電気代を節約する方法|家電・プラン・契約の見直しまで解説
電気代を節約する方法|家電・プラン・契約の見直しまで簡単に解説
電気代が高くなってきた、と感じている方は多いのではないでしょうか。実は、日々の生活習慣を少し変えるだけで、電気代は意外なほど抑えられます。
この記事では、家電の使い方から電力プランの見直しまで、今日からすぐに実践できる電気代の節約方法を解説します。特別な知識や大きな出費は必要ありません。コツコツ取り組むことで、年間で数千〜数万円の節約につながるケースもあります。
この記事のアドバイザー
記事監修アドバイザー認定済み田口 秀一(タグチ シュウイチ)外資系金融機関で10年以上の経験を通し、主に「投資初心者」向けに、「賢い家計の見直し術」から「ゼロからの投資の始め方」などのオーダーメードでサポートをしてきました。何事も興味を持ったタイミングが始め時です。不安もあるかもしれませんが、この機会に一緒に最初の一歩を踏み出しましょう!得意分野: 資産運用・生命保険
電気代節約の基本:どこで使っているかを把握する
まず知っておきたいのが、家庭の電気はどの家電に使われているか、という点です。
資源エネルギー庁の調査によると、一般家庭の電気使用量の内訳はおおむね以下のとおりです(季節や家族構成によって変わります)。
エアコン:約25〜30%
冷蔵庫:約15〜20%
照明:約15%
テレビ・AV機器:約10%
温水洗浄便座・給湯:約5〜10%
その他家電・待機電力:残り
エアコンと冷蔵庫だけで、家庭の電気使用量の約4割を占めます。節電効果を上げたいなら、この2つから手をつけるのが合理的です。
エアコンの節電術|効果が大きい方法から紹介
フィルター掃除で消費電力を下げる
エアコンのフィルターが詰まると、送風効率が落ち、同じ温度を出すために余分な電力を消費します。資源エネルギー庁の省エネ情報によると、フィルターを定期的に掃除することで、消費電力を約25%削減できるとされています。
月に1〜2回、フィルターを取り出して水洗いするだけで効果があります。手間もコストもほぼゼロで、節電効果は確実にあります。
設定温度の目安を知る
環境省が推奨する室温の目安は、夏は28℃、冬は20℃です。設定温度を1℃変えるだけで、消費電力が約10%変わるといわれています。快適さを損なわない範囲で、設定温度を見直してみましょう。
「つけっぱなし」は状況による
短時間(30分以内)の外出では、エアコンを消して再起動するよりもつけっぱなしにしておく方が電力を節約できる場合があります。エアコンは起動時に多くの電力を使うためです。ただし、長時間の外出では消した方が節約になります。
冷蔵庫の省エネ方法|庫内の使い方を見直す
詰め込みすぎに注意
冷蔵室は食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、余計な電力を消費します。一方、冷凍室は食品を詰め込んだ方が保冷効果が高まり、省エネになります。使い分けが大切です。
設定温度は季節に合わせて調整する
冷蔵庫の設定温度は「強」にしたままにしている家庭が多いですが、冬場は「中」や「弱」に下げることで電力消費を抑えられます。庫内温度は一般に4〜6℃が適切とされています。
熱いものをすぐ入れない
熱い食品をそのまま冷蔵庫に入れると、庫内の温度を上げるために余計な電力を使います。粗熱を取ってから冷蔵庫へ。これだけで消費電力量を抑えることができます。
古い冷蔵庫の買い替えも検討を
省エネ基準は年々引き上げられており、10年以上前の冷蔵庫と最新の省エネ製品では、年間の消費電力量に大きな差があります。資源エネルギー庁の省エネ型製品情報サイト「しんきゅうさん」では、製品ごとの年間電気代の目安を比較できます。買い替えを検討する際の参考になります。
照明のLED化で電気代節約
電球型蛍光灯・白熱電球はLEDへ
白熱電球と比べると、LED電球の消費電力は約80%少なく、蛍光灯と比べても約40〜50%の節電効果があるとされています(一般社団法人日本照明工業会の資料より)。LED電球の価格は以前より大幅に下がっており、製品寿命も長い(一般的に約40,000時間)ため、長期的にはコストが下がります。
まだ白熱電球を使っている照明がある場合は、切れたタイミングでLEDへ交換するだけで節電効果があります。
使っていない部屋の照明はこまめに消す
当たり前のように聞こえますが、家族全員の習慣として定着させると積み重ねの節電量は大きくなります。人感センサー付きの照明を取り付けるのも効果的です。
その他の家電の節電方法
待機電力を減らす
待機電力とは、電源を切っていてもコンセントに挿さっているだけで消費される電力のことです。資源エネルギー庁によると、一般家庭の年間消費電力量のうち約6%が待機電力によるものとされています。
テレビ、ゲーム機、電子レンジなど、長時間使わない機器はコンセントから抜くか、スイッチ付きの電源タップを使うことで待機電力をカットできます。
温水洗浄便座の節電設定を使う
温水洗浄便座には、節電モードや便座ヒーターのオフ機能が付いているものが多くあります。不使用時の便座保温をオフにするだけで、年間数百円〜千円程度の節約につながる製品もあります。使用していない時間帯に合わせてタイマーを設定するのも効果的です。
洗濯機はまとめ洗いで効率よく
洗濯機の電力消費は、1回の洗濯あたりの量よりも、1日に何回回すかで変わります。少ない量でこまめに回すよりも、まとめて洗う方が全体の消費電力量を抑えられます。
電力会社・プランの契約を見直す
電力の小売自由化で選択肢が広がった
2016年4月から、一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになりました。これにより、生活スタイルに合ったプランや電力会社を選ぶことができます。
電力プランには大きく分けて以下の種類があります。
従量制プラン:使った分だけ料金がかかる一般的なプラン
時間帯別プラン:夜間・深夜の電気代が安いプラン。洗濯や食洗機を夜間に使う家庭に向いています
オール電化向けプラン:給湯や調理も電気で賄う家庭向けに設計されたプラン
再生可能エネルギープラン:環境負荷を重視する方向け
使用量や生活時間帯によって、どのプランが最適かは異なります。
契約アンペア数を確認する
電力の基本料金は、契約しているアンペア数に応じて決まります。実際の使用量に対してアンペア数が高すぎる場合、基本料金を下げることができます。ただし、同時に多くの家電を使う家庭では、アンペア数を下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなります。電力会社のウェブサイトや電話窓口で相談すると、最適なアンペア数の目安を教えてもらえます。
プランの比較は電力会社の公式サイトか、政府の比較サービスで
国の機関「電力・ガス取引監視等委員会」が運営する「電力・ガス比較サイト」では、各電力会社のプランを一覧で比較できます。客観的なデータで比較できるので、プラン変更を検討する際は参考になります。
節約した電気代の行き先も考えておく
電気代を節約した分が何となく使えてしまう、という経験はないでしょうか。節約の効果を実感するためには、浮いたお金の行き先を決めておくのが大事です。
たとえば毎月2,000円の電気代を節約できたとすると、年間では24,000円になります。この金額を、条件なしで年利0.6%がつくHabittoの貯蓄口座に移すだけで、少しずつお金が育ちます。節約とセットで貯蓄の仕組みを作ると、家計全体が整いやすくなります。
電気代節約のコツをまとめると
節電の効果が大きい順に整理するとこうなります。
エアコンのフィルター掃除:月1〜2回、消費電力を最大25%削減
電力プラン・契約の見直し:生活スタイルに合ったプランで基本料金を最適化
冷蔵庫の使い方の見直し:詰め込み方・設定温度で消費電力量を調整
照明のLED化:白熱球から交換するだけで消費電力を約80%削減
待機電力のカット:年間消費電力量の約6%を削減できる可能性
温水洗浄便座の節電設定:使わない時間帯のヒーター・保温をオフ
いずれも初期費用ゼロ〜小さな投資で始められます。すべてを一度にやろうとすると続かないので、できそうなものから一つずつ取り組むのが長続きのコツです。
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※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。