新NISA銘柄の選び方|つみたて・成長投資枠のファンド一覧【2026年版】
新NISA銘柄の選び方|つみたて投資枠・成長投資枠のファンド一覧と選び方を解説【2026年版】
「新NISAを始めたいけれど、どの銘柄を選べばいいのかわからない」と感じている方は多いのではないでしょうか。
日本証券業協会の調査によると、2026年1〜3月の大手証券会社10社におけるNISA買付額は累計6兆5,224億円にのぼります。それだけ多くの方が新NISAを活用している一方で、「どの商品を選ぶか」という銘柄選びに悩む声も後を絶ちません。
この記事では、新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠それぞれの銘柄の特徴と選び方を、初心者にもわかりやすく解説します。投資信託やETF、株式など幅広い商品の情報を整理しながら、自分に合った選び方のポイントをお伝えします。
この記事のアドバイザー
新NISAの制度をおさらい|2つの投資枠の違い
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。国税庁「新しいNISAの概要」によると、つみたて投資枠の年間投資上限額は120万円、成長投資枠は240万円で、合計年間360万円まで投資可能です。生涯非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)となっています。
また、2024年から制度が恒久化され、非課税保有期間が無期限となりました。NISA口座で保有する銘柄を売却した場合、その買付額分だけ非課税保有額が減少しますが、減少した分は翌年以降に再利用できます。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資上限 | 120万円 | 240万円 |
| 対象商品 | 長期積立向け投資信託・ETF | 株式・投資信託・ETFなど幅広い |
| 買付方法 | 積立のみ | 積立・一括どちらも可 |
| 生涯上限 | 合計1,800万円(成長投資枠は最大1,200万円) | ← |
2つの枠は同じ年に併用でき、それぞれ異なる目的で活用できます。まずはこの基本的な制度の仕組みを理解したうえで、銘柄選びを進めていきましょう。
つみたて投資枠の銘柄の特徴と選び方
対象商品は金融庁の基準を満たしたファンドのみ
つみたて投資枠で購入できる銘柄は、金融庁が定めた一定の基準(手数料・運用方針など)を満たした投資信託やETFに限られます。長期・積立・分散投資に適した商品だけが対象となるため、初心者でも比較的安心して選びやすい仕組みです。
なお、2026年4月1日より、つみたて投資枠の対象指数に新たに2指数が追加され、指定指数に連動しない公募株式投資信託の主たる投資対象要件も「主に株式に投資するもの」から「主に株式又は公社債に投資するもの」に拡大されました(金融庁「非課税口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に関する基準の一部改正について」)。対象商品の選択肢が広がっており、債券を組み入れたバランス型ファンドも対象に加わりやすくなっています。
「株式100%型」か「複合資産型(バランス型)」かで選ぶ
つみたて投資枠の銘柄は大きく2種類に分けられます。
株式100%型インデックスファンドは、世界や米国、日本などの株式市場全体に連動する指数に投資するファンドです。長期的なリターンを重視する方に向いており、コストが低い点も特徴です。値動きは大きくなりやすいですが、長期保有によってリスクを平準化できます。
複合資産型(バランス型)ファンドは、株式と債券を組み合わせて運用するファンドです。値動きが比較的おだやかで、リスクを抑えたい方や投資初心者に向いています。ただし、株式100%型と比べると長期的な利回りは低くなる傾向があります。
自分のリスク許容度を正確に把握することが、銘柄選びの第一歩です。「どのくらいの値下がりまで耐えられるか」を基準に、株式比率を決めていくとよいでしょう。
成長投資枠の銘柄の特徴と選び方
株式・ETF・投資信託など幅広い商品が対象
成長投資枠では、国内株・海外株・ETF・投資信託など、つみたて投資枠より幅広い銘柄を購入できます。日本証券業協会の調査(2026年3月単月ベース)によると、成長投資枠での株式買付額上位10銘柄は国内株で占められており、投資信託買付額上位10銘柄はインデックス型が中心ながら、アクティブ型も利用されています。
また、2026年1〜3月のNISA買付額のうち79%は成長投資枠で買付けされており、買付額全体の44%は国内株の買付けが占めています(日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況調査結果(証券会社10社・2026年3月末時点)」)。
成長投資枠で選べる主な銘柄の種類
| 銘柄の種類 | 特徴 | リスク水準 |
|---|---|---|
| 国内株(個別株) | 配当や株主優待が得られる場合も。企業分析が必要 | 中〜高 |
| 海外株(個別株) | 米国株など成長性の高い市場へアクセス可能 | 中〜高 |
| ETF(上場投資信託) | 指数に連動。取引所でリアルタイムに取引可能 | 低〜中 |
| インデックスファンド | 低コストで世界・先進国・新興国株式に分散投資 | 中 |
| アクティブファンド | ファンドマネージャーが銘柄を選定。コストは高め | 中〜高 |
成長投資枠では、つみたて投資枠と同じインデックスファンドを積立で購入することも可能です。枠を使い分けて、目的に合った運用方針を組み立てましょう。
人気銘柄のランキングから見える傾向
日本証券業協会「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査」(2025年5月公表)によると、つみたて投資枠の利用者(調査対象7,610名中6,008人・78.9%)の平均購入金額は47.3万円、成長投資枠の利用者(5,408人・71.1%)の平均購入金額は103万円超でした。
ランキング上位に入りやすいファンドには、以下のような共通点があります。
- 信託報酬(手数料)が低い:年率0.1〜0.2%台のインデックスファンドが人気
- 世界株式・米国株式に連動する指数に投資:全世界株式や米国株式インデックスが定番
- 純資産総額が大きく、運用実績が長い:安定した運用が続いているファンドが選ばれやすい
また、新NISAの資金流入源として「預貯金・給与所得・年金」が74.9%と最も高く(同調査)、多くの方が新たな資金を新NISAに振り向けていることがわかります。
銘柄選びの3つのポイント
ポイント1:手数料(信託報酬)を確認する
投資信託を長期保有するうえで、コストは運用成果に直結します。信託報酬が年率0.1%と0.5%では、長期間の積立では最終的な資産額に大きな差が生まれます。
計算例①:信託報酬の違いによる差(毎月3万円・20年積立・年率5%想定)
| 信託報酬 | 実質リターン(想定) | 20年後の概算資産額 |
|---|---|---|
| 年0.1% | 約4.9% | 約1,233万円 |
| 年0.5% | 約4.5% | 約1,190万円 |
※上記はあくまで概算イメージです。実際の運用成果は異なります。
インデックスファンドは一般的に信託報酬が低く、長期積立に向いています。
ポイント2:分散投資の範囲を確認する
一つの銘柄・地域・資産クラスに集中するとリスクが高まります。世界株式型のインデックスファンドは、先進国・新興国を含む多数の企業株式に分散投資できるため、特定の市場の変動に左右されにくい構造です。
ポイント3:自分の投資目的・期間に合わせる
「老後資金のために20〜30年かけてコツコツ積み立てたい」のか、「5年後の住宅購入資金に充てたい」のかによって、適切な銘柄は変わります。期間が長いほどリスク資産の比率を高めやすく、期間が短いほどバランス型や債券比率の高いファンドが向いています。
投資の前に準備しておきたい「生活防衛資金」の考え方
新NISAで投資を始める前に、まず生活防衛資金(生活費の3〜6か月分程度)を手元に確保しておくことが大切です。投資に回したお金は、相場の状況によっては一時的に価値が下がることもあります。生活費や急な出費に対応できる現金を別口座に置いておくことで、相場が下がっても慌てて売却せずに済みます。
年代別の平均貯蓄額はいくら?20代・30代・40代の中央値と目安を解説でも解説していますが、まずは自分の貯蓄状況を把握したうえで、投資に回せる金額を決めることが重要です。
この生活防衛資金をどこに置くかも、実は大切な選択です。メガバンクの普通預金金利は現在年0.3%ですが、条件なしで年0.7%の金利がつく普通預金口座を選ぶだけで、同じ現金を置いておくだけで受け取れる利息が変わります。
計算例②:生活防衛資金100万円を1年間預けた場合の利息比較
| 預け先 | 金利(税引前) | 1年後の税引後利息(概算) |
|---|---|---|
| メガバンク普通預金 | 年0.3% | 約2,391円 |
| Habittoの貯蓄口座 | 年0.6%(税引後0.478%) | 約4,780円 |
※税率20.315%で計算。Habittoの0.7%は預金額100万円までの適用金利です。
Habittoの貯蓄口座は、条件なしで年0.7%の金利がつく普通預金です。口座開設は最短8分、スマホだけで完結します。投資に回す前の待機資金や生活防衛資金の置き場所として、選択肢の一つとして検討してみてください。
貯金用口座おすすめの選び方|ネット銀行の金利・手数料を比較【2026年版】では、ネット銀行の金利や手数料の比較情報もまとめています。あわせて参考にしてみてください。
新NISAの銘柄選びに迷ったときの相談先
「インデックスファンドとアクティブファンドの違いがよくわからない」「成長投資枠で個別株を買うべきか、投資信託にすべきか」など、銘柄選びの疑問は人それぞれです。
NISAとiDeCoの違いは?特徴とメリットを比較し目的別の選び方を解説のように、制度の比較から始めると全体像が把握しやすくなります。
また、楽天証券などの証券会社のサイトでは、つみたて投資枠・成長投資枠それぞれの対象銘柄一覧や、ランキング情報が公開されています。複数のサイトで情報を比較しながら、自分に合った商品を探してみましょう。
それでも迷ったときは、Habittoのアドバイザーに相談するのも一つの方法です。国家資格を持つファイナンシャルプランナーが、チャットまたはオンラインセッションで無料対応しています。「どの銘柄を選べばいいか」「つみたて投資枠と成長投資枠をどう使い分けるか」といった具体的な疑問にも、中立的な立場からアドバイスを受けられます。無理な勧誘は一切ありません。
よくある質問
Q1. つみたて投資枠と成長投資枠は同じ年に両方使えますか?
はい、同じ年に両方の枠を併用できます。年間合計360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)が上限です。
Q2. NISAで損失が出た場合、税金の扱いはどうなりますか?
NISA口座内での損失は、課税口座(一般口座・特定口座)の利益との損益通算ができません。この点は課税口座と異なるため、注意が必要です。
Q3. NISAの口座は何歳から開設できますか?
日本国内に住む18歳以上(口座開設年の1月1日時点)の方なら誰でも開設でき、1人につき1口座のみ開設可能です(日本証券業協会「知っておきたいNISAのポイント」)。
Q4. 定期売却サービスを使う場合、手数料はかかりますか?
2026年4月1日より、つみたて投資枠における定期売却サービスに限り、サービスに通常必要と認められる手数料の徴収が可能となりました(金融庁「非課税口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に関する基準の一部改正について」)。
まとめ|銘柄選びは「目的・期間・コスト」の3軸で考える
新NISAの銘柄選びは、「何のために・いつまでに・どのくらいのリスクで」という目的を明確にすることから始まります。つみたて投資枠では低コストのインデックスファンドを長期積立で活用し、成長投資枠では個別株やETFも含めた幅広い選択肢から自分に合った商品を選ぶのが基本的な考え方です。
投資を始める前に生活防衛資金を確保することも忘れずに。その資金をどこに置くかも、資産形成の一部です。銀行口座は複数持つべき?お金が貯まる使い分け方3パターンでは、口座の使い分け方についても詳しく解説しています。
銘柄選びや運用方針に迷ったら、Habittoのアドバイザー相談も気軽にご利用ください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも、チャットまたはオンラインセッションで相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。
また、投資に回す前の現金の置き場所として、条件なしで年利0.7%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。
※0.7%(税引後0.557%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。
※投資にはリスクが伴います。投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。
参考・出典
- 国税庁「新しいNISAの概要」(2024年1月1日施行)
- 金融庁「非課税口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に関する基準の一部改正について」(2026年4月1日)
- 金融庁「NISAを知る:NISA特設ウェブサイト」(2024年1月1日施行)
- 日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況調査結果(証券会社10社・2026年3月末時点)」(2026年4月17日公表)
- 日本証券業協会「新NISA開始1年後の利用動向に関する調査(調査結果概要)」(2025年5月公表)
- 日本証券業協会「知っておきたいNISAのポイント」(2024年以降)
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