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円安はいつまで続く?2026年の現状と個人ができる対策を解説

円安はいつまで続く?2026年の経済状況と個人ができる対策を解説

2024年に一時161円台後半まで進んだ円安は、2025年も断続的に続きました。2025年の為替相場は前半に日米金利差縮小への期待から4月には一時140円台まで円高が進みましたが、後半にかけてはアメリカのインフレ再燃懸念と日銀の利上げについての慎重な姿勢から流れが反転しました。11月には再び157円台まで円安が進み、2026年に入ってからも円安基調が続いています。

円安は輸入物価の上昇を通じて、食料品・エネルギーなど日常生活に直結するコストを押し上げます。この記事では、現在の円安の主な原因、生活への影響、そして個人ができる資産・生活防衛の対策を解説します。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み

田口 秀一タグチ シュウイチ外資系金融機関で10年以上の経験を通し、主に「投資初心者」向けに、「賢い家計の見直し術」から「ゼロからの投資の始め方」などのオーダーメードでサポートをしてきました。何事も興味を持ったタイミングが始め時です。不安もあるかもしれませんが、この機会に一緒に最初の一歩を踏み出しましょう!得意分野: 資産運用・生命保険


2026年4月末時点の円安の現状

2026年の為替相場は前半と後半で展開が異なる可能性があります。前半は米国経済の底堅さを背景に円安基調が継続すると見られています。しかし後半にかけては、米国の利下げが視野に入り、一方で日本銀行が追加利上げに踏み切る可能性などから、日米の金融政策の方向性の違いが明確化し、円高方向への転換点を迎えるシナリオが考えられます。

2026年4月時点では、米ドル/円相場は1ドル=158〜159円台で推移しており、2024年の161円台後半をピークとする歴史的な円安水準に近い状態が続いています。日本銀行は4月の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決定しましたが、輸入エネルギーコストの上昇を踏まえインフレ見通しの引き上げが議論されており、市場は今後の追加利上げの時期を慎重に見極めています。一方で、米国でも利下げの時期がずれ込む観測が強まっており、日米金利差の縮小ペースは限定的です。複数の金融機関の見通しでは、2026年の年末にかけて150円前後への緩やかな円高を予想する声がある一方、160円に接近する局面では為替介入への警戒感も根強く、大幅な円安解消は依然として期待しにくい状況です。


円安が続く主な要因

日米の金利差

現在の円安の主な要因は日米間の金利差の拡大です。アメリカでは2022年からインフレ対策として大幅な利上げを実施し、長期金利が4%台で推移しています。日本も2024年以降、日銀がマイナス金利の解除・段階的な利上げを進めていますが、日米の金利水準の差はまだ大きく、円を売ってドルを買う動きが続いています。

2025年12月、日銀は0.25%の追加利上げを決定しました。通常であれば円高要因となるはずですが、市場の反応は「円売り」でした。この背景には、利上げそのものが事前に織り込まれていたことに加え、日銀から示された今後の展望が極めて慎重だったことが挙げられます。

高市政権の財政政策への市場の見方

2025年後半に誕生した高市政権の経済政策が、結果として円安を後押ししたとの見方もあります。国内外の政治的な安定性や政策の方向性は、投資家の心理を通じて為替レートを動かす要因となります。

高市政権の拡張的な財政政策と日銀の緩やかな利上げペースを材料とする投機的な円売りが影響しているとも推測されます。

構造的な円売り圧力

日本の貿易収支の赤字傾向、少子高齢化による財政への懸念、日本の家計による海外資産への投資拡大なども、中長期的な円売り圧力として働いています。日米の金利差がある程度残ることや、日本の家計による海外資産への分散投資など、近年の国際収支の構造変化を踏まえると、大幅に円高が進む可能性は低いと思われます。


円安が生活に与える影響

食料品・エネルギー価格の上昇

総務省が発表した2025年の消費者物価上昇率は生鮮食品を除いて3.1%と、2024年の2.5%から加速しました。コメを中心とする食料品の値上がりが全体を押し上げ、円安が続けば輸入品の価格上昇でインフレ圧力がさらに高まり、家計の重荷が増す可能性があります。

日本は食料品やエネルギーの多くを輸入に頼っているため、物価が為替レートの影響を大きく受けます。輸入する際に円の価値が低いほど、同じ量の食料・燃料を仕入れるためにより多くの円が必要になります。このコスト増が最終的に消費者価格に転嫁されます。

輸出企業・インバウンドへのプラスの面

一方、輸出企業にとっては製品の価格競争力が高まり、海外での売上増加が見込める点は円安のメリットです。また、海外からの旅行者の増加により、観光産業の活性化も期待できます。ただし、このメリットは主に輸出企業や観光業に集中し、家計全体では輸入コスト上昇による負担増の影響の方が大きいと感じる方が多いのが現状です。


円安はいつ終わるのか:3つの条件

円安が収束に向かうためには主に3つの条件が整う必要があります。第一の条件はアメリカの景気が落ち着き金利が順調に下がり続けることです。第二の条件は日銀による継続的な利上げです。第三の条件は世界の投資家からの日本政府の財政運営への不安が和らぐことです。

今の日本は円安か金利上昇かのいずれかを受け入れなければならず、2022年以降は円安を選んできたが、2026年以降はいよいよ金利上昇を選ぶかという状況にあるという指摘もあります。

これら3つの条件が同時に整うシナリオには不確実性が多く、専門家の間でも2026年末の為替水準については幅広い見通しが示されています。


個人ができる円安対策

対策1:外貨建て資産で通貨を分散する

円安が進む局面では、円だけで資産を保有していると、円の購買力の低下に伴い実質的な資産価値が目減りします。外貨建て資産(外国株式・外国債券・外貨預金など)を保有することで、為替変動リスクを分散できます。

ただし、外貨建て資産は円高に転じた際に円換算での評価額が下がるリスクもあります。自分のリスク許容度に合わせた配分が大切です。

対策2:インフレに強い資産への分散を検討する

インフレ対策として代表的な資産には、金(ゴールド)などの実物資産や株式、投資信託などの有価証券があります。

株式や投資信託は、企業が物価上昇を価格に転嫁することで収益を維持・拡大する場合があり、長期的に見てインフレへの耐性が期待できます。ただし元本割れのリスクがあるため、長期・分散・積立の考え方を基本にすることが重要です。

対策3:円資産の中でも金利の高い選択肢を活用する

円安・インフレ環境では、低金利の口座に円を置いておくだけでは実質的な購買力が目減りしていきます。円資産として保有するならば、少しでも金利の高い口座を選ぶことが意味を持ちます。

たとえばHabittoの貯蓄口座は、条件なしで年利0.6%(税引後0.478%)の金利が100万円まで適用されます。100万円を1年間預けた場合、利息は約6,000円(税引後約4,780円)になります。投資のような元本割れリスクなく、確実に利息を受け取れる円資産の置き場として活用できます。

対策4:固定費を見直して家計の耐性を高める

円安・物価高が家計を直撃する局面では、支出の構造を見直すことが有効です。スマートフォン代・サブスクリプションサービス・保険料など、月々の固定費を一度整理することで、物価上昇分の負担を吸収できる余裕が生まれます。

支出が増えた分を補うために無理に収入を増やそうとするより、まず出ていくお金を最適化する方が着実に家計を守ることにつながります。

対策5:新NISAを活用した長期の資産形成

新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)は、運用益や配当が非課税になる制度です。円安・インフレ局面での長期的な資産形成の手段として、活用を検討する価値があります。少額から始められる積立投資は、時間を分散することで価格変動リスクを平準化できます。


2026年の円安を受けた政府・日銀の動き

直近では、2026年1月23日に為替介入の前段階であるレートチェックが行われたと見られています。このとき円相場は159円から155円まで円高が進みました。政府・日銀は特定の為替水準を防衛するために介入を行うわけではなく、投機的な動きによる急激な変動を抑制することを目的としています。

高市政権下においても、片山さつき財務相から円安に対する口先介入が行われていることが確認されています。急激な円安が進んだ場面では、何らかの政策対応が入る可能性があることは、引き続き意識しておく必要があります。


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※投資にはリスクが伴います。元本割れの可能性があります。詳細は各商品の説明書をご確認ください。

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※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の投資・金融アドバイスではありません。為替相場の予測を保証するものではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。

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