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低収入でも貯金できる?少ない給料で始められる貯金方法とコツ

低収入でも貯金できる?収入が少なくても始められる貯金方法とコツを解説

「手取りが少なくて、貯金に回すお金がない…」

毎月の生活費でいっぱいで、貯金する余裕がないと感じている方は少なくありません。金融経済教育推進機構の2024年調査によると、単身世帯の約33%が金融資産を保有していないという結果が出ています。20代に限ると約37%、50代でも約40%が金融資産ゼロです。

収入が低いと貯金は無理だと思いがちですが、実際にはそうとも限りません。年収が高くても支出が多ければ貯まりませんし、収入が少なくても支出をコントロールできれば少しずつ貯蓄は増えていきます。

この記事では、低収入でも無理なく始められる貯金方法と、すぐに実践できる節約のコツを紹介します。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み

髙山 千愛美たかやま ちあみ2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
投資スタイル: 長期積立分散を意識したインデックス投資/株主優待


まず知っておきたい:貯金の目標額はいくら?

「毎月いくら貯金すればいいの?」という疑問に対して、よく言われるのが手取り収入の10〜15%です。金融広報中央委員会の調査でも、実際に手取りの10〜15%を貯蓄に回している人が最も多いという結果が出ています。

手取り別の貯金目安を計算してみましょう。

手取り月収10%の場合15%の場合1年間の合計(10%)
15万円15,000円22,500円18万円
18万円18,000円27,000円21.6万円
20万円20,000円30,000円24万円
25万円25,000円37,500円30万円

手取り15万円でも、毎月15,000円を貯金すれば1年間で18万円になります。「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、3年続ければ54万円、5年で90万円です。ゼロから始めても、続けることで確実に積み上がっていきます。

とはいえ、10%が厳しい場合は月5,000円からでも構いません。金額よりも「貯金する習慣をつくること」が大切です。


貯金が貯まらない人に多い3つの特徴

収入が同じでも、貯金できる人とできない人がいます。貯金が苦手な人に共通しやすい特徴を確認してみましょう。

特徴1:毎月の支出を把握していない

「何にいくら使っているかわからない」状態だと、お金は知らないうちに消えていきます。特にコンビニでの少額の買い物やサブスクリプションの利用料は、1回あたりの金額が小さいため気づきにくい支出です。

特徴2:「余ったら貯金」の方式になっている

給料が入ったらまず生活費に使い、月末に残った分を貯金する方法だと、ほとんどの場合お金は残りません。使えるお金がある限り、人は使ってしまう傾向があるからです。

特徴3:固定費を見直したことがない

家賃、通信費、保険料、サブスクリプションなどの固定費は、毎月自動的に引き落とされるため、一度契約するとそのまま放置しがちです。固定費は支出全体のなかで大きな割合を占めるため、ここに無駄があると毎月確実にお金が流れ出ていきます。


低収入でも始められる貯金方法5つ

方法1:先取り貯金で「自動的に貯まる仕組み」を作る

貯金を成功させる最大のコツは、給料が入ったらすぐに貯金分を別の口座に移すことです。「余ったら貯金」から「先に貯金して、残りで生活する」に切り替えるだけで、お金の貯まり方が変わります。

具体的な方法としては、給与口座から貯蓄用口座への自動振替を設定するのが効果的です。給与日の翌日に毎月一定額が自動的に移動する設定にしておけば、意識しなくても貯金が進みます。

貯蓄用口座は、生活費用の口座とは別の銀行にするのがポイントです。同じ銀行だとすぐに移動できてしまうので、「引き出しにくい環境」を意図的に作りましょう。

貯蓄用口座は、少しでも金利の高い銀行を選ぶと利息が味方になります。たとえば100万円を年利0.6%で預けると、1年間で約6,000円(税引後約4,780円)の利息がつきます。少額でもコツコツ積み立てていけば、利息分が追加のボーナスになります。

Habittoの貯蓄口座では、100万円まで年利0.6%(税引後0.478%)が条件なしで適用されます。100万円を超える部分は0.3%(税引後0.239%)となります。金利は変動する場合があります。

方法2:支出を把握して「使途不明金」をなくす

貯金の第一歩は、毎月の収支を正確に把握することです。家計簿アプリを使えば、銀行口座やカードと連携して自動で支出を記録できるので、手間をかけずに支出の全体像が見えるようになります。

1ヶ月分の記録ができたら、「何に使ったかわからないお金」がないか確認してみましょう。コンビニでの飲み物やちょっとしたお菓子、使っていないサブスクの月額料金など、1つひとつは少額でも積み重なると月に数千円〜1万円以上になることがあります。

支出を記録すると「使いすぎた」と感じる項目が自然に見えてきます。そこから削れる部分を少しずつ減らしていくだけで、無理なく支出を抑えられます。

方法3:固定費を見直す(効果が大きい順)

固定費の見直しは、一度やれば翌月からずっと節約効果が続くため、低収入の人にこそおすすめの方法です。効果が大きい項目から順に見ていきましょう。

① 通信費 大手キャリアのスマホプランを使っている場合、格安SIMに切り替えるだけで月3,000〜5,000円の節約になることが多いです。年間で36,000〜60,000円の差になります。自分のデータ通信量を確認して、使い方に合ったプランを選びましょう。

② サブスクリプション 動画配信、音楽、ニュース、クラウドストレージなど、契約しているサブスクをすべてリストアップしてみましょう。月額500〜1,500円程度のサービスでも、3つ使っていれば月4,500円。本当に使っているものだけ残して、それ以外は解約します。

③ 保険料 生命保険や医療保険の内容を最後に見直したのはいつでしょうか。ライフステージが変わっているのに保険内容がそのままになっているケースはよくあります。保障内容と保険料のバランスを確認しましょう。

④ 電気・ガス 電力・ガスの自由化により、会社の切り替えやプランの変更で月数百〜数千円の節約が可能です。比較サイトで現在の利用量をもとにシミュレーションしてみましょう。

方法4:キャッシュレス決済で支出を見える化する

現金で支払っていると、いくら使ったかが曖昧になりがちです。キャッシュレス決済に切り替えると、アプリで利用明細がすべて記録されるため、支出の管理が格段に楽になります。

ただし、クレジットカードは引き落としが翌月以降になるため、つい使いすぎてしまう人には注意が必要です。使った瞬間に口座残高が減るデビットカードなら、「今いくら使えるか」がリアルタイムでわかるので、使いすぎを防ぎやすくなります。

Habittoのデビットカードは利用額の0.8%が翌月キャッシュバックされるので、普段の買い物をするだけで少しずつ還元が貯まります。生活費をデビットカードに集約すれば、支出の見える化とキャッシュバックの両方が手に入ります。

方法5:貯金の目標を具体的に決める

「なんとなく貯金したい」だと、モチベーションが続かずに途中で挫折しやすくなります。貯金の目的と目標額を具体的に決めておきましょう。

・旅行資金として30万円を1年で貯める → 月25,000円

・緊急用資金として50万円を2年で貯める → 月約21,000円

・引っ越し費用として20万円を半年で貯める → 月約33,000円

目標が明確だと「今月もちゃんと貯められた」という達成感が生まれて、貯金を続けやすくなります。大きな目標の場合は、3ヶ月ごとなどの中間目標を設定するのもおすすめです。


節約で効果が出やすい生活費の見直しポイント

固定費以外にも、日常の出費を少し意識するだけで月数千円〜1万円の節約につながるポイントがあります。

食費のコツ: 外食の回数を減らして自炊を増やすのが基本です。週に1回外食を減らすだけでも、月に3,000〜5,000円の節約になります。まとめ買いをして作り置きしておけば、忙しい日にコンビニ弁当を買う回数も減ります。

買い物のコツ: 買い物に行く前に「今日買うもの」をリストアップする習慣をつけると、衝動買いが減ります。「欲しい」と思ったものは一晩寝かせてから判断する「24時間ルール」も効果的です。

ATM手数料のコツ: ATMの手数料は1回110〜220円程度ですが、月に何度も引き出していると年間で数千円の出費になります。月に引き出す回数と金額を決めておくか、手数料無料の回数が多い銀行を選びましょう。

「ノーマネーデー」を設ける: 週に1〜2日、まったくお金を使わない日を作ってみましょう。お弁当と水筒を持参して、買い物をしない日を意識的に設けるだけで、月の支出が自然に減っていきます。


収入が少なくても、貯金体質は作れる

ここまで紹介した方法をすべて一度に実践する必要はありません。まずは自分にできそうなものから1つ始めてみてください。

おすすめの順番は以下のとおりです。

  1. 支出を把握する(家計簿アプリで1ヶ月記録してみる)

  2. 固定費を1つ見直す(通信費やサブスクなど、すぐに効果が出るもの)

  3. 先取り貯金を始める(月5,000円からでOK、自動振替を設定する)

この3ステップだけで、お金の流れが変わり始めます。

お金の管理や貯蓄のバランスについて「自分の場合はどうすればいいかわからない」と感じたら、お金の専門家に相談してみるのも一つの方法です。Habittoでは国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に家計の見直しについて聞いてみてください。


貯金は、収入の多さよりも「仕組み」と「習慣」で決まります。月5,000円でも1万円でも、コツコツ続けることが将来の安心につながります。

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※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。