実家暮らしの貯金はいくらが目安?20代の平均額と上手に貯めるコツ
実家暮らしの貯金、いくらが目安?20代社会人のリアルな平均額と上手に貯めるコツ
「実家暮らしだと貯金しやすいって聞くけど、実際みんなどれくらい貯めてるの?」
社会人になって収入を得るようになると、周りがどれくらい貯金しているのか気になりますよね。特に実家暮らしの場合、一人暮らしに比べて支出が少ない分、「もっと貯められるはず」というプレッシャーを感じる方もいるかもしれません。
この記事では、実家暮らしの20代社会人が実際にどれくらい貯金しているのか、手取り別の目安や、ムリなく続けられる貯金のコツを紹介します。
この記事のアドバイザー
記事監修アドバイザー認定済み一條 知亮(いちじょう ともすけ)保険業界で資産活用のサポートに携わり、15年目になります。お客様それぞれに未来予想図があり、お金の活かし方も人それぞれです。夢の実現のために、ご自身にとって最適な資産活用方法を一緒に楽しく考えてみませんか?相続診断士得意分野: 資産運用・保険・ライフプラン作成
投資スタイル: 生命保険での資産形成・外国株式の長期分散投資
20代の平均貯金額はいくら?
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」によると、20代単身世帯の金融資産保有額は以下のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 平均値 | 219万円 |
| 中央値 | 103万円 |
平均値と中央値にかなりの開きがありますね。これは、一部の人が高額の貯蓄で平均を押し上げているためです。「周りと比べてどうか」を知りたい場合は、中央値の103万円を参考にするのが現実的でしょう。
ちなみに、同調査では20代の約37%が「金融資産を持っていない」と回答しています。貯金できている人とできていない人で、かなり差が開いているのが実情です。
実家暮らしと一人暮らし、貯金のしやすさはどれくらい違う?
総務省の「家計調査(2024年)」によると、34歳以下の単身世帯の1か月の生活費は平均17万6,160円です。
内訳を見てみましょう。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 食費 | 約4万円 |
| 住居費(家賃など) | 約4万円 |
| 光熱費・水道代 | 約9,000円 |
| 通信費 | 約7,000円 |
| 交際費・娯楽費 | 約2万円 |
| その他 | 約6万円 |
| **合計** | **約17万6,000円** |
実家暮らしの場合、このうち住居費・食費・光熱費の大部分を負担しなくて済むケースが多いです。単純計算で月に約9万円の差が出ることになります。年間に換算すると約100万円です。
ただし、実家にお金を入れている方も多いですよね。SUUMOの調査によると、実家暮らしの約65%が毎月家にお金を入れており、その平均額は約3万7,000円でした。
それでも、一人暮らしの方と比べると月に5〜6万円は手元に残りやすい計算です。実家暮らしの時期は、貯金のチャンスといえるでしょう。
実家暮らしの貯金、手取り別の目安
では、実家暮らしの場合、手取りに対してどれくらい貯金するのが適切でしょうか?
一般的に、一人暮らしの方は手取りの1〜2割を貯金に回すのが目安とされています。実家暮らしで生活費の負担が少ない場合は、手取りの3〜4割を貯金に回せると理想的です。
具体的な金額を見てみましょう。
| 手取り月収 | 貯金目安(3割) | 貯金目安(4割) | 年間貯金額(3割の場合) |
|---|---|---|---|
| 15万円 | 4.5万円 | 6万円 | 54万円 |
| 18万円 | 5.4万円 | 7.2万円 | 約65万円 |
| 20万円 | 6万円 | 8万円 | 72万円 |
| 25万円 | 7.5万円 | 10万円 | 90万円 |
たとえば手取り18万円の場合、月5〜7万円を貯金に回せば、年間で60〜85万円ほど貯まります。5年続ければ300〜400万円です。
「3割は厳しい」という方は、まず手取りの2割から始めてみてください。習慣ができてきたら徐々に増やしていくのがコツです。
貯金を増やすための5つのコツ
実家暮らしで貯金しやすい環境にあっても、意識しないとお金は自然と消えていきます。確実に貯めるためのポイントを紹介します。
1. 先取り貯金を習慣にする
「余ったら貯金しよう」と思っていると、なかなか貯まりません。給料が入ったら、まず貯金分を別の口座に移す「先取り貯金」がおすすめです。
自動振替を設定しておけば、毎月自動的に貯まっていきます。手間もかからず、「使えるお金」として認識しなくなるので効果的です。
2. 生活費用と貯蓄用で口座を分ける
普段使いの口座と貯蓄用の口座を分けると、貯金の進み具合が見えやすくなります。
貯蓄用の口座は、金利の高いネット銀行を選ぶとより効率的にお金を育てられます。たとえば100万円を年利0.6%で1年預けると、約6,000円(税引後約4,780円)の利息がつきます。メガバンクの普通預金金利(0.3%程度)と比べると、同じ100万円でも得られる利息に差が出ます。
※100万円まで年利0.6%(税引後0.478%)、100万円を超える部分は年利0.3%(税引後0.239%)
3. 固定費を見直す
実家暮らしでも、スマホ代やサブスク代、交通費などは自分で払っているケースが多いですよね。
特にサブスクリプションは、使っていないのに契約が続いていることも。月1,000円でも年間12,000円になります。3か月に1回は「本当に使っているか」をチェックしてみてください。
4. キャッシュレス決済で支出を見える化する
現金払いだと「何にいくら使ったか」がわかりにくくなります。デビットカードやキャッシュレス決済を活用すると、アプリで支出の履歴を確認できて便利です。
特にデビットカードは、口座残高の範囲でしか使えないため、クレジットカードのような使いすぎの心配がありません。キャッシュバック付きのものを選べば、支出管理と節約が同時にできます。
たとえばHabittoのデビットカードは、どんな買い物でも利用額の0.8%が翌月現金でキャッシュバックされます。交通系ICへのチャージも対象なので、通勤で使う方にもメリットがあります。
5. 目標金額を決める
「なんとなく貯める」より、「30歳までに200万円」「来年の旅行資金として30万円」など、具体的な目標があるほうがモチベーションが続きます。
目標を決めるときは、まず「何のために貯めるか」を明確にしてみてください。結婚資金、引っ越し費用、旅行、推し活のイベント資金など、ワクワクする目標があると続けやすくなります。
実家に入れるお金の目安
実家暮らしの場合、「家にいくら入れるべきか」も気になるポイントですよね。
マネーキャリアの調査によると、実家に入れる金額の平均は年代によって異なります。
| 年代 | 平均金額 |
|---|---|
| 20代 | 約3.3万円 |
| 30代 | 約4.2万円 |
| 40代 | 約4.7万円 |
20代の場合、3万円前後が一つの目安になりそうです。ただし、家庭の経済状況や親の考え方によって適切な金額は変わります。実家に入れる金額と貯金額のバランスは、家族と相談して決めるのがおすすめです。
「いくらが正解かわからない」という方は、まず1か月の支出を書き出して、自分がどれくらい払えるか計算してみてください。そのうえで、貯金したい金額との兼ね合いを考えると決めやすくなります。
実家暮らしのうちにやっておきたいこと
実家暮らしの期間は、貯金だけでなく「お金の習慣」を身につけるチャンスでもあります。
一人暮らしを始めると、家賃・光熱費・食費などの固定費で毎月10万円以上かかるケースも珍しくありません。実家暮らしのうちに貯金体質を作っておけば、環境が変わっても慌てずに対応できます。
「将来のためにお金を貯めたいけど、何から始めればいいかわからない」という方は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのも一つの方法です。Habittoでは国家資格を持つFPに無料で何度でも相談できます。無理な勧誘は一切ないので、気軽に「こんな場合はどうすればいい?」と聞いてみてください。
実家暮らしは、人生の中でも特にお金を貯めやすい時期です。この期間を活かして、将来の選択肢を広げていきましょう。
貯蓄を始めてみたいと思った方は、条件なしで年利0.6%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。
※100万円まで年利0.6%(税引後0.478%)、100万円を超える部分は年利0.3%(税引後0.239%)
※他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。2026年1月時点、Habitto調べ。