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家計管理の基本とコツ|ムリなく貯蓄を増やす方法【2026年版】

家計管理の基本とコツ|ムリなく貯蓄を増やすお金の方法【2026年版】

「毎月がんばっているのに、なぜかお金が貯まらない」「家計管理って何から始めればいいの?」と感じていませんか?

金融経済教育推進機構の調査(2024年)によると、将来のお金に不安を感じている人は8割を超えているのに、適切に家計管理をしている人は約3割にとどまっています。つまり、多くの人が「お金をなんとかしたい」と思いつつも、具体的な方法がわからないまま過ごしているのが現実です。

この記事では、家計管理の基本的な考え方から、ムリなく続けられるコツ、そして将来のライフイベントに向けた貯蓄の方法まで、順を追って紹介します。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み

髙山 千愛美たかやま ちあみ2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
投資スタイル: 長期積立分散を意識したインデックス投資/株主優待


そもそも家計管理って何をすること?

家計管理とは、毎月の収入と支出のバランスを把握して、お金の流れを自分でコントロールできる状態をつくることです。

よく「家計管理=節約」と思われがちですが、それだけではありません。食費を削って我慢の生活をすることが目的ではなく、自分にとって大切なことにお金を使えるように整えることがゴールです。

たとえば、旅行が好きな人は旅行の予算を確保しつつ、その分ほかの支出を調整する。子どもの教育費を優先したい人は、固定費を見直して毎月の貯蓄額を増やす。このように、自分のライフプランに合わせてお金の使い方を設計するのが家計管理の本質です。


家計管理を始める5つのステップ

1. 毎月の収入を正確に把握する

最初にやることは、手取り収入の確認です。額面ではなく、税金や社会保険料が引かれたあとの「実際に使えるお金」を把握しましょう。

給料だけでなく、副業収入やボーナス、児童手当なども含めて、年間でいくら入ってくるかを計算してみてください。月によって変動がある場合は、少なめの月を基準にすると安全です。

2. 支出を「固定費」と「変動費」に分ける

次に、毎月の支出を2つに分類します。

固定費は、毎月ほぼ一定額がかかるお金です。住居費(家賃・住宅ローン)、保険料、通信費、サブスクリプションサービス、習い事の月謝などが該当します。

変動費は、月ごとに金額が変わるお金です。食費、日用品費、交際費、被服費、娯楽費などが含まれます。

この分類が大切な理由は、見直しの優先順位がわかるからです。固定費は一度見直すと効果が長く続きますし、毎月の我慢も必要ありません。家計管理の第一歩として、まず固定費の総額を確認することをおすすめします。

3. 収支のバランスをチェックする

収入と支出を書き出したら、毎月の収支を確認しましょう。「収入 − 支出 = プラスかマイナスか」をチェックします。

もし毎月赤字になっている場合は、支出のどこかに改善の余地があるはずです。黒字であっても、その黒字が貯蓄に回っているのか、なんとなく使ってしまっているのかを確認してみてください。

家計簿アプリを使えば、銀行口座やクレジットカードと連携して自動で記録できるものもあります。マネーフォワードやZaimなど、無料で使えるアプリを試してみるのもいいでしょう。

4. 貯蓄の目標と予算を決める

収支が見えてきたら、毎月いくら貯蓄に回すかを決めましょう。

一般的に、手取り収入の15〜20%を貯蓄に回すのが理想とされています。金融経済教育推進機構の調査では、20代〜30代の二人以上世帯の平均貯蓄率は14〜16%前後というデータもあります。

とはいえ、最初から20%を目指すのはハードルが高い人もいるはずです。まずは手取りの10%、たとえば手取り25万円なら月2.5万円から始めてみてください。

ポイントは、貯蓄の金額を決めたら先取りで別口座に移すこと。「収入 − 貯蓄 = 使えるお金」という順番にすると、残りの金額で自然とやりくりする習慣がつきます。

5. 定期的に見直す

家計管理は一度やって終わりではなく、定期的な見直しが必要です。ライフステージが変われば、収入も支出も変わります。

結婚、出産、住宅購入、子どもの進学、転職など、人生の節目では家計の構造が大きく変わることがあります。少なくとも半年に1回は「今のお金の使い方で大丈夫か」を振り返る時間をつくりましょう。


家計管理がうまくいく7つのコツ

コツ1:固定費から見直す

家計の見直しで最も効果が大きいのは固定費の削減です。毎月のスマホ代を1,000円下げるだけでも、年間12,000円の節約になります。

具体的にチェックしたい固定費は以下の通りです。

通信費:格安SIMへの乗り換えで月3,000〜5,000円の削減が見込めるケースがあります

保険料:ライフステージに合わない保障に入っていないか確認しましょう

サブスク:使っていないサービスに月額料金を払い続けていませんか

住居費:住宅ローンの借り換え、家賃の交渉なども選択肢です

コツ2:先取り貯蓄を自動化する

お金が貯まる人と貯まらない人の分かれ道は「貯蓄の順番」にあります。

給料日に自動で貯蓄用口座にお金を移す仕組みをつくれば、意志の力に頼らず確実に貯蓄が増えていきます。銀行の自動振替サービスを利用するのが簡単です。

このとき、貯蓄用の口座は普段使いの口座と分けておくのがおすすめです。お金が目に見える場所にあると、つい使ってしまいがちだからです。

たとえばHabittoの貯蓄口座は、条件なしで年利0.6%(税引後0.478%)の金利がつきます※。100万円を1年間預けると約6,000円の利息になるので、メガバンクの普通預金と比べてコツコツ増やしやすいのが特徴です。

※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。金利は変動する場合があります。

コツ3:支出の「見える化」で使いすぎを防ぐ

お金の流れが見えていないと、気づかないうちに使いすぎてしまいます。家計簿アプリを使うのがもっとも手軽ですが、それも続かない場合はクレジットカードの明細を月末にチェックするだけでもOKです。

また、デビットカードを普段使いにするのも一つの方法です。デビットカードは口座残高の範囲でしか使えないため、使いすぎの心配がありません。Habittoのデビットカードなら利用額の0.8%が翌月キャッシュバックされるので、支出管理と節約を同時に進められます。

コツ4:「消費・投資・浪費」で支出を分類する

支出を3つのカテゴリに分けて考えると、ムダ遣いが見えやすくなります。

消費は生活に必要な支出(食費、住居費、光熱費など)。

投資は将来の自分のためになる支出(資格取得、書籍、健康のための出費など)。

浪費は振り返ったときに「なくてもよかったな」と感じる支出です。

理想的なバランスは消費7割、投資2割、浪費1割といわれています。完璧を目指す必要はありませんが、自分の支出がどこに偏っているかを知るだけでも、お金の使い方が変わってきます。

コツ5:ライフイベントから逆算して計画する

「なんとなく貯める」よりも「いつまでにいくら必要か」を明確にしたほうが、貯蓄のモチベーションは維持しやすくなります。

たとえば主なライフイベントの費用の目安は以下の通りです。

結婚:約300〜400万円(挙式・披露宴・新生活の準備費用)

住宅購入の頭金:物件価格の10〜20%程度

教育費:子ども1人あたり、すべて公立で約850万円、すべて私立で約2,400万円(幼稚園〜大学)

老後の生活予備資金:生活費の3〜6か月分+将来の不足額

こうした数字を知ったうえで、「5年後に結婚資金として300万円貯めるなら、毎月5万円ずつ」と逆算すれば、毎月の具体的な目標額が決まります。

コツ6:年間の特別支出も忘れずに

家計管理でつまずきやすいのが、毎月の支出には含まれない年間の特別支出です。固定資産税、自動車税、車検代、年払いの保険料、帰省費用、冠婚葬祭など、まとまった金額が必要になる場面は年に何回もあります。

これらを事前にリストアップして、12か月で割った金額を毎月積み立てておくと、急な出費に慌てることがなくなります。たとえば年間の特別支出が36万円なら、月3万円を別枠で積み立てておくイメージです。

コツ7:ムリをしない

家計管理で一番大切なことは、続けることです。完璧に管理しようとして疲れてしまい、途中でやめてしまうのがもっとも避けたいパターンです。

家計簿の1円単位の計算が合わなくても気にしない。たまにはご褒美として好きなものにお金を使う。そのくらいの気持ちでやったほうが長続きします。


家計管理で貯蓄を増やす具体的な方法

口座を目的別に分ける

お金を「生活費口座」「貯蓄口座」「特別支出用口座」の3つに分けて管理すると、お金の使い道が明確になります。

生活費口座には毎月の生活費のみを入れ、貯蓄口座は基本的に引き出さないルールにする。特別支出用口座には年間の特別支出に備えた積立金を入れておく。このシンプルなルールだけで、お金の管理がぐっと楽になります。

貯蓄用口座を選ぶときは、少しでも金利の高い口座を選ぶと、預けているだけでお金が育ちます。2026年現在、日本銀行の金利引き上げを受けて各銀行の預金金利も上昇傾向にあるので、今は口座を見直すいいタイミングです。

積立投資で将来の資産をつくる

家計管理で毎月の黒字が確保できるようになったら、余裕資金の一部を積立投資に回すことも検討してみてください。2024年から始まった新NISAでは、年間最大360万円まで非課税で投資できます。

投資にはリスクが伴うため、まずは生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)を貯蓄で確保してから始めるのが安全です。投資の始め方に迷ったら、Habittoのファイナンシャルプランナーに相談してみるのも一つの方法です。国家資格を持つFPに無料で何度でも相談できて、無理な勧誘は一切ありません。

※投資にはリスクが伴います。詳細は各商品の説明書をご確認ください。


よくある質問

Q. 家計管理は一人でやるべき?パートナーと一緒にやるべき?

A. 共働き世帯の場合は、パートナーと一緒に取り組むのがおすすめです。収入と支出の全体像を共有して、毎月の貯蓄目標を二人で決めましょう。役割分担(片方が支出管理、もう片方が貯蓄管理など)を決めると続けやすくなります。

Q. 家計簿が続かないのですが、どうすればいいですか?

A. まずは記録する項目をシンプルにしましょう。「固定費」「食費」「その他」くらいざっくり分けるだけでも十分です。レシートを撮影するだけで自動記録してくれるアプリもあるので、自分に合った方法を見つけることが大切です。1円単位の正確さよりも、毎月の大きな流れを把握することを優先してください。

Q. 収入が少なくても家計管理に意味はありますか?

A. あります。むしろ収入が限られているときほど、お金の流れを把握することが大切です。月5,000円でも1万円でも、コツコツ貯蓄を続ければ1年後には確実に資産が増えています。金額の大きさよりも「貯蓄の習慣」を身につけることが、将来の自分を助けてくれます。


お金の管理は、コツをつかめば誰でもムリなく続けられます。まずは今月の収入と支出を書き出すところから始めてみてください。

貯蓄を始めてみたいけれど、どの口座を選べばいいか迷っている方は、条件なしで年利0.6%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。

※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。