NISAシミュレーションの使い方と計算例をわかりやすく解説【2026年版】
NISAシミュレーションでかんたんに将来の資産運用を確認する方法【2026年版】
「毎月いくら積み立てれば、老後に必要なお金が貯まるんだろう?」
そんな疑問を持ちながら、なかなか積立投資を始められていない方は多いのではないでしょうか。NISAを使った資産運用は、売却益や分配金にかかる約20%の税金が非課税になるという大きなメリットがあります(金融庁 NISA特設ウェブサイト「NISAを知る」)。しかし、「実際にどれくらい増えるのか」がイメージできないと、一歩を踏み出しにくいものです。
この記事では、NISAシミュレーションの基本的な使い方から、具体的な計算例、リスクへの考え方まで、わかりやすく解説します。
この記事のアドバイザー
NISAシミュレーションとは?何がわかるの?
投資シミュレーションとは、毎月の積立額・積立期間・想定年率リターンなどを入力することで、将来の資産がどのくらいになるかを試算するツールです。証券会社や金融機関のサイトで無料提供されているサービスも多く、かんたんに利用できます。
シミュレーションを使うことで、「目標金額を達成するために毎月いくら積み立てればよいか」「現在の積立額で20年後にどうなるか」といった具体的なイメージが持てます。実際の取引を始める前の参考情報として、ぜひ活用してみてください。
ただし、シミュレーションの結果はあくまでも試算です。実際の運用成果は市場の変動や為替リスクによって異なり、元本が保証されるものではありません。
新NISAの基本をおさらい
シミュレーションを活用する前に、新NISAの制度を確認しておきましょう。
金融庁 NISA特設ウェブサイト「NISAを知る」によると、新NISAは2024年1月から恒久的な制度として開始されました。主なポイントは以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| つみたて投資枠(年間) | 120万円 |
| 成長投資枠(年間) | 240万円 |
| 年間最大投資額 | 360万円 |
| 生涯非課税保有限度額 | 1,800万円(うち成長投資枠は最大1,200万円) |
| 非課税保有期間 | 無期限 |
| 対象年齢 | 18歳以上(利用する年の1月1日時点) |
旧制度ではつみたてNISAの非課税期間が20年間、一般NISAが5年間でしたが、新NISAでは無期限となりました。長期的な視点でコツコツと積立投資を続けやすくなっています。
シミュレーションで入力する主な項目
投資シミュレーションを使う際に入力する代表的な項目を整理します。
毎月の積立額
毎月いくら積み立てるかを設定します。少額から始められるのが積立投資の魅力で、月3,000円や5,000円からでも試算できます。
積立期間
何年間積み立てるかを設定します。期間が長いほど複利効果が働き、資産が育ちやすくなります。長期投資のメリットをわかりやすく解説|複利効果で資産を育てる方法【2026年版】も参考にしてみてください。
想定年率リターン
年率何%で運用できるかを想定します。投資信託やファンドの過去の実績を参考に設定しますが、将来の運用成果を保証するものではありません。
リスク(変動幅)
リターンがどの程度変動するかを示す指標です。リスクが高いほど結果の幅が広がります。シミュレーションによっては、リスクを考慮した上限・下限の試算も表示されます。
計算例①:月1万円・20年間積み立てたら?
具体的な数字で確認してみましょう。
- 毎月の積立額:10,000円
- 積立期間:20年
- 想定年率:5%
この条件でシミュレーションすると、元本の合計は240万円(10,000円 × 12ヶ月 × 20年)です。年率5%で複利運用した場合、試算上の資産額はおよそ411万円になります。元本240万円に対して、約171万円の運用益が加わる計算です。
NISA口座を利用すれば、この運用益にかかる約20%の課税が非課税となるため、手取り額の差は大きくなります。通常課税口座では約34万円の税金が差し引かれますが、NISA口座ではその分がそのまま手元に残ります。
計算例②:目標金額1,000万円を達成するには?
「老後の備えとして1,000万円を用意したい」という目的で逆算してみます。
- 目標金額:1,000万円
- 積立期間:30年
- 想定年率:4%
この条件では、毎月の積立額はおよそ14,400円で目標金額に達する試算になります。30年間の元本合計は約518万円で、残りの約482万円が運用益です。
NISAのつみたて投資枠(年間120万円=月10万円)の範囲内で収まるため、購入できる投資信託のコスト(信託報酬)にも注意しながら、長期・分散・積立の原則でコツコツ続けることが重要です。
シミュレーション結果を見るときの注意点
シミュレーションはあくまでも参考情報の提供を目的とした試算です。以下の点を必ず確認してください。
元本は保証されない
株式や投資信託は価格が変動するため、元本割れのリスクがあります。シミュレーション結果は将来の運用成果を約束するものではありません。
手数料・信託報酬を考慮する
実際の運用では、ファンドの信託報酬や取引手数料がかかります。これらのコストは運用益に影響するため、目論見書などの交付書類でご確認ください。
税制の変更に注意する
NISA制度の内容や課税ルールは、法改正により変更される可能性があります。最新情報は金融庁の公式サイトでご確認ください。
投資を始める前に「置き場所」を整えよう
NISAで積立投資を始める前に、生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分程度)を別に確保しておくことが大切です。投資に回すお金と、すぐに使えるお金を分けて管理することで、相場が下がったときにも慌てずに済みます。
Habittoの貯蓄口座は、条件なしで年利0.7%(税引後0.557%)の金利がつく普通預金です。メガバンクの普通預金金利(年0.3%)と比べると約2.3倍の金利水準で、生活防衛資金や投資待機資金の置き場所として活用できます。
たとえば100万円を預けた場合、メガバンクの普通預金(年0.3%)では1年間の税引後利息が約2,394円ですが、Habittoの貯蓄口座(年0.7%、税引後0.557%)では約5,578円になります。同じお金を預けるなら、少しでも金利の高い口座を選ぶことが資産防衛の第一歩です。
40代の貯蓄額はいくら?平均・中央値とお金の準備方法を解説【2026年版】では、年代別の貯蓄状況と準備のポイントを詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
NISAの活用と長期的な資産形成
NISAを使った積立投資は、長期・分散・積立を基本とした資産運用の手段の一つです。FIREとは?経済的自立と早期リタイアを実現する方法を徹底解説で紹介しているように、将来の経済的自立を目指す上でも、NISAの非課税メリットを長期的に活用することは有効な選択肢の一つです。
どの投資信託を選べばよいか、毎月いくら積み立てるべきかで迷ったときは、Habittoのアドバイザーに相談してみてください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーが、あなたの状況に合わせてアドバイスします。チャットまたはオンラインセッションで無料相談でき、無理な勧誘は一切ありません。
まとめ:シミュレーションは「始めるきっかけ」にしよう
NISAシミュレーションは、将来の資産形成をイメージするための便利なツールです。毎月の積立額・積立期間・年率などを入力するだけで、目標金額への道筋が見えてきます。
大切なのは、シミュレーションの結果に一喜一憂するのではなく、「長期でコツコツ続ける」という姿勢を持つことです。まずは少額から始めて、再設定・再計算を繰り返しながら自分のペースで資産運用を続けていきましょう。
投資に回す前の生活防衛資金の置き場所として、また投資に関するご相談の窓口として、Habittoを選択肢の一つとして活用してみてください。
貯蓄を始めたいけれど、どの口座を選べばいいか迷っている方は、条件なしで年利0.7%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。
お金のことで迷ったら、Habittoのアドバイザー相談も気軽にご利用ください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも、チャットまたはオンラインセッションで相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。
※0.7%(税引後0.557%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。
※投資にはリスクが伴います。投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。
※当社が提供するシミュレーションおよび記事内の計算例は参考情報であり、将来の運用成果を保証するものではありません。実際の運用結果は市場環境や手数料等により異なります。記事内で生じた損害について、当社は責任を負いかねます。本記事に記載の事項は、法令や制度の変更により変わる場合があります。
参考・出典
- 金融庁 NISA特設ウェブサイト「NISAを知る」(2024年1月制度開始、2026年6月参照)
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