家計簿のつけ方完全ガイド|初心者でも続けられるコツと項目を解説
家計簿のつけ方完全ガイド|初心者でも無理なく続けられるコツと項目を解説
家計簿をつけてみたいけど、どの項目を作ればいいかわからない。つけ始めても続かない。そんな方は、実はとても多いです。
家計簿が続かない理由のほとんどは、「やり方が自分に合っていないから」です。完璧な記録を目指す必要はありません。大まかな収支の流れを把握することから始めると、自然と節約や貯金の意識が育っていきます。
この記事では、初心者でも無理なく始められる家計簿のつけ方を、項目の設定から継続のコツまで順を追って解説します。
この記事のアドバイザー
記事監修アドバイザー認定済み田口 秀一(タグチ シュウイチ)外資系金融機関で10年以上の経験を通し、主に「投資初心者」向けに、「賢い家計の見直し術」から「ゼロからの投資の始め方」などのオーダーメードでサポートをしてきました。何事も興味を持ったタイミングが始め時です。不安もあるかもしれませんが、この機会に一緒に最初の一歩を踏み出しましょう!得意分野: 資産運用・生命保険
家計簿をつける目的は「把握」から始まる
家計簿をつけ始める最初のゴールは、節約でも貯金でもありません。まず自分のお金の使い方を把握することです。
家計簿をつける習慣がない状態では、「なんとなくお金が足りない」「毎月どこに消えているかわからない」という感覚を抱えやすくなります。収支を記録していくと、「思ったより食費がかかっていた」「通信費が意外と大きかった」など、具体的な気づきが生まれます。
この気づきが、節約や貯金につながる一番の土台です。
家計簿の基本:項目の決め方
「固定費」と「変動費」に分ける
家計簿の項目は、まず2種類に分けて考えます。
固定費:毎月ほぼ同じ金額がかかる費用
住居費(家賃・住宅ローン)
通信費(スマートフォン代、インターネット代)
保険料(生命保険、医療保険など)
教育費(習い事、学費など)
サブスクリプション費用(動画配信サービスなど)
変動費:月によって金額が変わる費用
食費(外食費を含む場合もある)
光熱費(電気代、ガス代、水道代)
日用品費
交通費
交際費
娯楽費・趣味費
医療費
被服費
固定費は毎月ほぼ変わらないため、最初に全体の費用を把握しておくだけで管理がしやすくなります。変動費の中で金額がぶれやすい項目(食費・交際費・娯楽費など)を重点的に記録していくと、節約のポイントが見えてきます。
初心者は「6〜8項目」から始める
細かく項目を分けすぎると、記入が大変になって続かなくなります。最初は以下の6項目程度でスタートするのがおすすめです。
住居費
食費(外食費含む)
光熱費・通信費
保険料・その他固定費
日用品費・交通費
娯楽費・交際費・その他
慣れてきたら、食費と外食費を分けたり、交通費を独立させたりして、少しずつ項目を増やしていきましょう。
「その他」の項目を必ず用意する
どれだけ丁寧に項目を決めても、どこに入れればいいかわからない費用は必ず出てきます。「その他」の項目を作っておくことで、記録が途切れずに続けられます。
「その他」に入れた金額が大きくなってきたら、新しい項目を作るタイミングのサインです。
手書きノート vs 家計簿アプリ:どちらを選ぶ?
手書きノートのメリット
手書きで家計簿をつける最大のメリットは、書くことで支出の意識が高まることです。レシートを見ながら一つひとつ金額を記入する作業が、お金の使い方を自然と振り返る時間になります。
また、ノートとペンがあればすぐに始められる点も魅力です。自分の好みに合わせてレイアウトをカスタマイズしたい方、じっくりお金と向き合いたい方に向いています。
一方で、計算を手作業で行う分、計算ミスが起きやすく、集計に時間がかかります。外出先でレシートをなくした場合には記録が抜けやすいというデメリットもあります。
家計簿アプリのメリット
家計簿アプリの大きなメリットは、記入の手間が少ない点です。アプリによってはレシートを撮影するだけで自動入力できるものもあり、銀行口座やクレジットカードと連携すれば支出が自動で記録されます。
グラフや集計も自動で表示されるため、収支の把握が視覚的にわかりやすくなります。スマートフォンがあればいつでもどこでも入力できる点も、続けやすさにつながります。
ただし、現金払いの費用は手動での入力が必要なことが多く、連携設定に手間がかかる場合もあります。
どちらを選べばいいの?
「書くことが好き・記録そのものを楽しみたい」という方は手書きノート、「できるだけ手間を省きたい・データで管理したい」という方はアプリが向いています。
一番大切なのは、自分が続けやすい方法を選ぶことです。1ヶ月試してみて合わなければ、もう一方に切り替えるのも全然OKです。方法を変えることへの罪悪感は必要ありません。
初心者が無理なく続けるためのコツ
コツ①:完璧を目指さない
「1日でも記録を忘れたら失敗」と考えると、続きません。記録が抜けてしまった日があっても、そこで終わりにしないことが大切です。
把握できない支出は「不明」と記入して先に進むほうが、空白のまま放置するよりずっと良いです。
コツ②:週1回まとめてつける
毎日つけるのが理想ですが、初心者には週1回まとめて記録する方法がおすすめです。レシートを財布やカバンにためておき、週末にまとめて記入する習慣が、無理なく続けるポイントになります。
レシートがない場合(自動販売機、交通系ICカードのチャージなど)は、メモアプリに簡単に記録しておくだけで十分です。
コツ③:月初めに予算を決める
記録するだけでなく、月初めに各項目の予算を決めておくと、節約に活かしやすくなります。
たとえば「食費は月3万円以内」「娯楽費は月5,000円」などと決めておくと、月の途中で使いすぎに気づけます。予算は最初から完璧に設定する必要はなく、実際の支出を見ながら少しずつ調整していきましょう。
コツ④:給料日を締め日にする
家計簿の締め日は、給料日に合わせるとペースが作りやすいです。「給料日の前日までの1ヶ月分」をまとめて記録・集計することで、翌月の予算計画が立てやすくなります。
コツ⑤:月末に10〜15分だけ見直す
月末に収支を振り返る時間を少しだけ作りましょう。「今月は食費が予算オーバーだった」「交際費が多かった」など、把握するだけで翌月の管理が変わってきます。
長い分析や反省は必要ありません。ざっと眺めるだけでも、継続の効果は十分あります。
クレジットカード・デビットカードを家計簿に活用する
クレジットカードの明細で記入を楽にする
クレジットカードで支払った費用は、カードの利用明細から一覧で確認できます。月1回の明細を見れば、食費・交際費・娯楽費など、各項目への振り分けがまとめてできます。
記入の際に注意したいポイントが一つあります。クレジットカードは「使った月」と「引き落とし月」がずれるため、家計簿に記録するタイミングを最初に統一しておくと、収支の把握が正確になります。
デビットカードは家計管理との相性が良い
デビットカードは、使った瞬間に口座から引き落とされます。クレジットカードのように「翌月の引き落としがいくらになるか」を気にする必要がなく、口座残高を見ればほぼリアルタイムで収支の状況がわかります。
支出管理をシンプルにしたい方には、デビットカードの活用がおすすめです。Habittoのデビットカードは口座残高が利用限度額になるため使いすぎを防げるうえ、どんな買い物でも利用額の0.8%がキャッシュバックされます。支出の見える化と節約効果を同時に得たい方に向いています。
現金払いはレシートで管理する
現金払いの費用は、レシートが唯一の記録になります。レシートをもらう習慣をつけておくと、あとから記入する際に正確な金額がわかります。
レシートをなくしてしまった場合は、おおよその金額を「不明」として記入するほうが、空白のまま放置するよりも収支の把握に役立ちます。
節約につなげる:見直しのポイント
変動費から節約の余地を探す
固定費は毎月ほぼ変わらないため、短期的に節約効果を出しやすいのは変動費です。特に食費・交際費・娯楽費・日用品費は、意識次第で金額が変わりやすい項目です。
見直す際のポイントは「この費用は本当に必要だったか」を問い詰めるのではなく、「来月はどう変えると自分が心地よいか」という視点で考えることです。無理のない節約は、続けることで大きな効果になります。
固定費の見直しは年1〜2回でOK
固定費は毎月変わらないため、日常的な記入の手間はほぼかかりません。ただし、年に1〜2回は「今も本当に必要か」を確認すると、節約効果が出やすいです。
たとえば使っていないサブスクリプションの費用が月1,500円だとすると、解約するだけで年間18,000円の節約になります。保険料も同様に、生活環境の変化(結婚・出産・転職など)に合わせて見直すことが大切な項目です。
保険の見直しは専門知識が必要な場合もあります。判断に迷う場合は、Habittoのアドバイザーサービスで国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で相談することもできます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。
収支を把握したら「先取り貯金」を試す
家計簿で毎月の収支が見えてきたら、次のステップとして先取り貯金を試してみましょう。
給料が入ったら先に貯金分を別口座に移し、残りで生活する方法です。最初から「貯金分はない」前提で生活することになるため、自然と支出が収まりやすくなります。先取り貯金の金額は、家計簿で把握できた「毎月無理なく余る金額」を目安にすると、続けやすいです。
家計簿は「完璧につけること」が目的ではありません。自分のお金の流れを少しずつ把握して、節約や貯金につなげていくことが大切です。まず6項目から始めて、無理のないペースで続けてみてください。
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※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。