利を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げることを決定しました。この水準は1995年以来、約31年ぶりの高さです。2024年3月にマイナス金利を解除して以来、日銀はおおむね半年に1回のペースで利上げを進めてきましたが、今回は6月会合から3カ月での追加利上げとなり、ペースが加速しています。
政策金利が上昇すると、市場金利の上昇を受けて、銀行や信用金庫も定期預金金利を引き上げる傾向があります。金利が上がっている局面では、預入期間の選び方も大切になります。
メガバンク、ネット銀行、信用金庫の定期預金金利の違い
定期預金の金利を比較する際、最初に理解すべきは、金融機関の種類によって金利が大きく異なるということです。
メガバンクの定期預金金利
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行といったメガバンクの普通預金金利は年0.4%が標準的です。定期預金でも、一般的には普通預金よりわずかに高い程度にとどまっています。メガバンクは全国に支店網を持ち、窓口でのサービスが充実している反面、金利競争力は限定的です。
ネット銀行の定期預金金利
ネット銀行は店舗を持たないため、運営コストが低く、その分を預金金利に還元できます。定期預金金利がメガバンクの2倍以上になることも珍しくありません。複数のネット銀行がメガバンクより高い金利の定期預金を提供しており、定期預金で資産を増やしたい人にとって有力な選択肢となっています。
信用金庫の定期預金金利
信用金庫は地域密着型の金融機関で、その地域の企業や個人を支援することを使命としています。全国254の信用金庫がありますが、定期預金金利はネット銀行ほどではないものの、メガバンクより高い傾向があります。ただし、金利は信用金庫ごとに異なり、詳細な情報は各金庫のサイトで確認する必要があります。
定期預金の金利比較で重要なポイント
定期預金を選ぶ際、単に「金利が高い」だけで判断してはいけません。いくつかの重要なポイントがあります。
預入期間による金利の違い
定期預金の金利は、預入期間によって変わります。一般的に、期間が長いほど金利は高くなります。1年ものと3年もの、5年ものでは金利が異なるため、自分の資金計画に合わせて期間を選ぶことが大切です。
例えば、100万円を1年間定期預金に預けた場合、金利が0.8%なら税引前の利息は8,000円です。一方、メガバンクの普通預金に預けた場合、金利が年0.4%なら利息は4,000円。定期預金を選ぶことで、年間4,000円多く受け取ることができます。
最低預入額の条件
金融機関によって、定期預金の最低預入額が異なります。100万円以上という条件を設けている商品もあれば、1万円から預けられる商品もあります。1万円未満の金額から始めたい人にも対応した金融機関があるため、自分の資金額に合わせて、利用可能な商品を探すことが重要です。
優遇金利と取引条件
一部の金融機関は、給与受け取りやクレジットカードの利用など、特定の取引条件を満たすと定期預金の金利が上がる「優遇金利」を提供しています。取引条件を確認し、自分が実際に満たせるかどうかを判断してから申し込みましょう。また、キャンペーン定期などの特別な商品では、金利の設定が異なる場合があります。
預金保険制度の対象範囲
定期預金は預金保険制度の対象です。預金者1人・1金融機関ごとに、元本1,000万円までとその利息が保護されます。1,000万円を超える額を預ける場合は、複数の金融機関に分けて預けるなどの工夫が必要です。
信用金庫と地方銀行の定期預金の選択肢
信用金庫は地域によって金利が異なるため、全国統一の「最高金利」を示すことはできません。ただし、信金中金 地域・中小企業研究所によると、信用金庫の定期性預金残高は2026年2月以降、前年同月比でプラスに転じています。
信用金庫を利用する場合、以下の点に注意しましょう。
信用金庫ごとの金利差
同じ期間の定期預金でも、信用金庫によって金利が異なります。複数の信用金庫を比較し、自分の地域で最も高い金利を提供している金庫を探すことが大切です。
個人預金の動向と預け先選びの重要性
日本銀行のデータによると、全国254信用金庫の個人預金残高は直近では前年度比0.3%減の約119兆8,000億円となり、2年連続で減少しています。相続を機に、メガバンクやインターネット銀行へ預金が移る動きが目立つと報じられています。こうした中、預金キャンペーンを通じて定期預金の獲得を進める信用金庫もあります。個人の生活設計において、預け先を戦略的に選択することがますます重要になっています。
店頭での相談が可能
信用金庫は地域に密着した金融機関のため、窓口での相談が可能です。定期預金の商品内容や、自分に合った預入期間について、直接相談したい人にとっては利点があります。
ネット銀行の定期預金と普通預金の使い分け
ネット銀行は高金利が魅力ですが、定期預金と普通預金をどう使い分けるかが重要です。
定期預金を選ぶべき場合
3年以上使わない資金がある場合は、定期預金の利用がおすすめです。期間が長いほど金利は高くなるため、資金を長期間預ける予定なら、その期間に合わせた定期預金を選びましょう。
例えば、300万円を3年間定期預金に預けた場合、金利が1.0%なら税引前の利息は90,000円です。同じ金額をメガバンクの普通預金に3年間預けた場合、金利が年0.4%なら利息は36,000円。定期預金を選ぶことで、3年間で54,000円多く受け取ることができます。
普通預金を選ぶべき場合
生活費や緊急の資金として使う可能性がある場合は、普通預金を選びましょう。定期預金は解約に時間がかかることもあるため、すぐに引き出せる必要がある資金には向きません。生活に必要な資金と、中長期の貯蓄資金を分けて管理することが、効率的な資産形成の第一歩です。
複利と単利の違いとは?計算方法と72の法則を初心者向けに解説を理解することで、長期的な資産形成がより効果的になります。
定期預金と投資信託・株式の違い
お金を増やす方法として、定期預金以外に投資信託や株式という選択肢があります。それぞれの特徴を理解することが大切です。
定期預金の特徴
定期預金は元本が保証されており、預金保険制度の対象です。金利は低いものの、リスクがほぼゼロに近いため、安定的に資産を増やしたい人に向いています。
投資信託の特徴
投資信託は複数の銘柄に投資する商品で、リターンが期待できる反面、元本割れのリスクがあります。定期預金より高いリターンを目指す場合は、投資信託も検討する価値があります。証券会社を通じて購入することが一般的です。
株式投資の特徴
株式投資とは?初心者向けに基礎知識をわかりやすく解説で詳しく説明していますが、株式投資は高いリターンが期待できる一方で、大きな損失のリスクもあります。十分な知識と余裕資金が必要です。
Habittoの貯蓄口座と定期預金の組み合わせ戦略
定期預金を選ぶ際、短期と長期で異なる戦略を持つことが重要です。Habittoの貯蓄口座は、2026年10月1日から100万円までは年0.8%(税引後0.637%)の金利が適用され、条件なしで利用できます。
100万円までの資金の置き場所
100万円までの貯蓄なら、Habittoの貯蓄口座がおすすめです。条件がなく、スマホだけで最短8分で申し込み手続きが完了し、いつでも引き出せます。税引後の利息として、100万円を1年間預けた場合は6,375円を受け取ることができます。
これはメガバンクの普通預金(年0.4%、税引後約3,187円)と比べると、2倍の利息を得られます。
100万円を超える資金の置き場所
100万円を超える資金については、複数の選択肢を検討する必要があります。一部をHabittoの貯蓄口座に預け(100万円まで年0.8%)、残りをネット銀行の定期預金や信用金庫の定期預金に預けるという方法が有効です。
例えば、300万円の貯蓄がある場合、100万円をHabittoの貯蓄口座に、200万円をネット銀行の1年定期預金(仮に金利1.0%とした場合)に預けるとします。
- Habitto貯蓄口座:100万円 × 0.8% × 0.79685(税率20.315%を控除) = 税引後6,375円
- ネット銀行定期預金:200万円 × 1.0% × 0.79685 = 税引後15,937円
- 合計税引後利息:22,312円
同じ300万円をメガバンクの普通預金に預けた場合、300万円 × 0.4% × 0.79685 = 税引後9,562円ですから、年間12,750円多く受け取ることができます。
定期預金を選ぶ際の実践的なステップ
定期預金を選ぶ際には、以下のステップに従うことをおすすめします。
ステップ1:自分の資金計画と年金・保険を確認する
いつまで使わないお金か、いくらなら使わずに置いておけるかを確認します。3年以上使わない資金があれば、定期預金の候補になります。また、年金受給予定や生命保険の見直しを含めた総合的な資金計画を立てることで、より適切な預金戦略が立てられます。
ステップ2:複数の金融機関の金利を比較する
メガバンク、ネット銀行、信用金庫など、複数の金融機関の定期預金金利を比較します。同じ期間でも金利が大きく異なるため、手間を惜しまず調べることが大切です。
ステップ3:取引条件を確認する
優遇金利の取引条件、最低預入額、解約時の手数料など、細かい条件を確認します。高い金利でも、自分が条件を満たせなければ意味がありません。金利設定が変更される可能性もあるため、定期的に情報を確認することが重要です。
ステップ4:預金保険制度を確認する
1,000万円を超える額を預ける場合は、複数の金融機関に分けて預けるなど、預金保険制度の保護範囲内に収まるよう工夫します。
ステップ5:申し込みと運用
条件を満たす金融機関が見つかったら、申し込みます。定期預金は自動更新される場合と、満期時に手動で再度預け入れる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
よくある質問
Q1:定期預金と普通預金、どちらを選ぶべき?
A:資金の使用予定で判断します。3年以上使わない資金なら定期預金、いつでも引き出す可能性がある資金なら普通預金がおすすめです。普通預金と定期預金の違いとは?特徴・メリット・デメリットと貯蓄活用法【2026年版】で詳しく解説しています。
Q2:定期預金の金利は今後も上がるのか?
A:日銀の金融政策によって決まります。2026年現在、政策金利が上昇傾向にあるため、定期預金金利も上がる可能性があります。ただし、将来の確実な予測はできませんので、現在の金利で判断することが重要です。
Q3:複数の金融機関に定期預金を分けて預けてもいい?
A:問題ありません。むしろ、預金保険制度の保護範囲を最大限活用するため、複数の金融機関に分けて預けることをおすすめします。各金融機関で1,000万円までが保護されるため、1,000万円を超える資金を預ける場合は特に有効です。
Q4:定期預金の解約は途中でできる?
A:できますが、金融機関によって扱いが異なります。一般的に、途中解約する場合は、約定金利より低い利率が適用されることが多いです。詳細は各金融機関に確認しましょう。
まとめ
定期預金の金利は、金融機関の種類によって大きく異なります。メガバンクの普通預金が年0.4%であるのに対し、ネット銀行には1年もので年1%を超える定期預金を提供するところもあります。2026年現在、日銀の利上げが続いており、定期預金の金利も見直されています。
自分の資金計画に合わせて、複数の金融機関を比較し、最適な預け先を選ぶことが大切です。短期の貯蓄はHabittoの貯蓄口座で、長期の貯蓄はネット銀行や信用金庫の定期預金で、というように使い分けることで、効率的に資産を増やすことができます。
貯金の方法|ムリなく続けられる5つのコツと始め方を解説も参考にしながら、自分に合った貯蓄戦略を立ててみてください。
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参考・出典
- 日本銀行「金融政策決定会合」(2026年9月18日)
- 日本銀行「定期預金の預入期間別平均金利(新規受入分)」(2026年7月分、2026年9月8日更新)
- 信金中金 地域・中小企業研究所「信用金庫の預金動向(2026年3月末)」(2026年4月20日)
- 日本経済新聞「信金の個人預金、2年連続減少」(2026年9月10日)
- 預金保険機構「預金保険制度」(令和8年8月3日現在)
- 金融庁「預金保険制度」(現行制度)
- 日本経済新聞「日銀、9月政策金利1.25%へ 利上げ加速で物価上振れリスク回避」(2026年9月18日)
- 三井住友銀行「円預金金利」(2026年9月25日現在)
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※2026年10月1日から、0.8%(税引後0.637%)の金利は預金額100万円まで適用、それを超える預金については0.4%(税引後0.318%)、2026年11月1日からは0.5%(税引後0.398%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。
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