車の購入に必要な貯金額は?費用の内訳と効率的な貯め方を解説【2026年版】
車の購入に必要な貯金額は?費用の内訳から効率的な貯め方まで解説
「車が欲しいけど、いくら貯めれば買えるんだろう?」
そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。車は人生で住宅の次に大きな買い物と言われています。購入後も維持費がかかるため、計画的な資金準備が欠かせません。この記事では、車の購入に必要な貯金額の目安から、購入費用の内訳、効率的な貯め方まで詳しく解説します。
この記事のアドバイザー
記事監修アドバイザー認定済み一條 知亮(いちじょう ともすけ)保険業界で資産活用のサポートに携わり、15年目になります。お客様それぞれに未来予想図があり、お金の活かし方も人それぞれです。夢の実現のために、ご自身にとって最適な資産活用方法を一緒に楽しく考えてみませんか?相続診断士得意分野: 資産運用・保険・ライフプラン作成
投資スタイル: 生命保険での資産形成・外国株式の長期分散投資
車を購入するための貯金目安はいくら?
車の購入に必要な貯金額は、支払い方法によって大きく変わります。現金一括払いとローン払いのそれぞれのケースで、目安を見ていきましょう。
現金一括払いの場合
現金一括払いで車を購入する場合、購入価格の2倍程度の貯金があると安心です。たとえば200万円の車を購入するなら、400万円程度の貯金が目安になります。
「購入価格と同額じゃダメなの?」と思うかもしれませんが、車は買って終わりではありません。購入後には税金、保険料、ガソリン代、駐車場代など毎月の維持費がかかります。貯金をすべて車の購入に使ってしまうと、その後の生活が苦しくなったり、急な出費に対応できなくなったりするリスクがあります。
| 車両価格 | 推奨貯金額(一括払い) |
|---|---|
| 100万円 | 200万円程度 |
| 200万円 | 400万円程度 |
| 300万円 | 600万円程度 |
ローンを組む場合
自動車ローンを利用する場合は、購入価格の半額以上の貯金があれば、比較的余裕を持って返済を進められます。200万円の車をローンで買うなら、100万円以上の貯金が目安です。
頭金を多く用意すると、毎月の返済額を抑えられるほか、ローンの審査にも通りやすくなります。頭金の相場は車両価格の20~30%程度。200万円の車なら40万~60万円を頭金として用意できると、スムーズに手続きを進められるでしょう。
車の購入費用の内訳
車を購入するときには、車両本体価格以外にもさまざまな費用がかかります。「思ったより高い…」とならないために、内訳を把握しておきましょう。
車両本体価格+オプション
新車の場合、軽自動車で100万~200万円、コンパクトカーで150万~250万円、ミニバンやSUVで300万~500万円程度が目安です。カーナビやETC、ドライブレコーダーなどのオプションを追加すると、さらに10万~30万円程度上乗せになることもあります。
中古車なら新車の半額以下で購入できることもありますが、年式や走行距離、車の状態によって価格は大きく変わります。
法定費用(税金・保険など)
法定費用は法律で定められた費用で、どこで購入しても金額は変わりません。
自動車税(種別割) 排気量に応じて毎年4月1日時点の所有者に課税されます。購入時には登録月の翌月から3月までの月割り分を支払います。軽自動車は年間10,800円、1,000cc~1,500ccの普通車は30,500円です。
環境性能割 車の購入時に1度だけ課税される税金で、車両の環境性能に応じて普通車は0~3%、軽自動車は0~2%が課税されます。電気自動車やハイブリッド車など、燃費の良い車ほど税率が低く設定されています。
自動車重量税 車の重量に応じてかかる税金で、新車購入時と車検時に支払います。新車購入時は初回車検(3年後)までの分をまとめて支払うため、数万円程度になります。
自賠責保険料 車に乗る際に必ず加入が義務付けられている保険です。37カ月分(新車購入時)で約24,000円程度です。
リサイクル料金 廃車時のリサイクル費用として、購入時に前払いします。車種によって異なりますが、7,000円~18,000円程度が目安です。
手続き代行費用
手続きを販売店に代行してもらう場合にかかる費用です。自分で手続きすれば節約できる項目もあります。
| 費用項目 | 金額目安 |
|---|---|
| 検査登録手続き代行 | 1万~3万円 |
| 車庫証明手続き代行 | 1万~2万円 |
| 納車費用 | 5,000円~3万円 |
諸費用の合計目安
諸費用の合計は、車種や購入先によって異なりますが、車両本体価格の10~20%程度を見込んでおくと安心です。200万円の車なら、20万~40万円程度の諸費用がかかる計算になります。
購入後にかかる維持費も把握しておこう
車を購入したあとも、毎年・毎月さまざまな維持費がかかります。購入前に年間の維持費を把握しておくと、無理のない資金計画を立てられます。
軽自動車と普通車の年間維持費比較
| 項目 | 軽自動車 | 普通車(1.5L) |
|---|---|---|
| 自動車税 | 10,800円 | 30,500円 |
| 自動車重量税(年換算) | 約3,300円 | 約8,200円~ |
| 自賠責保険(年換算) | 約8,800円 | 約8,800円 |
| 任意保険 | 約4万~8万円 | 約5万~10万円 |
| 車検費用(年換算) | 約2万~3万円 | 約2.5万~4万円 |
| ガソリン代(年間5,000km) | 約4万~5万円 | 約5万~7万円 |
| 駐車場代(地域による) | 月6,000円~2万円 | 月6,000円~2万円 |
| **年間合計(駐車場含む)** | **約30万~50万円** | **約40万~60万円** |
維持費を含めて考えると、軽自動車は普通車より年間10万~15万円程度お得になる傾向があります。車選びの際には、購入価格だけでなく維持費も含めたトータルコストで検討することをおすすめします。
車購入のための効率的な貯金方法
「車が欲しいけど、なかなか貯金が増えない…」という方も多いのではないでしょうか。計画的にお金を貯めるための具体的な方法を紹介します。
目標金額と期限を明確にする
まずは「いつまでに」「いくら」貯めるのかを決めましょう。漠然と貯めようと思っても、なかなかモチベーションが続きません。
たとえば「2年後に200万円の車を購入するために、頭金100万円を貯める」と決めたら、「100万円 ÷ 24カ月 = 毎月約4.2万円」という目安が計算できます。
先取り貯金を習慣にする
給料が入ったら、まず貯金分を別の口座に移してしまう「先取り貯金」が効果的です。「余ったら貯金しよう」と思っていると、あるだけ使ってしまいがち。先に貯金分を分けてしまえば、残ったお金で生活する習慣が自然と身につきます。
先取り貯金を成功させるコツは、自動化すること。銀行の自動積立定期預金や、アプリの自動振替機能を使えば、毎月決まった日に自動的にお金が移動するので、手間もかかりません。
先取り貯金の金額は、手取り収入の10~20%程度が目安です。最初は少額から始めて、慣れてきたら徐々に増やしていくのがおすすめです。
固定費を見直す
毎月の固定費を見直すと、貯金に回せるお金を増やせます。
スマホを格安SIMに変更する(月3,000円~5,000円の節約も)
使っていないサブスクを解約する
保険の内容を見直す
電気・ガスのプランを比較して乗り換える
固定費は一度見直せば毎月自動的に節約効果が続くので、コスパの良い節約方法です。
貯金用口座を分ける
生活費用の口座と貯金用の口座を分けておくと、「うっかり使ってしまった」を防げます。
貯金用口座を選ぶなら、金利が高い銀行を選ぶのがポイントです。2026年2月以降、メガバンクの普通預金金利は0.3%程度まで引き上げられましたが、ネット銀行の中には0.5%以上の金利を提供しているところもあります。
たとえば100万円を年利0.5%で1年間預けると、税引後で約3,980円の利息がつきます。同じ金額をメガバンク(0.3%)に預けた場合の利息は税引後で約2,390円。年間で約1,600円の差が生まれます。金額が大きくなるほど、この差は広がっていきます。
よくある質問
Q. 車の購入予算は年収のどれくらいが目安ですか?
A. 一般的に、年収の半分程度が目安と言われています。年収400万円なら、200万円程度の車が無理のない予算です。ローンを組む場合の借入額は、年収の3~4割が上限の目安になります。
Q. 貯金がなくても車を買えますか?
A. フルローンで購入することは可能ですが、毎月の返済負担が大きくなります。また、購入後の維持費も考えると、少なくとも50万円程度は貯金があると安心です。最低でも「半年分の生活費」は手元に残しておくことをおすすめします。
Q. 新車と中古車、どちらがお得ですか?
A. 購入価格を抑えたいなら中古車、長く乗りたい・メンテナンス費用を抑えたいなら新車がおすすめです。中古車は価格が安い分、車検が残っていない場合や故障リスクが高いこともあるため、状態をよく確認しましょう。
お金のことで迷ったら、専門家に相談するのも一つの方法です。Habittoでは国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で相談できます。車の購入資金だけでなく、家計全体の見直しや将来のマネープランについてもアドバイスをもらえるので、気軽に活用してみてください。
また、コツコツ貯金を始めたい方には、条件なしで年利0.6%(税引後0.478%)がつくHabittoの貯蓄口座もおすすめです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。
※100万円まで年利0.6%(税引後0.478%)、100万円を超える部分は年利0.3%(税引後0.239%)