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目的別口座とは?ネット銀行の便利機能と使い方を解説【2026年】

目的別口座とは?お金を分けて貯める便利なネット銀行機能を解説

「旅行資金」「教育費」「緊急用のお金」…目的ごとにお金を分けて管理したいと思ったことはありませんか?

昔ながらの方法では、複数の銀行で口座を開設したり、封筒に現金を小分けにしたりしていましたが、正直なところ管理が面倒ですよね。そんな悩みを解決してくれるのが、ネット銀行の「目的別口座」という機能です。

この記事では、目的別口座の仕組みや使い方、対応しているネット銀行の比較、具体的な活用例まで詳しく解説します。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み

髙山 千愛美たかやま ちあみ2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
投資スタイル: 長期積立分散を意識したインデックス投資/株主優待


目的別口座とは

目的別口座は、ひとつの銀行口座の中で、お金を使う目的ごとに分けて管理できる機能です。

イメージとしては、ひとつの大きな財布の中に、複数の仕切りやポケットがあるような状態です。「旅行代」「車の購入費」「教育資金」など、自分で好きな名前をつけてお金を分類できます。

物理的に別の口座を作るわけではないので、通帳やキャッシュカードが増えることもありません。すべてスマホアプリやネットバンキングで管理できる点が特徴です。

目的別口座でできること

目的別口座の機能は銀行によって多少異なりますが、一般的には以下のようなことができます。

  • 口座名の設定: 「旅行代」「結婚資金」など自由に名前をつけられる

  • 目標金額・期日の設定: いつまでにいくら貯めたいか設定して進捗を確認できる

  • 自動振替: 毎月決まった金額を自動で移動させる「先取り貯金」が可能

  • 複数口座の作成: 銀行によって5〜20個程度の目的別口座を作成可能


目的別口座のメリット

1. 貯金の「見える化」ができる

お金を目的ごとに分けておくと、「旅行用に今いくら貯まっているか」「教育費はあとどれくらい必要か」が一目でわかります。漠然と貯めるよりもゴールが明確になるので、モチベーションを保ちやすいです。

2. うっかり使い込みを防げる

目的別口座に入れたお金は、代表口座(普通預金)とは別に管理されます。銀行によっては目的別口座から直接ATM出金や振込ができない仕様になっているため、「ついうっかり使ってしまった」という事態を防げます。

3. 自動積立で手間なく貯まる

多くのネット銀行では、代表口座から目的別口座への自動振替機能を提供しています。一度設定しておけば、毎日100円、毎週1,000円、毎月10,000円など、自分のペースで自動的にお金が振り分けられます。

たとえば給料日の翌日に自動振替を設定しておけば、意識しなくても「先取り貯金」ができる仕組みが作れます。

4. 口座開設の手間が省ける

従来、目的ごとにお金を分けようと思ったら、複数の銀行で口座を開設する必要がありました。目的別口座なら、ひとつの銀行内でお金を仕分けできるので、管理がシンプルになります。


目的別口座のデメリット

メリットの多い目的別口座ですが、いくつか注意点もあります。

1. 対応している銀行が限られる

目的別口座は主にネット銀行が提供している機能で、メガバンクや地方銀行ではほとんど対応していません。利用するには、対応しているネット銀行で口座開設が必要です。

2. 直接の入出金ができない場合がある

多くの目的別口座では、ATMからの直接出金や振込ができません。お金を使いたいときは、いったん代表口座に振り替える必要があります。これは「うっかり使い込み防止」というメリットの裏返しでもあります。

3. 金利が低い銀行もある

目的別口座で貯蓄していても、金利が低ければお金はほとんど増えません。せっかくコツコツ貯めるなら、できるだけ高い金利がつく銀行を選びたいところです。

たとえばHabittoの貯蓄口座では、条件なしで年利0.6%(税引後0.478%)が100万円まで適用されます。メガバンクの普通預金金利(0.3%程度)と比べると約2倍の差になるので、貯めながら効率よくお金を育てることができます。

※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。金利は変動する場合があります。


目的別口座を提供しているネット銀行の比較

目的別口座(または同様の機能)を提供している主なネット銀行を比較してみましょう。

銀行名サービス名作成可能数自動振替普通預金金利
住信SBIネット銀行目的別口座最大10個0.30%
GMOあおぞらネット銀行つかいわけ口座最大10個0.30%
みんなの銀行ボックス最大20個0.60%※
MATSUI Bank目的別口座最大10個最大0.65%※※

※みんなの銀行の0.60%は貯蓄預金(ボックス含む)の金利。プレミアム会員(月額600円)なら0.80%。 ※※MATSUI Bankは証券残高に応じてランクが決まり、金利が変動します。

作成可能数で見ると、みんなの銀行の「ボックス」が最大20個と最も多いです。金利で見ると、みんなの銀行の貯蓄預金が0.60%と比較的高めですが、プレミアム会員でない場合の金利となります。

※上記金利は2026年2月時点の情報です。金利は変動する場合があります。


目的別口座の具体的な活用例

「実際にどう使えばいいの?」という方のために、具体的な活用例を紹介します。

例1: 旅行資金を貯める

設定内容:

  • 口座名: 「夏の沖縄旅行」

  • 目標金額: 15万円

  • 目標日: 2026年7月

  • 自動振替: 毎月25,000円

毎月25,000円を6ヶ月間積み立てれば、目標の15万円に到達します。目標金額と期日を設定しておけば、進捗状況がアプリで確認できるので「あといくら必要か」が常にわかります。

例2: 緊急用資金を確保する

設定内容:

  • 口座名: 「いざというときのお金」

  • 目標金額: 50万円

  • 自動振替: 毎月20,000円

急な出費や収入減に備えて、生活費3〜6ヶ月分を緊急用資金として確保しておくと安心です。目的別口座に入れておけば、普段の生活費と混ざる心配がありません。

例3: 毎月の固定費を仕分けておく

設定内容:

  • 口座名: 「光熱費」「家賃」「保険料」など

  • 自動振替: 給料日に各費目に振り分け

旅行資金のような「貯める」目的以外にも、月々の固定費を仕分けておく使い方もあります。給料が入ったらすぐに各費目に振り分けておけば、「今月いくら使っていいか」が明確になります。

例4: 子どもの教育資金

設定内容:

  • 口座名: 「○○の大学資金」

  • 目標金額: 300万円

  • 目標日: 10年後

  • 自動振替: 毎月25,000円

教育資金のように長期で貯める場合、目的別口座で進捗を可視化しておくと計画的に準備できます。ただし、金額が大きくなる場合は、金利の高い口座を選ぶことで差が出てきます。

たとえば100万円を年利0.6%で1年間預けると約6,000円(税引後約4,780円)の利息がつきますが、金利0.30%の口座だと約3,000円(税引後約2,390円)程度。10年間で考えると、この差は無視できない金額になります。

教育資金など大きな金額を長期で貯める場合は、高金利の貯蓄口座と組み合わせて使うのがおすすめです。


目的別口座と複数口座の使い分け、どちらがいい?

「目的別口座」と「複数の銀行で口座を作る」のどちらがいいか、迷う方もいるかもしれません。

目的別口座が向いている人

  • ひとつのアプリで管理を完結させたい人

  • 口座開設の手間を省きたい人

  • 3〜10個程度の仕分けで足りる人

複数口座が向いている人

  • 用途ごとに完全に資金を分離したい人

  • 銀行ごとの特典やサービスを使い分けたい人

  • デビットカードを複数持ちたい人

実際には、「メインの貯蓄口座」と「目的別口座機能のある銀行」を併用するパターンも多いです。たとえば、高金利の貯蓄口座でしっかりお金を育てつつ、日常の支出管理は目的別口座で行うといった使い分けです。

支出管理には、使いすぎを防げるデビットカードも便利です。Habittoのデビットカードは、口座残高が利用限度額になるので使いすぎの心配がなく、さらに利用額の0.8%が翌月現金でキャッシュバックされます。


目的別口座の作り方

目的別口座の作り方は銀行によって異なりますが、基本的な流れは以下のとおりです。

ステップ1: 対応銀行の口座を開設

まず、目的別口座機能を提供しているネット銀行で口座を開設します。多くのネット銀行はスマホで完結でき、最短即日〜数日で開設可能です。

ステップ2: アプリから目的別口座を作成

口座開設後、スマホアプリやウェブサイトにログインし、目的別口座の作成画面を開きます。

ステップ3: 口座名・目標を設定

「旅行資金」「緊急用」など、好きな名前をつけます。目標金額や目標日を設定できる銀行も多いので、ゴールが明確な場合は入力しておきましょう。

ステップ4: 自動振替を設定(任意)

先取り貯金を自動化したい場合は、自動振替機能を設定します。振替金額・タイミング(毎日・毎週・毎月など)を指定しておけば、あとは自動でお金が振り分けられます。


よくある質問

Q. 目的別口座の金利は普通預金と同じですか?

A. 銀行によります。多くの場合、目的別口座の金利は代表口座の普通預金と同じですが、みんなの銀行の「ボックス」のように貯蓄預金扱いで金利が異なる場合もあります。金利を重視するなら、事前に確認しておきましょう。

Q. 目的別口座から直接振込や出金はできますか?

A. 多くの銀行ではできません。ATM出金や振込を行う場合は、いったん代表口座に振り替える必要があります。この仕様により、うっかり使い込みを防げるというメリットがあります。

Q. 目的別口座はいくつまで作れますか?

A. 銀行によって異なります。住信SBIネット銀行やGMOあおぞらネット銀行は最大10個、みんなの銀行は最大20個まで作成可能です。作りすぎると管理が煩雑になることもあるので、本当に必要な数に絞ることをおすすめします。

Q. 目的別口座を解約したらお金はどうなりますか?

A. 口座を削除すると、残高は代表口座に自動的に振り替えられます。お金がなくなるわけではないので安心してください。


自分に合った貯蓄方法を見つけるには

目的別口座はお金を分けて管理するには便利な機能ですが、「どの銀行を選べばいいか」「自分に合った貯め方はどれか」など、迷うこともあるかもしれません。

お金の管理方法は、収入や家族構成、目標によって最適なやり方が変わります。どこから始めればいいかわからない場合は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのも一つの方法です。Habittoでは国家資格を持つFPに無料で何度でも相談でき、無理な勧誘は一切ありません。


貯蓄を始めたいと思っている方は、まず自分がお金を貯める目的を明確にするところから始めてみてください。「何のために、いくら、いつまでに」が決まれば、目的別口座のような便利なツールを活用して効率よくお金を育てることができます。高金利のHabitto貯蓄口座なら、条件なしで年利0.6%(100万円まで)がつくので、目的別に貯めながらしっかりお金を増やせます。

※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。