資産運用シミュレーション(みらい電卓)の使い方|積立・運用・取り崩しを計算【2026年版】
資産運用シミュレーション(みらい電卓)とは?積立・運用・取り崩しの計算方法をわかりやすく解説【2026年版】
「毎月いくら積み立てれば、老後に必要なお金が貯まるのだろう?」
そんな疑問を持ちながら、なかなか計算に踏み出せていない方は多いのではないでしょうか。日本銀行の2026年4月展望レポートによると、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は2026年度に2%台後半になると予想されており、お金の価値が目減りしやすい局面が続いています。だからこそ、「どこにお金を置くか」「どう運用するか」を自分で試算してみることが、家計を守る第一歩になります。
この記事では、資産運用シミュレーション(みらい電卓)の使い方と、積立・運用・取り崩しそれぞれの計算の考え方をわかりやすく解説します。
この記事のアドバイザー
資産運用シミュレーションとは?みらい電卓の概要
資産運用シミュレーションとは、毎月の積立金額・想定利回り・運用期間などの数値を入力することで、将来の資産額を計算できるツールです。「みらい電卓」は野村証券が提供するウェブ上のシミュレーションサービスで、積立・運用・取り崩しの3つの場面に対応した機能を持っています。
このような電卓ツールは、証券会社や金融機関が広く提供しており、難しい計算式を知らなくても、目標金額や期間を入力するだけで結果を確認できる点が魅力です。
積立シミュレーション:毎月いくら積み立てれば目標金額を達成できる?
積立シミュレーションでよく使われる計算は、「毎月いくら積み立てれば、何年後に目標金額を達成できるか」というものです。想定する年率利回りと積立期間を指定することで、必要な毎月の積立金額が算出されます。
計算例①:20年後に1,000万円を目指す場合
- 目標金額:1,000万円
- 運用期間:20年(240ヶ月)
- 想定年率:3%
この条件で計算すると、毎月の積立金額はおよそ2万7,000円程度が目安になります(税金等は考慮しない試算)。元本の合計は約648万円となり、運用益が残りの約352万円を補う計算です。
同じ目標金額でも、年率を1%と想定した場合は毎月約3万8,000円が必要になります。想定利回りの違いが、毎月いくら積み立てるかに大きく影響することがわかります。
運用シミュレーション:今ある資産をどう増やす?
手元にまとまったお金がある場合は、「今いくら投資すれば、何年後にいくらになるか」という運用シミュレーションが役立ちます。元本・年率・期間の3つの数値を指定するだけで、将来の資産額が計算できます。
計算例②:100万円を年率3%で10年間運用した場合
- 元本:100万円
- 想定年率:3%
- 運用期間:10年
この条件では、10年後の資産額はおよそ134万円になります(複利計算・税金等は考慮しない想定)。元本100万円に対して約34万円の運用益が加わる計算です。
同じ元本でも、年率を1%と想定すると10年後は約110万円にとどまります。利回りの差が長期になるほど大きく広がる点は、資産運用を考えるうえで重要な情報です。
取り崩しシミュレーション:老後資金を毎月いくら引き出せる?
老後の生活では、積み立てた資産を少しずつ取り崩していくことになります。取り崩しシミュレーションでは、保有資産額・想定利回り・取り崩し期間を入力することで、毎月いくら引き出せるかを計算できます。
たとえば、2,000万円の資産を年率2%で20年かけて取り崩す場合、毎月引き出せる額はおよそ10万円前後になります(詳細な数値は利用するサービスの計算式によって異なります)。取り崩し期間が長くなるほど、毎月の引き出し額は少なくなるため、長期的な計画が必要です。
シミュレーションを使う際の注意点
シミュレーションの結果はあくまでも想定であり、実際の運用成果を保証するものではありません。投資信託やファンドへの投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性もあります。また、手数料や税金等は考慮されていないケースが多く、実際の受取額は異なる場合があります。
シミュレーションは「方針を立てるための道具」として活用し、具体的な取引や商品選びは専門家への相談も組み合わせることをおすすめします。野村などの証券会社が提供するサービスを利用する際も、各社の詳細な条件や手数料を必ず確認してください。
積立・投資を始める前に「お金の置き場所」を見直そう
投資を始める前に大切なのが、生活防衛資金の確保です。毎月の積み立てに回すお金とは別に、万が一のときに使える現金を普通預金に置いておくことが基本の方針です。
ここで気になるのが、どの口座に置くかという点です。メガバンクの普通預金金利は現在年0.3%ですが、ネット銀行の中には条件なしでより高い金利を提供しているところもあります。
Habittoの貯蓄口座は、年0.7%(税引後0.557%)の金利が条件なしで適用されます(預金額100万円まで)。メガバンクの普通預金(年0.3%)と比べると約2.3倍の金利水準です。たとえば100万円を1年間預けた場合、税引後の利息はHabittoなら約4,780円、メガバンクなら約2,390円と、約2,390円の差になります。投資に回す前の待機資金や生活防衛資金の置き場所として、選択肢の一つとして検討してみてください。
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インフレ時代に「置くだけ」では損をする?
日本銀行の2026年4月展望レポートでは、消費者物価の上昇が続く見通しが示されています。物価が年2%台後半で上昇する局面では、金利が低い口座にお金を置いたままにすると、実質的な購買力が下がっていく可能性があります。
だからこそ、シミュレーションで「積み立てたらどうなるか」を確認しながら、同時に「今置いているお金の金利は十分か」も見直すことが大切です。イオン銀行の金利は?普通預金・定期預金の最新金利と条件を解説【2026年】のような記事も参考にしながら、複数の選択肢を比較してみましょう。
Habittoのアドバイザーなら、「投資と貯蓄のバランスをどうすればいいか」「どんなファンドが自分に合うか」といった相談にも、国家資格を持つFPが無料で対応しています。シミュレーションの結果を持ち込んで、具体的なアドバイスをもらうことも可能です。
家計全体から資産運用を考えるコツ
資産運用は家計の一部です。毎月いくら積み立てられるかは、収入と支出のバランスで決まります。固定費の見直しや家計管理の改善が、投資の余力を生み出す近道になります。
固定費を節約する方法|家計の見直しで毎月の支出を減らすコツ【2026年版】を参考に、まずは毎月の支出を整理してみることをおすすめします。積み立てに回せる金額が明確になると、シミュレーションの数値もより現実的なものになります。
まとめ:シミュレーションは「始めるための地図」
資産運用シミュレーション(みらい電卓など)は、難しい計算を自動でやってくれる便利なツールです。積立・運用・取り崩しそれぞれの場面で、目標金額・期間・利回りを指定するだけで、具体的な数値が得られます。ただし、結果はあくまで想定であり、実際の運用には市場リスクや手数料が伴います。
大切なのは、シミュレーションを「行動を起こすための地図」として使うことです。計算結果を見て「では毎月いくら積み立てよう」「生活防衛資金はどこに置こう」という次のステップにつなげていきましょう。
お金のことで迷ったら、Habittoのアドバイザー相談も気軽にご利用ください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも、チャットまたはオンラインセッションで相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。
また、投資に回す前の現金の置き場所として、条件なしで年利0.7%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。
※0.7%(税引後0.557%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。
※投資にはリスクが伴います。投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。
参考・出典
- 日本銀行「経済・物価情勢の展望(2026年4月)」
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※0.7%(税引後0.557%)の金利は預金額100万円まで適用。 100万円超は0.3%(税引後0.239%)。金利は変動する場合があります。