投資信託はいつ始める?【2026年版】積立投資の始め方・タイミングを初心者向けに解説
投資信託をいつ始めるべきか【2026年版】初心者向けに積立投資の始め方・タイミングを解説
「投資信託って、今から始めても遅くないのかな。もっと相場が落ち着いてから始めた方がいいのかも……」
そう感じている方は少なくありません。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」によると、金融資産を保有しない世帯の割合は全体の23.9%にのぼり、「きっかけがつかめない」「タイミングがわからない」という声が多く聞かれます。
この記事では、投資信託を始めるタイミングについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。「いつ買うか」よりも大切な考え方から、具体的な始め方まで順を追って説明していきます。
この記事のアドバイザー
記事監修アドバイザー認定済み田口 秀一(タグチ シュウイチ)外資系金融機関で10年以上の経験を通し、主に「投資初心者」向けに、「賢い家計の見直し術」から「ゼロからの投資の始め方」などのオーダーメードでサポートをしてきました。何事も興味を持ったタイミングが始め時です。不安もあるかもしれませんが、この機会に一緒に最初の一歩を踏み出しましょう!得意分野: 資産運用・生命保険
投資信託を始めるタイミングに「正解」はあるのか
結論からお伝えすると、投資信託の「完璧なタイミング」を事前に知ることは、プロでも難しいことです。株価や相場は日々変動しており、「底値で買って高値で売る」ことを狙い続けると、かえって機会を逃してしまうケースが多くあります。
重要なのは「いつ始めるか」ではなく、「いつまで続けるか」です。長期の積立投資においては、始めた時期よりも運用期間の長さが資産形成に大きく影響します。
日本銀行の調査でも、長期・分散・積立を組み合わせた運用方法がリスクを抑えながら資産を育てるうえで有効とされています。
「ドル・コスト平均法」が初心者に有効な理由
積立投資の基本となる考え方が「ドル・コスト平均法」です。毎月一定の金額を購入し続けることで、価格が高い時には少なく、価格が低い時には多く口数を買うことができます。
この方法の最大のメリットは、相場のタイミングを読まなくてよい点です。価格変動のリスクを時間的に分散できるため、初心者の方でも無理なく資産運用を続けやすくなります。
具体的な計算例:毎月1万円を積み立てた場合
たとえば、毎月1万円ずつ投資信託を購入するとします。
| 月 | 基準価額 | 購入口数 |
|---|---|---|
| 1月 | 10,000円 | 100口 |
| 2月 | 8,000円 | 125口 |
| 3月 | 12,000円 | 83口 |
3か月で合計3万円を投資し、取得した口数は308口。平均取得単価は約974円(30,000円÷308口)となり、単純平均の1万円よりも低い水準で購入できています。下落した月にも継続して購入したことが、平均コストを下げる効果をもたらしています。
投資信託の基準価額とは何か
投資信託には「基準価額」という価格があります。これは、ファンドが保有する株式や債券などの資産の時価合計を、口数で割ったものです。毎営業日に算出・公表されます。
基準価額は市場の変動を受けて日々動きます。「基準価額が高いから割高」「低いから割安」とは一概にいえません。大切なのは、その商品が長期的にどのような運用方針を持ち、どれだけコストが低いかを確認することです。
手数料(信託報酬)は運用コストに直結します。たとえば年率0.1%と0.5%では、100万円を10年運用した場合の差は約4万円以上になります。購入前に必ず確認したい情報です。
NISAを活用した積立投資の始め方
2024年からスタートした新NISAは、投資信託の積立投資と非常に相性の良い制度です。年間360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで非課税で運用できます。
通常、投資信託で得た利益には約20.315%の税金がかかります。NISAを使えばこの税金がかからないため、長期運用での資産形成において大きな差が生まれます。
計算例:NISA活用で変わる手取り額
毎月3万円を20年間積み立て、年率3%で運用できたとします。
- 元本:720万円
- 運用益(概算):約277万円
- 合計:約997万円
この運用益277万円に対し、通常の課税口座では約56万円の税金がかかります。NISAなら非課税のため、56万円がそのまま手元に残る計算です。
NISA口座は一人につきひとつの金融機関でしか開設できません。Habitto投資口座の開設と同時に申込が可能で、Habitto投資口座ではアドバイザーが口座開設・商品選び・運用中のアドバイスまでサポートしています。
Habittoの貯蓄口座で「投資前の土台」を整える
投資信託を始める前に、まず生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)を手元に確保しておくことが大切です。この資金は、急な出費があっても投資を崩さずに済むための「安全網」になります。
生活防衛資金の置き場として、Habittoの貯蓄口座は選択肢の一つです。条件なしで年利0.6%(税引後0.478%)の金利がつき、預金額100万円までこのレートが適用されます。普通預金でありながら、メガバンクの金利と比べて高い水準を維持しています。
たとえば生活防衛資金として50万円を預けた場合、1年後には税引後で約2,390円の利息を受け取れます。少額ですが、使わずに眠らせておくよりも着実にお金が育ちます。
口座開設は最短8分、スマホだけで完結します。投資を始める前の「資金の整理」から、Habittoを活用してみてください。
投資信託の商品選びで押さえたい3つの基準
投資信託を選ぶ際に確認したい基準を3つ紹介します。
1. 運用コスト(信託報酬)が低いか
信託報酬は、投資信託を保有している間ずっとかかるコストです。信託報酬が低い投資信託であれば、長期運用において手数料の影響を最小限に抑えられます。
2. 分散投資ができているか
世界株式や全世界債券に投資するファンドは、特定の国や会社への集中リスクを避けられます。日本だけでなく、世界全体の経済成長を取り込める商品が多く選ばれています。
3. 長期運用に向いた設計か
毎月分配型のファンドは、分配金が出るたびに運用資産が減るため、長期の資産形成としては不向きな場合があります。再投資型や成長型のファンドを基本に選ぶとよいでしょう。
始めるタイミングを迷っている方へ:今が「始め時」といえる理由
「もう少し待ってから」と考えているうちに、時間という最大の味方を失ってしまいます。積立投資において、運用期間が長いほど複利の効果が大きく働きます。
まずはHabittoアドバイザーセッションで相談してみることをおすすめします。
たとえば、25歳から月1万円・年率3%で40年間積み立てた場合と、35歳から30年間積み立てた場合を比較すると、元本の差は120万円ですが、最終的な資産額の差は約200万円以上になります。
20代の資産運用の始め方や30代の資産運用の始め方でも詳しく解説していますが、「いつから始めるか」よりも「始めること」が何より大切です。
少額から始められる積立投資なら、月3,000円・5,000円といった金額からでもスタートできます。まずは無理のない金額で始め、継続することを最優先に考えてみてください。
よくある質問
Q. 相場が下落しているときに始めても大丈夫ですか?
積立投資の観点では、下落局面はむしろ多くの口数を購入できるチャンスです。ドル・コスト平均法の仕組み上、価格が低い時期に購入した分が、将来の価格回復時に資産増加につながります。
Q. 投資信託はいくらから始められますか?
Habitto投資口座では1,000円から始められます。まずは少額で試してみることで、実際の値動きや取引の感覚をつかみやすくなります。
Q. NISAとiDeCoはどちらを優先すべきですか?
どちらも非課税の優れた制度ですが、iDeCoは60歳まで引き出せない制約があります。まずは柔軟に使えるNISAから始め、余裕が出てきたらiDeCoも検討するというプランが多くの方に向いています。
まとめ:タイミングより「仕組み」を整えることが大切
投資信託を始める「完璧なタイミング」を探し続けることは、実は資産形成の妨げになることがあります。大切なのは、自分のライフプランに合った金額を設定し、長期で続けられる仕組みを作ることです。
積立投資とNISAの組み合わせは、2026年現在でも多くの方が実践している基本的な方法です。まず生活防衛資金を確保し、そのうえで少額から始めてみることをおすすめします。
投資を始める前の資金管理に迷っている方は、Habittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。条件なしで年利0.6%(税引後0.478%)の金利がつき、口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。
Habittoアドバイザーなら、ライフプランに合った金額や始め方を丁寧に教えてくれます。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも相談でき、無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。
※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。
※投資にはリスクが伴います。投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
参考・出典
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」
- 金融庁「長期・積立・分散投資について」
- 日本銀行「金融リテラシーと資産形成に関する調査・研究」
- 国税庁「NISA(少額投資非課税制度)」
- 金融庁「新しいNISA」(2024年制度改正資料)
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