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貯金1000万円を貯める方法|年収別の割合とコツを解説【2026年版】

貯金1000万円を貯める方法|年収別の割合とコツを解説【2026年版】

「1000万円貯金したいけど、一体どうすればいいの?」

そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。1000万円という金額は、確かに簡単に達成できる目標ではありません。ただ、時間をかけて計画的に取り組めば、決して手が届かない金額でもありません。

この記事では、貯金1000万円を達成している人の割合から、具体的な貯め方のコツ、家計の見直し方法まで詳しく解説します。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み

一條 知亮いちじょう ともすけ保険業界で資産活用のサポートに携わり、15年目になります。お客様それぞれに未来予想図があり、お金の活かし方も人それぞれです。夢の実現のために、ご自身にとって最適な資産活用方法を一緒に楽しく考えてみませんか?相続診断士得意分野: 資産運用・保険・ライフプラン作成
投資スタイル: 生命保険での資産形成・外国株式の長期分散投資


貯金1000万円以上の人はどれくらいいる?

「1000万円も貯められる人って、実際どれくらいいるんだろう?」と気になりますよね。

金融経済教育推進機構(J-FLEC)の「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、金融資産1000万円以上を保有している割合は、単身世帯で21.5%、2人以上世帯で31.9%という結果でした。

意外に多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれだと思います。ただ、この数字を見ると「自分も頑張れば達成できるかも」という気持ちになりませんか?

年代別の1000万円保有割合

年代によって、1000万円以上貯めている人の割合は大きく異なります。

年代単身世帯2人以上世帯
20代3.2%8.7%
30代13.8%22.6%
40代21.7%29.8%
50代30.1%40.2%
60代33.5%42.7%
70代28.9%44.7%

20代で1000万円以上貯めている人は、単身世帯でわずか3.2%。100人に3人いるかどうかという水準です。ただ、年齢を重ねるにつれて割合は着実に増えていきます。

これは当然といえば当然で、働く年数が長くなれば貯められる金額も増えていくからです。


年収別の1000万円保有割合

「やっぱり高収入じゃないと1000万円は無理でしょ?」と思うかもしれません。

確かに年収が高いほど1000万円以上貯めている割合は高くなります。ただ、年収500〜750万円未満の世帯でも約4割が達成しているというデータもあります。

年収2人以上世帯の1000万円以上保有割合
300万円未満約8%
300〜500万円未満約25%
500〜750万円未満約40%
750〜1000万円未満約58%
1000万円以上約70%

注目したいのは、年収300万円未満でも約8%の人が1000万円以上を達成しているという点です。収入が少なくても、工夫次第で達成できる可能性はあるということですね。


貯金1000万円を達成するまでの期間シミュレーション

「毎月いくら貯めれば、どれくらいで1000万円に届くの?」

これは多くの人が気になるポイントだと思います。具体的にシミュレーションしてみましょう。

毎月の貯金額達成までの期間
月3万円約28年
月5万円約17年
月8万円約10年半
月10万円約8年4ヶ月
月15万円約5年半

たとえば25歳から月5万円ずつ貯金を始めれば、42歳頃には1000万円に到達します。月8万円なら35〜36歳で達成できる計算です。

もちろん、途中で収入が増えれば貯金額を増やすこともできますし、ボーナスを全額貯金に回せば期間をさらに短縮できます。


1000万円を効率よく貯めるための5つの方法

ここからは、貯金1000万円を達成するための具体的な方法を紹介します。

1. 先取り貯金を始める

貯金の基本中の基本が「先取り貯金」です。

給料が入ったら、生活費として使う前に貯金分を別口座に移してしまう方法です。「余ったら貯金しよう」という考え方だと、結局使ってしまってなかなか貯まりません。

先取り貯金を成功させるコツは、「自動化」することです。

具体的な方法としては、会社の財形貯蓄制度を利用する方法、銀行の自動積立定期預金を設定する方法、給与振込口座から貯蓄用口座への自動振替を設定する方法などがあります。

たとえば給料日に自動で別口座に一定額が移るように設定しておけば、手間なく確実に貯金ができます。最初から「ないもの」として生活するので、無理なく続けられます。

先取り貯金の目安は、手取り収入の15〜25%程度です。手取り25万円なら月3万7500円〜6万2500円くらいを目安に設定してみてください。最初は少なめからスタートして、慣れてきたら金額を増やしていく方法もおすすめです。

2. 家計の固定費を見直す

貯金を増やすには、支出を減らすことも大切です。特に効果が大きいのが「固定費」の見直しです。

固定費とは、毎月ほぼ同じ金額がかかる支出のこと。住居費、通信費、保険料、サブスクリプション費用などが該当します。

固定費の見直しが効果的な理由は、一度見直せばその効果がずっと続くからです。たとえば毎月のスマホ代を3000円下げられれば、年間3万6000円、10年で36万円の節約になります。

見直しやすい固定費としては、携帯電話料金(格安SIMへの乗り換えで月3000〜5000円の節約も可能)、使っていないサブスクリプションの解約、生命保険の保障内容の見直し(過剰な保障を減らす)、電気・ガス会社の切り替えなどがあります。

特に携帯電話料金は、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、月5000円以上節約できるケースも珍しくありません。

3. 高金利の口座を活用する

せっかく貯金するなら、少しでも金利の高い口座を選びたいですよね。

メガバンクの普通預金金利は0.3%程度ですが、ネット銀行には0.2〜0.6%の金利がつく口座もあります。

「0.3%と0.6%って、そんなに変わらないんじゃない?」と思うかもしれません。でも、100万円を1年間預けた場合の利息を比べてみると、金利0.3%の場合は約3000円(税引後約2,390円)、金利0.6%の場合は約6000円(税引後約4,781円)となります。2倍の差があります。

もちろん、金利だけで銀行を選ぶ必要はありません。使いやすさ、ATMの利便性、手数料なども考慮して、自分に合った口座を選んでください。

※Habittoの貯蓄口座では100万円まで年利0.6%(税引後0.478%)、100万円を超える部分は年利0.3%(税引後0.239%が適用されます。

4. 収入を増やす方法を考える

支出を減らすことと同時に、収入を増やすことも検討してみましょう。

収入を増やす方法としては、本業での昇給・昇格を目指す、副業を始める、資格取得でスキルアップする、転職で年収アップを狙うなどがあります。

「収入を増やすのは難しい」と感じるかもしれませんが、たとえば年収が50万円上がれば、その分を全額貯金に回すことで1000万円到達までの期間を大幅に短縮できます。

副業については、週末だけ働いて月3〜5万円の収入を得ている人も増えています。無理のない範囲で、収入を増やす方法を探してみてください。

5. 目標と期限を明確にする

「なんとなく1000万円貯めたい」という漠然とした目標より、「10年後の40歳までに1000万円貯める」と具体的に決めたほうが、達成しやすくなります。

目標と期限を決めることで、毎月いくら貯める必要があるかが明確になりますし、進捗状況も把握しやすくなります。「今年は目標の80%達成できた」などと確認できると、モチベーションも維持しやすいです。

目標を決めるときは、何のために貯めるのかも考えておくといいでしょう。住宅購入の頭金、子どもの教育費、老後資金、将来の独立資金など、目的があるとより頑張れます。


1000万円貯めるためにやってはいけないこと

貯金を成功させるために、避けたほうがいいこともあります。

無理な節約をしない

「食費を極限まで削る」「友達との付き合いを全部断る」など、極端な節約は長続きしません。ストレスがたまって反動で散財してしまうケースも多いです。

貯金は長期戦です。無理なく続けられる方法を選びましょう。

全額を普通預金に放置しない

1000万円が近づいてきたら、預け先についても考える必要があります。銀行が破綻した場合、預金保険制度で保護されるのは元本1000万円までとその利息分です。

1000万円を超える金額を貯める予定なら、複数の銀行に分散させることも検討してみてください。また、余裕資金の一部は新NISAなどを活用した投資に回すという選択肢もあります。

貯金だけに固執しない

貯金は大切ですが、自己投資や経験にお金を使うことも同じくらい重要です。資格取得やスキルアップのための学習、健康維持のための運動、人間関係を深めるための交際費など、将来の収入アップや豊かな人生につながる支出は、必要な投資として考えましょう。


よくある質問

Q. 貯金1000万円は何年で貯められる?

A. 毎月の貯金額によります。月5万円なら約17年、月8万円なら約10年半、月10万円なら約8年4ヶ月が目安です。ボーナスを活用すればさらに短縮できます。

Q. 20代で1000万円貯めるのは無理?

A. 簡単ではありませんが、不可能ではありません。22歳から月10〜11万円を貯め続ければ30歳で達成できます。実家暮らしや高収入の職種なら、20代での達成も現実的です。

Q. 貯金と投資、どちらを優先すべき?

A. まずは生活費3〜6ヶ月分の生活防衛資金を貯金で確保しましょう。その後、余裕資金については新NISAなどを活用した投資も選択肢に入れるといいでしょう。自分のリスク許容度に合わせて、バランスを考えてください。


まとめ

この記事では、貯金1000万円を達成するための方法について解説しました。

ポイントをおさらいすると

  • 1000万円以上の貯金がある人は、単身世帯で約21%、2人以上世帯で約32%(金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」)

  • 先取り貯金と固定費の見直しが効果的

  • 高金利の口座を選ぶことで、利息の差も積み重なる

  • 目標と期限を明確にすることで、達成しやすくなる

1000万円という金額は大きく感じますが、毎月コツコツと積み重ねていけば、確実に近づいていきます。まずは先取り貯金の仕組みを作ることから始めてみてください。

お金のことで迷ったら、専門家に相談してみるのも一つの方法です。Habittoでは国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に試してみてください。


※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。