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投資初心者は何から始める?種類・始め方・基本をやさしく解説

投資初心者は何から始める?種類・始め方・基本の知識をやさしく解説【2026年版】

「投資を始めたいけど、何からやればいいのかわからない」。そんな投資初心者の方は少なくありません。

物価の上昇や将来の年金への不安から、銀行に預けるだけでは資産が目減りしてしまう時代になりました。実際、2025年6月末時点でNISA口座数は約2,700万口座を超え、投資をはじめる人は年々増えています。

ただ、投資にはさまざまな種類があり、株式投資や投資信託、NISAなど聞き慣れない言葉も多いです。投資初心者の方が安心して最初の一歩を踏み出せるよう、この記事では投資の基本的な知識から、自分に合った始め方、リスクとの向き合い方までわかりやすく解説します。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み

髙山 千愛美たかやま ちあみ2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
投資スタイル: 長期積立分散を意識したインデックス投資/株主優待


そもそも投資とは?銀行預金との違い

投資とは、株式や投資信託などの金融商品を購入し、値上がり益や配当金などのリターンを得ることです。自分の資産を「育てる」方法の一つといえます。

銀行の普通預金は元本が保証されている安心感がありますが、金利はメガバンクで0.2%前後です(2026年3月時点)。たとえば100万円を1年間預けても、利息は約2,000円程度にとどまります。

一方、投資には元本保証がなく、価格が変動するリスクがあります。購入した金融商品の価格が下がれば、損失が出る可能性もあります。ただし、長期的に運用することでリスクを抑えながら、預金よりも大きなリターンが期待できるのが投資の特徴です。

投資の基本は「余裕資金で行うこと」です。生活費や近い将来に必要な資金(教育費、住宅の頭金など)は手元に確保し、当面使う予定のないお金で始めましょう。


投資初心者が知っておきたい金融商品の種類

投資と一口にいっても、さまざまな種類があります。ここでは代表的な金融商品の特徴を紹介します。

投資信託

投資信託は、多くの投資家から集めた資金を専門家(ファンドマネージャー)がまとめて運用する金融商品です。株式や債券など複数の銘柄に分散投資してくれるので、投資初心者でも始めやすいのが特徴です。

金融機関によっては100円から購入可能で、少額から気軽に資産運用をスタートできます。投資信託には大きく分けて2つの型があります。

インデックス型: 日経平均株価やS&P500などの株式指数に連動する運用を目指すファンドです。手数料(信託報酬)が低く、長期の積立投資に向いています。

アクティブ型: 指数を上回るリターンを目指して専門家が積極的に銘柄を選ぶファンドです。インデックス型よりも手数料は高めで、運用成績はファンドによって異なります。

投資信託を購入する際は、目論見書(もくろみしょ)で運用方針や手数料、リスクなどの情報を確認してから判断しましょう。

株式(株)

株式投資は、企業が発行する有価証券(株)を購入して、配当金や値上がり益を得る方法です。企業の業績や日本・世界の経済状況によって株価は変動するため、投資信託よりもリスクは大きくなる傾向があります。

日本の株式は通常100株単位(1単元)での売買が基本で、銘柄によっては数万円〜数十万円の資金が必要です。最近はミニ株(単元未満株)を取り扱う証券会社も増えており、1株から購入可能なケースもあります。

株式の取引には証券会社での口座開設が必要です。インターネットで取引できるネット証券なら、売買手数料が安い傾向にあります。

債券(国債や社債)

債券は、国や企業にお金を貸して利子を受け取る金融商品です。個人向け国債は日本国政府が元本と利子の支払いを保証しているため、安全性の高い資産運用方法として知られています。

満期まで保有すれば額面金額が戻ってくるため、リスクを抑えた投資が可能です。ただし、株式投資や投資信託と比べるとリターンは控えめです。途中で売却する場合は市場価格の変動の影響を受けます。購入時は契約条件や利率を確認しておきましょう。

ETF(上場投資信託)

ETFは投資信託の一種で、証券取引所に上場しているため、株式と同じようにリアルタイムで売買できます。一般的に投資信託よりも信託報酬が低い傾向にあり、コストを抑えた運用がしやすい金融商品です。


投資初心者におすすめの始め方

投資初心者におすすめの始め方を知ることは、失敗を避ける上でとても重要です。基本的な投資の知識をおさえた上で、以下の3つのステップで進めると安心です。

ステップ1:投資の目的と金額を決める

まず「何のために投資するのか」を明確にしましょう。老後の資金づくり、子どもの教育資金、住宅購入の頭金など、目的によって運用の期間やリスク許容度が変わります。

目的が決まったら、毎月いくら投資に回せるかを確認します。家計の収支を整理して、生活費や緊急用の貯蓄を差し引いた余裕資金から始めるのがポイントです。最初は月5,000円〜1万円程度の少額からでも問題ありません。

ステップ2:口座を開設する

投資を行うには、銀行や証券会社で専用の口座を開設する必要があります。普通預金口座とは異なるため、投資信託口座や証券口座を新たに開設します。

多くの金融機関ではインターネットから口座開設の申し込みが可能です。必要書類はマイナンバーカードや本人確認書類程度で、最短数日で開設できるところもあります。

口座開設と合わせて、NISA口座も同時に申し込むのがおすすめです。NISAを利用すれば、投資で得た利益に税金がかかりません(通常は約20.315%の税金が発生)。

ステップ3:少額の積立投資からはじめる

投資初心者の方には、投資信託の積立投資から始めることをおすすめします。毎月決まった金額を自動で購入する方法で、一度設定すれば手間がかかりません。

積立投資のメリットは「ドルコスト平均法」の効果を得られることです。価格が高い時には少なく、安い時には多く購入するため、長期で続けると購入価格が平準化され、リスクが抑えられます。

たとえば毎月1万円を年利5%で20年間積み立てた場合、元本240万円に対して運用益は約171万円。合計約411万円になるシミュレーションです(実際の運用成績を保証するものではありません)。

少額の積立投資なら、金額の変動にも精神的に振り回されにくく、投資を長期で継続しやすいです。


NISA制度を活用しよう

投資初心者がまず利用を検討したいのが、NISA(少額投資非課税制度)です。

NISAは、年間最大360万円の投資枠で得た利益が非課税になる制度です。通常、投資の利益には約20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で運用すればこの税金がゼロになります。たとえば10万円の利益が出た場合、通常なら約2万円が税金として差し引かれますが、NISAなら10万円がまるごと手元に残ります。

NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあり、併用が可能です。

項目つみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠120万円240万円
対象商品金融庁認定の投資信託・ETF株式・投資信託など幅広い
購入方法積立のみ積立+一括購入
非課税保有期間無期限無期限

投資初心者の方は、まずつみたて投資枠からはじめるのがおすすめです。金融庁が長期的な投資に適していると認めた投資信託だけが対象商品になっているため、初心者にもやさしい設計です。

NISA口座は1人につき1つの金融機関でしか開設できません。証券会社や銀行によって取扱銘柄数やサービス内容が異なるため、事前に情報サイトなどで比較して自分に合った金融機関を選びましょう。


投資で知っておきたいリスクと対処法

投資にリスクはつきものですが、正しい知識を持っておけば過度に怖がる必要はありません。代表的なリスクと対処法を確認しておきましょう。

価格変動リスク

株式や投資信託の価格は日々変動します。購入した金融商品の価格が下がれば、売却時に損失が発生する可能性があります。

対処法: 長期運用を心がけましょう。短期間では値下がりすることがあっても、5年、10年、20年と長い期間で見れば、価格は平準化されやすくなります。金融庁のデータでも、20年以上の長期・積立・分散投資を行った場合、元本割れのリスクが大きく低下する傾向が示されています。

為替変動リスク

海外の株式や債券に投資する場合、為替レートの変動によって円ベースの評価額が変わります。円高になると海外資産の価値が目減りし、円安になると価値が増えます。

対処法: 日本国内と海外、複数の地域に分散投資することで、為替変動の影響を抑えられます。

信用リスク

債券を発行している国や企業が財政難に陥ると、利子や元本の支払いが滞る可能性があります。株式の場合も、企業の業績悪化や倒産によって価値がゼロになるリスクがあります。

対処法: 特定の銘柄に集中せず、複数の銘柄や資産に分散投資しましょう。投資信託はこの分散投資の効果を手軽に得られる金融商品です。

投資初心者が心がけたい3つのポイント

  1. 余裕資金で行う  生活費や緊急時の資金には手をつけず、当面使わないお金で投資しましょう。

  2. 長期の視点を持つ 短期的な値動きに一喜一憂せず、5年、10年先を見据えた運用を心がけましょう。

  3. 分散投資を意識する  1つの銘柄や1つの資産に集中させず、複数に分けて投資することでリスクを抑えられます。


投資初心者が避けたい失敗パターン

投資を始めたばかりの時にやってしまいがちな失敗もあります。事前に知っておくことで、安心して資産運用を続けやすくなります。

・よくわからない金融商品に手を出す

「儲かりそう」という理由だけで、仕組みを理解していない商品を購入するのは危険です。投資信託であれば目論見書を読んで、運用方針・手数料・リスクを確認してから判断しましょう。

・短期間で結果を求めて売買を繰り返す

価格が少し下がっただけで焦って売却し、少し上がったら買い戻す、という短期売買はコストがかさむ上に精神的な負担も大きいです。積立投資で長期保有する方が、初心者には向いています。

・生活に必要なお金を投資に回す

投資で損失が出ても生活に影響が出ないよう、投資はあくまで余裕資金の範囲で行うのが鉄則です。

・手数料を確認しない

投資信託の信託報酬や、株式の売買手数料は、長期で見ると運用成績に大きく影響します。同じような運用方針のファンドでも、信託報酬の違いで10年後、20年後のリターンに差が出ます。商品を選ぶ際はコスト面も必ず確認してください。


よくある質問

Q. 投資初心者は最低いくらから始められる?

投資信託なら金融機関によっては100円から購入可能です。NISAのつみたて投資枠でも少額から積立投資を始められます。まずは自分に合った金額で無理なくはじめて、慣れてきたら金額を増やしていくのがおすすめです。

Q. 投資と貯金はどちらを優先すべき?

まずは生活費の3〜6ヶ月分程度を貯金として確保しましょう。その上で、余裕資金の一部を投資に回すのが安心です。貯金と投資は「どちらか一方」ではなく、目的に合わせて使い分けるのがポイントです。たとえば、すぐに使う可能性のあるお金は金利の高い普通預金に、10年以上先に使うお金は投資信託で運用する、といった使い分けが考えられます。

Habittoの貯蓄口座は条件なしで年利0.6%(100万円まで)の金利がつくため、まずは安心して貯蓄を確保しておきたい方にも向いています。

※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。

Q. 投資の勉強はどうやってすればいい?

金融庁の公式サイトにはNISA制度の詳しい解説ページがあり、無料で正確な情報を得られます。また、投資に関する入門書を1〜2冊読んでおくと基本的な知識が身につきます。インターネットの情報サイトも参考になりますが、広告目的の内容もあるため、複数の情報源で確認する習慣をつけましょう。


投資は「難しそう」「怖い」というイメージを持つ方も多いですが、少額の積立投資から始めれば、投資初心者でもムリなく資産運用をはじめられます。まずは自分の目的と余裕資金を確認するところからスタートしてみてください。

「投資を始めたいけど、自分に合った方法がわからない」という方は、プロに相談してみるのも一つの方法です。Habittoでは国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも相談できます。NISAの始め方や自分に合った資産運用の進め方など、チャットやオンラインセッションで気軽に聞いてみてください。無理な勧誘は一切ありません。

※投資にはリスクが伴います。詳細は各商品の説明書をご確認ください。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。