通信費を節約する方法|スマホ代・ネット回線の見直しポイントを解説
通信費を節約する方法|スマホ代・ネット回線を見直して毎月の出費を減らすコツ
毎月のスマホ代やインターネット代、なんとなく「こんなものかな」と思って払い続けていませんか?
通信費は家賃や保険と同じ固定費です。一度見直すだけで、その後ずっと節約効果が続きます。たとえば大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、月5,000円以上安くなるケースもあります。年間にすると6万円です。
この記事では、通信費の平均額から具体的な節約方法まで、一人暮らしの方も家族世帯の方も実践できる内容をまとめました。自分の通信費が平均と比べてどうなのか、まずは確認するところから始めてみましょう。
この記事のアドバイザー
記事監修アドバイザー認定済み髙山 千愛美(たかやま ちあみ)2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
投資スタイル: 長期積立分散を意識したインデックス投資/株主優待
通信費とは?何が含まれる?
通信費とは、スマートフォンやインターネットなど、通信サービスの利用にかかる費用の総称です。具体的には以下のような項目が含まれます。
・スマートフォンの基本料金、データ通信料、通話料 ・自宅のインターネット回線(光回線、ホームルーター、モバイルルーターなど) ・有料アプリやクラウドストレージの月額料金 ・動画配信・音楽配信サービスなどのサブスクリプション
毎月の支払いが自動引き落としになっていることが多く、「いつの間にか増えていた」という方は少なくありません。まずは自分が毎月いくら払っているのか、内訳まで把握することが節約の第一歩です。
通信費の平均はいくら?世帯別に確認
総務省の「家計消費状況調査」をもとにした、世帯人数別の通信費の平均額を紹介します。
一人暮らしの通信費の平均
一人暮らしの通信費の平均は月額約8,700〜9,000円です。内訳はスマホ代が約5,200〜6,600円、インターネット代が約2,500〜3,000円です。
この金額は全年代の平均なので、スマホの利用頻度が高い20〜40代ではもう少し高くなる傾向があります。月額1万円を超えている方は、見直しの余地があるかもしれません。
家族世帯の通信費の平均
家族世帯では、人数が増えるほどスマホ代が加算される一方、インターネット回線は1世帯で1回線なので、一人あたりのコストは下がります。
・2人世帯:月額約14,000円(一人あたり約7,000円)
・3人世帯:月額約20,000円(一人あたり約6,700円)
・4人世帯:月額約22,000〜24,000円(一人あたり約5,500〜6,000円)
家族割引やシェアプランを活用すれば、さらにコストを抑えられます。
スマホの通信費を安くする5つの方法
通信費の中でも大きな割合を占めるのがスマホ代です。ここでは、今すぐ実践できるスマホ代の節約方法を紹介します。
1. 料金プランを自分の使用量に合わせる
毎月のデータ通信量、正確に把握していますか?実は、自分のデータ使用量よりもはるかに大きな容量のプランを契約し続けている人は多いです。
各キャリアのマイページやアプリで、過去数ヶ月のデータ使用量を確認してみてください。たとえば毎月3GB程度しか使っていないのに20GBプランを契約しているなら、プランを変更するだけで月1,000〜3,000円の節約になります。
2. 格安SIM(格安スマホ)に乗り換える
通信費の節約で最もインパクトが大きいのが、格安SIMへの乗り換えです。大手キャリアでは月額7,000〜8,000円かかるプランが、格安SIMなら月額1,000〜3,000円程度で利用できる場合があります。
2026年現在、主な格安SIMの料金目安はこのようになっています。
・3GBプラン:月額約700〜990円
・10GBプラン:月額約1,500〜2,000円
・20GBプラン:月額約2,000〜3,000円
・無制限プラン:月額約3,000〜3,300円
楽天モバイル、LINEMO、mineo、IIJmioなどは利用者が多く、プランの選択肢も豊富です。以前は通信速度や品質の不安がありましたが、2026年現在では大手キャリアのサブブランド(ワイモバイル、UQモバイルなど)を含め、日常使いで困ることはほとんどありません。
乗り換えの手続きもオンラインで完結するものが多く、MNP(番号ポータビリティ)を使えば電話番号もそのまま引き継げます。
3. 不要なオプションを解約する
スマホ契約時に「最初の○ヶ月無料」で加入したオプション、そのまま有料になっていませんか?端末補償、留守番電話、セキュリティサービス、動画配信サービスなど、一つひとつは月額数百円でも、積み重なると月1,000〜2,000円になることがあります。
マイページで契約中のオプション一覧を確認し、使っていないものは解約しましょう。
4. 通話アプリを活用する
LINEやFaceTimeなどの無料通話アプリを活用すれば、通話料を大幅に抑えられます。家族や友人との連絡がアプリ中心なら、「かけ放題」オプション(月額1,000〜1,800円程度)が不要になる場合があります。
通話アプリの通話は、Wi-Fi環境であればデータ通信量も消費しません。
5. Wi-Fiを積極的に使ってデータ通信量を抑える
自宅にインターネット回線がある場合は、スマホをWi-Fiに接続する習慣をつけましょう。動画視聴やアプリのダウンロードなど、データ通信量の大きい操作をWi-Fi経由で行えば、スマホ側のデータ使用量を大幅に減らせます。
データ使用量を抑えられれば、より安い料金プランに変更できる可能性があります。
インターネット回線を見直して節約する方法
スマホ代と合わせて、自宅のインターネット回線の見直しも通信費の節約には欠かせません。
光回線の料金を確認する
光回線を契約している場合、月額料金は戸建てで約5,000〜6,000円、マンションで約3,500〜4,500円が一般的な相場です。プロバイダ料込みの一体型プランに変更するだけで、月額数百円安くなることがあります。
また、契約から数年経っている場合は、他社への乗り換えでキャッシュバックや月額割引が受けられるケースもあります。
スマホとのセット割を活用する
光回線とスマホを同じ系列の会社で揃えると、セット割引が適用されることがあります。たとえばドコモ光×ドコモスマホ、ソフトバンク光×ワイモバイル、auひかり×UQモバイルなど、回線ごとに対象のスマホキャリアが決まっています。
セット割を使えば、スマホ1回線あたり月額500〜1,000円程度安くなる場合があります。家族全員が対象になれば、世帯全体で月2,000〜4,000円の節約も可能です。
自分に合ったインターネット回線を選ぶ
インターネットの利用頻度や用途によっては、光回線以外の選択肢も検討してみましょう。
光回線がおすすめの方 ・自宅でオンラインゲームや高画質の動画視聴を頻繁にする方 ・テレワークでビデオ会議が多い方 ・家族で同時にインターネットを使う方
ホームルーターが合っている方 ・工事なしでインターネットを使いたい方 ・賃貸で回線工事ができない方 ・一人暮らしで利用量が中程度の方
モバイルルーターが合っている方 ・外出先でもインターネットを使いたい方 ・自宅でのネット利用が少ない方 ・月額費用をできるだけ抑えたい方
モバイルルーターは月額3,000〜4,000円程度で利用でき、光回線より安く済むケースが多いです。スマホのテザリング機能を自宅のWi-Fi代わりに使う方法もありますが、データ通信量がかさむので、スマホのプランとのバランスを考える必要があります。
通信費の節約で気をつけたいポイント
通信費を見直す際に、いくつか注意しておきたいことがあります。
契約期間と解約金を確認する
乗り換えを検討する際は、現在の契約に解約金や違約金が発生しないか事前に確認しましょう。2022年7月以降に締結された契約では、解約金の上限が月額料金相当額に制限されていますが、それ以前の契約では高額な解約金が残っている場合があります。
通信速度とのバランスを考える
月額料金が安いプランやサービスでは、通信速度が遅くなる場合があります。格安SIMの場合、特に昼の12時〜13時の時間帯は回線が混み合い、速度が落ちやすい傾向があります。
通信速度を重視する方は、大手キャリアのサブブランド(ワイモバイル、UQモバイルなど)やオンライン専用プラン(ahamo、LINEMO、povoなど)を選ぶと、料金を抑えつつ安定した速度が期待できます。
端末代の分割残債に注意する
スマホの機種代を分割払いで契約している場合、キャリアを変更しても残債の支払いは続きます。乗り換えのタイミングは、分割払いが終わる時期に合わせると負担が少なくなります。
通信費の節約だけで年間いくら浮く?
通信費を見直した場合の節約効果を、具体的にシミュレーションしてみましょう。
一人暮らしの場合
たとえば、大手キャリアのスマホ(月額8,000円)を格安SIMの3GBプラン(月額約1,000円)に変更すると、月7,000円、年間84,000円の節約です。光回線も乗り換えやセット割で月500円安くなれば、年間90,000円近い節約になります。
4人家族の場合
家族4人のスマホを大手キャリア(月額合計32,000円)から格安SIM(月額合計6,000円)に乗り換えると、月26,000円、年間312,000円の差額が生まれます。全員が同時に乗り換えなくても、1人ずつ見直すだけで着実にコストは下がります。
節約したお金を貯金に回すことで、将来のための資金を着実に増やせます。たとえば年間9万円を貯蓄に回し、年利0.6%の口座に預ければ、10年後には約90万円以上になります。通信費の見直しは、お金を育てる第一歩です。
通信費の見直しチェックリスト
最後に、通信費の節約に取り組む際のチェックリストをまとめます。
スマホ編 ・毎月のデータ使用量を確認したか ・自分の使い方に合った料金プランになっているか ・不要なオプションが残っていないか ・格安SIMへの乗り換えを検討したか ・かけ放題オプションが本当に必要か確認したか
インターネット回線編 ・現在の月額料金と契約内容を把握しているか ・スマホとのセット割が適用できないか確認したか ・自分の利用用途に合った回線タイプを選んでいるか ・乗り換えキャンペーンでよりお得になる選択肢がないか
通信費の見直しは、面倒に感じるかもしれませんが、一度やれば効果が長く続きます。家計簿をつけて支出全体を把握しながら、まずは金額の大きいスマホ代から手をつけてみるのがおすすめです。
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※0.6%(税引後0.478%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。通信サービスの料金・プラン内容は変動する場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。