暗証番号を忘れたらどうする?カードの対処法と再設定方法を解説
暗証番号を忘れたらどうする?カードの4桁の暗証番号の対処法と再設定方法【2026年版】
ATMでお金を引き出そうとしたら、キャッシュカードの暗証番号が思い出せない——そんな経験はありませんか?普段あまり使わない口座や、久しぶりに使うカードだと、4桁の暗証番号がどうしても出てこないことがあります。
焦って何度も入力するとロックがかかってしまい、さらに面倒な手続きが必要になることも。
この記事では、暗証番号を忘れた場合の対処法を、銀行のキャッシュカード・デビットカード・クレジットカードそれぞれについて解説します。暗証番号がロックされてしまった場合の解決方法や、今後忘れないための管理のコツもまとめました。ご自身のカードの暗証番号について知りたい方はぜひ参考にしてください。
この記事のアドバイザー
記事監修アドバイザー認定済み髙山 千愛美(たかやま ちあみ)2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
投資スタイル: 長期積立分散を意識したインデックス投資/株主優待
暗証番号を忘れた場合にまずやること
暗証番号を忘れてしまったとき、まず確認しておきたいポイントが下記の3つです。
1. むやみに入力しない
「たぶんこの番号だったはず」と何度も試すのは避けてください。多くの金融機関では、ATMで暗証番号を連続3回程度間違えるとカードにロックがかかります。ロックがかかると、暗証番号の再設定やカードの再発行が必要になり、対処に時間がかかります。
2. 口座開設時の書類を確認する
口座開設時に暗証番号を控えた書類が手元に残っていないか確認しましょう。ただし、防犯上、暗証番号を書面で保管している金融機関は少なくなっています。見つからなくても、再設定の手続きで解決できます。
3. 銀行ごとの手続き方法を調べる
暗証番号を忘れた場合の対処法は銀行によって異なります。アプリやインターネットバンキングで再設定できる銀行もあれば、必ず店舗への来店が必要な銀行もあります。以下で詳しく見ていきましょう。
キャッシュカードの暗証番号を忘れた場合の対処法
キャッシュカードの4桁の暗証番号を忘れた場合、「暗証番号の再設定(再登録)」の手続きが必要です。対処の方法は銀行のタイプによって大きく分かれます。
メガバンクの場合
三菱UFJ銀行では、インターネットバンキング(三菱UFJダイレクト)からキャッシュカード暗証番号の再登録が可能です。ワンタイムパスワードの利用登録が済んでいれば、24時間いつでもスマートフォンアプリから手続きできます。
三井住友銀行やみずほ銀行では、暗証番号を忘れた場合は店舗窓口での手続きが必要です。ご本人さまが来店のうえ、本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)とキャッシュカードを持参して手続きを行います。防犯上、代理人による手続きやインターネットでの対応は受け付けていない銀行が多い点に注意してください。
ゆうちょ銀行の場合
ゆうちょ銀行では、ゆうちょ手続きアプリからの暗証番号再登録に対応しています。運転免許証・マイナンバーカード・在留カード・ゆうちょ認証アプリのいずれかを使って本人確認を行い、アプリの画面に沿って新しい暗証番号を設定できます。
アプリでの手続きが難しい場合は、通帳またはキャッシュカード・お届け印・本人確認書類を持参して、ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口で暗証番号照会の手続きを行います。この場合、後日、口座に登録の住所あてに転送不要の簡易書留で暗証番号が通知されます。
ネット銀行の場合
ネット銀行は店舗を持たないため、原則としてオンラインでの手続きになります。
たとえば住信SBIネット銀行では、キャッシュカード暗証番号のロックがかかった場合、サイトから仮ログインパスワードの再発行を行うことで暗証番号の再設定が可能です。SBI新生銀行では、お手続きフォームまたはチャット・電話予約フォームから再発行を依頼します。
楽天銀行の場合は、アプリまたはWebサイトから暗証番号の変更手続きを行います。
ネット銀行はスマートフォンやパソコンから手続きが完結するケースが多く、店舗に行く時間が取れない方にとっては対処しやすい仕組みになっています。詳細な手順は各銀行のサイトでご確認ください。ご利用中のカードの暗証番号がわからない場合は、まず利用している銀行のよくあるご質問ページやサポートページを確認していただくとスムーズです。
対処法の比較
| 銀行タイプ | オンライン再設定 | 店舗での手続き | 必要なもの |
|---|---|---|---|
| メガバンク(三菱UFJ) | ○(インターネットバンキング) | ○ | ワンタイムパスワード or 本人確認書類 |
| メガバンク(三井住友・みずほ) | × | ○(必ず来店) | キャッシュカード + 本人確認書類 |
| ゆうちょ銀行 | ○(アプリ) | ○ | 本人確認書類(アプリ)/ 通帳 + 届出印(窓口) |
| ネット銀行 | ○(サイト・アプリ) | ―(店舗なし) | ログイン情報 + 本人確認 |
窓口で手続きする場合、個人のお客さまの本人確認書類として使用できるのは運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・健康保険等の資格確認書などです。金融機関によって使用できる書類が異なるため、来店前に確認しておくとよいでしょう。
暗証番号を間違えてロックがかかった場合の解決方法
ATMで暗証番号を連続して間違えると、セキュリティ対策としてカードにロックがかかります。ロックがかかる回数は金融機関によって異なりますが、一般的には連続3回程度が目安です。
ロックの仕組み
ロックがかかると、そのカードではATMでの入出金やデビット決済ができなくなります。途中で正しい暗証番号を1回入力すれば誤入力のカウントはリセットされますが、連続して間違えた場合はリセットされません。
一部のネット銀行では、一定時間が経過するとロックが自動的に解除されるケースもあります。ただし多くの金融機関では、ロック解除に手続きが必要です。
ロック解除の方法
店舗がある銀行の場合:
ロックがかかったキャッシュカード・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)・お届け印を持参して窓口で手続きを行います。ロック解除と同時に新しい暗証番号への変更も可能です。
金融機関によってはロック解除ができず、カードの再発行が必要になる場合もあります。再発行には手数料(1,000円前後)がかかり、新しいカードが届くまで10日ほどかかることがあります。
ネット銀行の場合:
サイトやアプリから暗証番号の再設定手続きを行います。ネット銀行のキャッシュカード暗証番号のロック解除は比較的スムーズですが、デビット暗証番号のロック解除にはカード再発行が必要になるケースもあります(住信SBIネット銀行など)。
ロック中でも利用できるサービス
暗証番号のロック中でも、以下のサービスは利用できる場合があります。
・インターネットバンキングでの振込:ログインID・パスワードで操作するため、カード暗証番号とは無関係
・スマホATM:アプリの生体認証で入出金できるサービス(対応銀行のみ)
・通帳アプリでのATM入出金:ゆうちょ銀行では、カードがロック状態でもゆうちょ通帳アプリによるATM入出金が可能
Habittoの場合、ATMからの出金にはVisaデビット付きキャッシュカードの暗証番号が必要ですが、アプリ上での振込は取引パスワードと生体認証で行えます。暗証番号のロックが振込機能に影響することはないため、急ぎの送金が必要な場合はアプリからの操作で対応できます。
デビットカードの暗証番号を忘れた場合
デビットカードの暗証番号は、キャッシュカードの暗証番号と同じ場合もあれば、別々に設定されている場合もあります。
キャッシュカード一体型の場合
Visaデビット付きキャッシュカードなど、1枚のカードにキャッシュカード機能とデビット機能が一体化している場合、暗証番号が共通か別々かは銀行によって異なります。
三菱UFJ銀行のデビット一体型カードでは、キャッシュカード暗証番号はインターネットバンキングから再登録できますが、デビット機能の暗証番号を再設定するにはカードの再発行が必要です。
住信SBIネット銀行でも、デビット暗証番号を忘れた場合やロックがかかった場合はカード再発行が唯一の方法となっています。暗証番号を確認する方法や、再発行せずにロック解除をする方法はありません。
デビットカードの暗証番号がわからないときの対処
・まず利用している銀行のサイトやアプリで暗証番号の確認・変更が可能か調べる ・オンラインで再設定できない場合は、カード再発行の手続きを行う ・カード再発行には通常1〜2週間かかるため、その間はスマホ決済やアプリでの振込など代替手段を活用する
なお、デビットカードにはタッチ決済(Visaのタッチ決済など)に対応しているものがあり、少額の決済であれば暗証番号の入力なしで支払いが完了するケースもあります。HabittoのデビットカードもVisaのタッチ決済に対応しており、コンビニやスーパーなどでの日常的な支払いにスムーズに使えます。
クレジットカードの暗証番号を忘れた場合
クレジットカードの暗証番号は、カード申込時に自分で設定した4桁の番号です。ICチップ対応の店舗でカード決済する際や、海外ATMでキャッシングする際に入力を求められます。
確認・再設定の方法
クレジットカードの暗証番号を忘れた場合は、カード会社の会員サイトやアプリから暗証番号の照会・変更が可能なケースが多いです。
・Web会員サービスで確認:多くのカード会社では、ログイン後に暗証番号の確認ページから現在の暗証番号を照会できます
・電話で照会:カード裏面の電話番号に連絡し、本人確認のうえ暗証番号を郵送で通知してもらえます(登録住所あてに書面で届くまで数日かかります)
・アプリで変更:一部のカード会社ではアプリから暗証番号の変更手続きが可能です
クレジットカードの暗証番号を忘れたときの応急対応
店頭での支払い時に暗証番号が思い出せない場合、サイン(署名)で決済できるケースがあります。店舗や端末によっては暗証番号の入力が必須となっている場合もありますが、レジでスタッフに相談すれば対応してもらえることがほとんどです。
なお、クレジットカードの暗証番号を繰り返し間違えると、ネットワーク上でカードの利用が制限される場合があります。カード契約者ご本人さまが会員サイトまたはカード裏面のお問い合わせ窓口に連絡して、案内に沿ってお手続きください。法人カードの場合も基本的な手順は同様ですが、管理者の承認が必要になるケースがあります。
暗証番号を忘れないための5つの管理のコツ
暗証番号を忘れてしまうと、再設定の手続きに時間や手間がかかります。今後同じことを繰り返さないために、暗証番号の管理方法を見直しておきましょう。
1. 推測されにくい番号を自分だけのルールで作る
生年月日や電話番号、連続した数字(1234、0000)は避けてください。第三者に推測されやすいだけでなく、口座開設時に設定できない番号として指定されている場合もあります。
おすすめは、自分だけがわかるルールで番号を作る方法です。たとえば「好きな映画の公開年の下4桁」や「実家の郵便番号の上4桁」など、他人にはわからないけれど自分にとっては思い出しやすい情報をベースにすると安全性と覚えやすさを両立できます。
2. カードごとに異なる番号を設定する
すべてのカードに同じ暗証番号を設定していると、1枚のカードの暗証番号が漏洩した場合にすべてのカードが不正利用されるリスクがあります。カードごとに異なる番号を設定しておくのが安全です。
3. スマートフォンのパスワード管理アプリを活用する
iOSの「キーチェーン」やAndroidの「Googleパスワードマネージャー」、サードパーティ製のパスワード管理アプリを使えば、暗証番号を安全に保管できます。生体認証でロックを解除するタイプのアプリであれば、第三者に見られるリスクも低く抑えられます。複数のアプリから自分に合ったものを選択していただけます。
4. 紙に書いて保管する場合は別々に管理する
デジタルでの管理に抵抗がある方は、紙に暗証番号を記録して自宅の安全な場所に保管する方法もあります。カード番号と暗証番号は別々の場所に保管し、万が一どちらかが見つかっても悪用できないようにしておくことが大切です。財布やカードケースの中にメモを入れるのは避けてください。
5. 定期的にATMで入出金して番号を確認する
普段あまり使わない口座の暗証番号ほど忘れやすいものです。3〜6ヵ月に1回程度、少額でもATMで取引をして暗証番号を使う機会を作っておくと、忘れにくくなります。
よくあるご質問
Q. 暗証番号を忘れたことは銀行に知られますか?
暗証番号を忘れたこと自体が銀行に通知されることはありません。暗証番号の照会や再設定の手続きを行うと記録は残りますが、お客さまの信用情報に影響することはないので安心してください。
Q. 暗証番号のロックは自動で解除されますか?
金融機関によって異なります。一部のネット銀行やインターネットバンキングでは、一定時間経過後に自動でロックが解除されるケースもあります。多くの金融機関(特にキャッシュカードの暗証番号)では、窓口やアプリでの手続きが必要です。
Q. マイナンバーカードの暗証番号も同じ方法で再設定できますか?
マイナンバーカードの暗証番号は銀行の暗証番号とは管理が異なります。マイナンバーカードには利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁の数字)や署名用電子証明書の暗証番号(6〜16桁の英数字)などがあり、忘れた場合は住民票のある市区町村の窓口で再設定の手続きが必要です。健康保険証としてのマイナンバーカード利用(マイナ保険証)にも暗証番号が関わるため、忘れてしまうと医療機関での利用にも影響する場合があります。
Q. 暗証番号の再設定に手数料はかかりますか?
暗証番号の再設定自体は無料の金融機関がほとんどです。ただし、ロック解除ができずカードの再発行が必要になった場合は、1,000円前後の手数料と1〜2週間の発行期間がかかることがあります。
暗証番号を忘れてしまっても、手続きさえ行えば再設定やカード再発行で解決できます。面倒に感じる方は、普段からアプリでの生体認証やスマホ決済など、暗証番号を使わない方法を活用するのも一つの手です。
お金の管理で不安を感じたら、Habittoのアドバイザーに相談してみてください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも相談でき、口座の使い分けや家計管理のコツについてもアドバイスを受けられます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に利用してみてください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。暗証番号の再設定方法は金融機関によって異なりますので、具体的な手続きは各金融機関の公式サイトや窓口でご確認ください。