銀行口座は複数持つべき?お金が貯まる使い分け方3パターン
銀行口座は複数持つべき?お金が貯まる使い分け方3パターンを解説
「銀行口座、1つしか持ってないけど大丈夫かな?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、お金を上手に管理している人の多くは、複数の銀行口座を目的別に使い分けています。家計簿アプリZaimの調査によると、ユーザー1人あたり平均3.5個以上の銀行口座を持っているそうです。
この記事では、銀行口座を複数持つメリットから、具体的な使い分け方、口座選びのポイントまでわかりやすく解説します。
この記事のアドバイザー
記事監修アドバイザー認定済み髙山 千愛美(たかやま ちあみ)2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
投資スタイル: 長期積立分散を意識したインデックス投資/株主優待
なぜ銀行口座は複数持ったほうがいいの?
銀行口座を1つだけで管理していると、給与が入っても生活費や貯金がごちゃまぜになり、「気づいたらお金がない…」という状況になりがちです。
複数の口座を持つことで得られるメリットは主に3つあります。
お金の流れが見える化できる
生活費と貯金を同じ口座で管理すると、今月いくら使ったのか、いくら貯まっているのかが把握しづらくなります。口座を分けるだけで、残高を見ればすぐに状況がわかるようになります。
使いすぎを防げる
貯金用の口座を別に持っておくと、「このお金には手をつけない」という意識が働きます。先に貯金分を移してしまえば、残ったお金でやりくりする習慣が自然と身につきます。
万が一のリスクに備えられる
銀行のシステムトラブルや、万が一の破綻時にも、複数の口座に分散しておけば全額が使えなくなるリスクを減らせます。預金保険制度では1金融機関あたり元本1,000万円までが保護されるので、それ以上の預金がある場合は分散が安心です。
銀行口座の使い分け方:基本の3パターン
複数の口座をどう分けるか迷ったら、まずは「使う」「貯める」「備える」の3つで考えてみましょう。
1. 使う口座(生活費用)
給与が振り込まれる口座、またはそこから生活費を移す口座です。家賃やクレジットカードの引き落とし、日々の買い物に使います。
選ぶときのポイント
ATM手数料や振込手数料が安い
利用しやすいATMが近くにある
デビットカードが使える(支出管理に便利)
生活費用の口座は出入りが多いので、手数料の無料回数が多い銀行を選ぶとムダな出費を防げます。
たとえばデビットカードを活用すると、口座残高の範囲でしか使えないため、クレジットカードのような使いすぎの心配がありません。Habittoのデビットカードは利用額の0.8%が翌月現金でキャッシュバックされるので、支出管理と節約が同時にできます。
2. 貯める口座(貯蓄用)
将来の大きな支出や、老後資金などを貯めるための口座です。この口座のお金には原則として手をつけません。
選ぶときのポイント
普通預金金利が高い
条件なしで高金利が適用される
簡単に引き出せない仕組みがある(心理的ブレーキになる)
貯蓄用口座では金利の高さが重要です。2025年12月の日銀利上げを受けて、各銀行の普通預金金利は上昇傾向にあります。2026年2月には多くの銀行で金利が引き上げられました。
| 銀行名 | 普通預金金利(税引前) | 条件 |
|---|---|---|
| あおぞら銀行BANK | 0.5%→**0.75%**(2/2〜、100万円まで) | なし |
| Habitto | 0.5%→**0.6%**(2/1〜、100万円まで) | なし |
| 楽天銀行 | 0.28%→**0.38%**(2/1〜、1,000万円まで) | マネーブリッジ連携 |
| auじぶん銀行 | 0.21%→**0.31%** 最大0.65%(2/1〜) | プレミアム金利優遇で最大 |
| UI銀行 | 0.2%→**0.3%〜0.5%**(2/2〜) | 女神のサイフ/はたらくサイフ等で0.5% |
| メガバンク3行 | 0.2%→**0.3%**(2/2〜) | なし |
※太字は2月以降の改定金利。金利は変動する場合があります。
たとえば100万円を年利0.6%で1年間預けると、約6,000円(税引後約4,782円)の利息がつきます。メガバンクの現行金利0.3%(税引後約2,391円)と比べると、年間で約3,000円(税引前)の差になります。
※Habittoの貯蓄口座では、100万円まで年利0.6%(税引後0.478%)が条件なしで適用されます。100万円を超える部分は0.3%(税引後0.239%)となります。金利は変動する場合があります。
3. 備える口座(緊急予備資金用)
冠婚葬祭、医療費、家電の買い替えなど、突発的な出費に備えるための口座です。
選ぶときのポイント
すぐに引き出せる
ATMが使いやすい
貯蓄口座とは別にしておく
緊急予備資金の目安は生活費の3〜6ヶ月分といわれています。この口座があることで、急な出費が発生しても貯蓄用口座に手をつけずに済みます。
口座の使い分け、具体的なお金の流れ
実際にどうやってお金を動かすのか、具体例で見てみましょう。
毎月の給与が25万円の場合
給与が「使う口座」に入金される
給与日に5万円を「貯める口座」に自動で移す(先取り貯蓄)
2万円を「備える口座」に移す
残り18万円で1ヶ月の生活費をやりくり
先取り貯蓄のコツは、給与日に自動で資金が移動するよう設定しておくことです。ネット銀行の多くは、他行から毎月決まった日に手数料無料で入金できる「自動入金サービス」を提供しています。手動で移す手間がなくなり、貯金が続きやすくなります。
銀行口座を選ぶときの4つのチェックポイント
複数の口座を持つとき、それぞれの目的に合った銀行を選ぶことが大切です。
1. 手数料
ATM出金手数料と他行宛振込手数料をチェックしましょう。月に何回まで無料になるかは銀行によって大きく異なります。
2. 金利
特に貯蓄用口座では普通預金金利が重要です。条件付きで高金利になる銀行も多いので、自分がその条件を満たせるかも確認しましょう。
3. 利便性
よく使うATMが近くにあるか、スマホアプリが使いやすいかもポイントです。ネット銀行はコンビニATMが使えることが多いですが、無料で使える回数は確認が必要です。
4. 証券口座との連携
投資も視野に入れるなら、証券口座と連携できる銀行を選ぶと資金移動がスムーズです。連携することで普通預金金利が上がる銀行もあります。
銀行口座を増やすときの注意点
口座を増やしすぎると、管理が煩雑になることもあります。
IDやパスワードの管理
銀行ごとにログイン情報が必要なので、安全に管理する仕組みが必要です。パスワード管理アプリを使うか、紙に書いて安全な場所に保管するなど、自分に合った方法を決めておきましょう。
休眠口座に注意
使わなくなった口座をそのままにしておくと、休眠口座として扱われることがあります。10年以上取引がない口座は「休眠預金」として国の資金に移管される制度もあるので、不要な口座は解約しておくと安心です。
同じ銀行での複数口座は原則不可
現在、多くの銀行では1人1口座が原則です。複数の口座を持ちたい場合は、別の銀行で開設する必要があります。
まずは2つの口座から始めてみよう
「3つも口座を管理するのは大変そう…」と感じたら、まずは「使う口座」と「貯める口座」の2つから始めてみてください。
給与口座とは別に貯蓄用口座を1つ持つだけで、お金の流れがグッと見えやすくなります。慣れてきたら緊急予備資金用の口座を追加する、という段階的なやり方でも十分です。
お金の管理で迷ったら、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのも一つの方法です。Habittoでは国家資格を持つFPに無料で何度でも相談できます。自分に合った口座の使い分け方を一緒に考えてもらえます。
貯蓄を始めたいけれど、どの口座を選べばいいか迷っている方は、条件なしで年利0.6%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。
※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。金利は変動する場合があります。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。