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振込手数料を安くする方法【2026年版】節約のポイントと口座選びを解説

振込手数料を安くする方法【2026年版】節約のポイントと口座選びを解説

「振込のたびに手数料がかかるのが地味に痛い……もっと安くする方法はないのかな」

そう感じている方は少なくありません。一般社団法人全国銀行協会「よりよい銀行づくりのためのアンケート(報告書)」(2024年10月)によると、主利用金融機関への不満理由として「手数料が有利でない」が上位に挙げられています。振込手数料は1回あたりの金額は小さくても、積み重なると家計への負担になります。

この記事では、振込手数料が発生する仕組みから、手数料を安く抑える具体的な方法まで、わかりやすく解説します。口座選びや送金サービスの活用など、今日から実践できるポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


この記事のアドバイザー


振込手数料とは?発生する仕組みを解説

振込手数料とは、銀行などの金融機関を通じてお金を送金する際にかかる手数料のことです。「なぜ手数料が発生するの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。

振込手数料は、大きく2つのコストで構成されています。1つ目は「銀行間手数料(全銀ネット手数料)」で、送金元の銀行と受取先の銀行の間でお金のやり取りをする際にかかる費用です。2つ目は「仕向銀行の費用・利益」で、各銀行が独自に設定する金額です。

一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)「為替取引に係る銀行間手数料の見直しについて」(2021年3月18日発表)によると、2021年10月から銀行間手数料は一律62円に引き下げられました。それ以前は、3万円未満117円・3万円以上162円という金額が40年以上据え置かれていたため、大幅な見直しといえます。

この62円は「被仕向対応コスト50円+為替事業利益相当分12円」で構成され、5年ごとに見直される仕組みです。消費者が実際に支払う振込手数料は、この62円に仕向銀行の費用・利益が上乗せされた金額になります。


振込手数料の種類|チャネルによって金額が変わる

振込手数料は、どのチャネルを利用するかによって金額が異なります。主な種類を確認しておきましょう。

窓口振込

銀行の店舗窓口で手続きをする振込は、最も手数料が高くなる傾向があります。スタッフが対応するコストが反映されるためで、他行宛の場合は数百円かかることが一般的です。

ATM振込

ATMを使った振込は、窓口よりも手数料が安くなることが多いです。ただし、ATMの種類や時間帯によって金額が変わる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。

インターネットバンキング振込

インターネットバンキングを利用した振込は、ATMや窓口と比べて手数料が安く設定されていることが多く、無料になるケースもあります。総務省「令和6年版 情報通信白書」によると、2023年のスマートフォンによるインターネット利用率は72.9%に達しており、インターネットバンキングの活用は身近な選択肢になっています。


振込手数料を安くする方法7選

振込手数料を節約するための方法はいくつかあります。自分の利用状況に合ったものを選ぶことが大切です。

方法① インターネットバンキングを活用する

窓口やATMではなく、インターネットバンキングで振込手続きをするだけで手数料を安く抑えられます。多くの銀行がインターネットバンキング経由の振込に割引を設けており、同一銀行内(同行)の振込であれば無料になることも少なくありません。

全国銀行協会のアンケート(2024年10月)によると、半年に1回以上インターネットバンキングを利用する人の割合は55%で、店舗窓口(41%)を上回っています。すでに多くの方がインターネットバンキングを日常的に活用しているのがわかります。

方法② 同じ銀行の口座間で送金する

振込手数料は、同じ銀行内の口座間(同行振込)であれば無料、または安く設定されていることがほとんどです。取引先や家族と同じ銀行の口座を使うことで、振込コストをゼロにできる場合があります。

方法③ ネット銀行の口座を利用する

ネット銀行は店舗を持たない分、運営コストが低く、振込手数料が安い傾向があります。一般社団法人全国銀行協会「よりよい銀行づくりのためのアンケート(報告書)」(2024年10月)では、インターネット専業銀行の満足度が「満足している」約4割と他業態より高く、満足(計)では99.2%で最高となっています。満足理由として「手数料が有利」が上位に挙げられており、ネット銀行のメリットが数字にも表れています。

方法④ ことら送金を活用する

「ことら送金」は、株式会社ことらが提供する個人間送金サービスです。1回あたり10万円以下の送金であれば手数料無料で利用でき、2024年12月18日時点で390の金融機関が参画しています(出典:株式会社ことら公式サイト)。家族への仕送りや友人との割り勘など、少額の個人間送金に活用できる方法です。

方法⑤ 振込回数をまとめる

複数の振込を一度にまとめて行うことで、手数料の発生回数を減らせます。たとえば、月に4回に分けて振り込んでいたものを月1回にまとめるだけで、手数料を大幅に削減できます。

方法⑥ 口座振替(自動引き落とし)に切り替える

定期的な支払いがある場合は、口座振替に切り替えることで振込手数料そのものをなくせます。家賃や光熱費など、毎月決まった支払いは口座振替が使えないか確認してみましょう。水道光熱費の節約方法についても参考にしてみてください。

方法⑦ 各銀行の無料条件を確認する

銀行によっては、一定の条件を満たすと振込手数料が無料になるサービスを提供していることがあります。給与口座に指定する、残高を一定額以上維持するなど、条件はさまざまです。自分がよく使う銀行の無料条件を確認しておくと、節約につながります。


計算例で見る|振込手数料の節約効果

実際の数字で振込手数料の節約効果を確認してみましょう。

計算例① 窓口からインターネットバンキングへの切り替え

たとえば、他行宛の振込を毎月2回、窓口で行っている場合を考えます。

- 窓口振込手数料(他行宛):1回あたり660円(税込)と仮定

- インターネットバンキング振込手数料(他行宛):1回あたり330円(税込)と仮定

| チャネル | 1回あたり | 月2回 | 年間(12か月) |

|---|---|---|---|

| 窓口 | 660円 | 1,320円 | 15,840円 |

| インターネットバンキング | 330円 | 660円 | 7,920円 |

| 節約額 | 330円 | 660円 | 7,920円 |

年間で約7,920円の節約になります。チャネルを変えるだけでこれだけのコスト削減が実現できます。

計算例② ことら送金を活用した場合

友人との食事代を毎月2回、1回あたり5,000円ずつ送金するケースを考えます。ことら送金は10万円以下の個人間送金が手数料無料のため、振込手数料はゼロになります。

- 一般的な振込手数料(他行宛、インターネットバンキング):1回あたり330円と仮定

- 月2回の振込手数料:660円

- 年間の振込手数料:7,920円

ことら送金を使えば、この7,920円がそのまま節約できます。少額の個人間送金には、ことら送金のような無料サービスを積極的に活用するのがおすすめです。


振込手数料の負担に関する法律上の注意点

振込手数料に関して、法律面でも知っておきたいポイントがあります。

2026年1月1日に施行された「中小受託取引適正化法(取適法)」により、合意の有無にかかわらず、振込手数料を中小受託事業者(下請事業者)に負担させて代金から差し引くことは、「減額」に該当する違反行為となりました(出典:公正取引委員会「トリテキ法の確認ポイントー代金編ー」)。

フリーランスや副業として仕事を受けている方は、取引先から振込手数料を差し引かれて支払われていないか確認しておくことが大切です。もし心当たりがある場合は、公正取引委員会のガイドラインを参考に、取引先との話し合いを検討してみてください。


Habittoの貯蓄口座で振込コストを意識した口座管理を

振込手数料の節約と合わせて考えたいのが、普段使いの口座選びです。毎月の振込コストを抑えながら、貯蓄もしっかり育てていくことが、家計全体の最適化につながります。

Habittoの貯蓄口座は、条件なしで年利0.7%(税引後0.557%)の金利がつく普通預金口座です。メガバンクの普通預金金利が年0.3%であることと比べると、Habittoは約2.3倍の金利水準です。

たとえば、100万円を1年間預けた場合の利息を比べてみましょう。

| 銀行 | 金利(年利、税引前) | 1年間の利息(税引後概算) |

|---|---|---|

| メガバンク(普通預金) | 0.3% | 約2,394円 |

| Habitto(貯蓄口座) | 0.7% | 約4,780円 |

差額は約2,386円。振込手数料を節約した分を貯蓄に回すことで、さらに効果的にお金を育てることができます。

口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。低収入でも貯金する方法を参考にしながら、節約と貯蓄を組み合わせた家計管理を始めてみてはいかがでしょうか。


銀行選びのポイント|振込手数料と金利を比較して選ぶ

振込手数料を節約するうえで、口座を持つ銀行選びは重要なポイントです。銀行を選ぶ際には、振込手数料の安さだけでなく、金利や使いやすさも合わせて比較することをおすすめします。

比較すべき主なポイント

| 比較項目 | 確認すること |

|---|---|

| 振込手数料 | 同行・他行、チャネル別の金額 |

| 無料条件 | 給与口座指定・残高維持など |

| 金利 | 普通預金・定期預金の金利水準 |

| ATM手数料 | 自行・提携ATMの利用条件 |

| アプリの使いやすさ | スマホでの手続きのしやすさ |

三井住友銀行をはじめとするメガバンクは、全国に店舗やATMがあり安心感がある一方、手数料や金利の面ではネット銀行と比べて見劣りする場合があります。日常的な振込が多い方は、インターネットバンキングの使いやすさや手数料の安さを重視して口座を選ぶと、長期的なコスト削減につながります。


よくある質問

Q. 同行振込と他行振込で手数料はどれくらい違いますか?

A. 多くの銀行で、同行(同じ銀行の口座間)の振込は無料または安く設定されています。他行宛の振込は、チャネルによって異なりますが、インターネットバンキングでも数百円程度かかることが一般的です。具体的な金額は各銀行の公式サイトで確認してください。

Q. ことら送金はどんな場合に使えますか?

A. ことら送金は1回あたり10万円以下の個人間送金に利用できます。家族への送金、友人との割り勘、フリマの代金支払いなど、個人間の少額送金に適しています。2024年12月18日時点で390の金融機関が参画しているため、使える場面は広がっています。

Q. 振込手数料を差し引いて支払われた場合はどうすればいいですか?

A. 2026年1月1日施行の中小受託取引適正化法(取適法)により、合意なく振込手数料を代金から差し引くことは違反となりました。まずは取引先に確認し、改善されない場合は公正取引委員会への相談も選択肢の一つです。


まとめ|振込手数料の節約は「方法」と「口座」の両輪で

振込手数料の節約は、利用するチャネルを変えるだけで大きな効果が出ます。窓口からインターネットバンキングへの切り替え、ことら送金の活用、同行振込の積極的な利用など、方法はさまざまです。

大切なのは、節約した手数料コストを「ただ使わない」のではなく、貯蓄や資産形成に回すことです。300万円を貯める方法を参考に、振込手数料の節約で生まれた余裕を着実に貯蓄へとつなげてみてください。

お金の管理で迷うことがあれば、Habittoのアドバイザー相談も気軽にご利用ください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも、チャットまたはオンラインセッションで相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。

また、貯蓄を始めたいけれど、どの口座を選べばいいか迷っている方は、条件なしで年利0.7%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。


※0.7%(税引後0.557%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。


参考・出典

- 一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク「為替取引に係る銀行間手数料の見直しについて」(2021年3月18日発表)

- 一般社団法人全国銀行協会「よりよい銀行づくりのためのアンケート(報告書)」(2024年10月)

- 公正取引委員会「トリテキ法の確認ポイントー代金編ー」(令和8年1月1日施行)

- 株式会社ことら公式サイト「ことら送金」利用者向けページ

- 総務省「令和6年版 情報通信白書」(2024年)

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