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積立投資はいくら必要?シミュレーションで目標から逆算する方法【2026年版】

積立投資はいくら必要?シミュレーションで目標から逆算する資産運用の考え方【2026年版】

「毎月いくら積み立てれば、将来のお金は足りるんだろう?」

そう感じている方は多いのではないでしょうか。総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2025年(令和7年)平均結果」によると、二人以上世帯の貯蓄現在高の平均値は2059万円ですが、平均を下回る世帯が約3分の2(66.1%)を占めています。多くの家庭が「自分の貯蓄は足りているのか」と不安を感じているのは、決して特別なことではありません。

この記事では、積立投資のシミュレーションを使って毎月の積立金額を目標から逆算する方法を、具体的な計算例とともにわかりやすく解説します。


この記事のアドバイザー


積立シミュレーションとは?基本の考え方

積立シミュレーションとは、毎月の積立額・積立期間・想定利回りを入力することで、将来の資産がどのくらいになるかを計算するツールです。多くの証券会社や金融機関のウェブサイトで無料提供されており、誰でも手軽に利用できます。

シミュレーションを行う目的は大きく2つあります。ひとつは「目標金額から逆算して毎月いくら積み立てるべきか」を知ること。もうひとつは「今の積立額を続けると将来いくらになるか」を確認することです。

どちらの方向からでも計算できるため、自分の状況に合わせた使い方が可能です。まずはざっくりとした数字を入力して、資産運用のイメージをつかむことから始めてみましょう。


シミュレーションに必要な3つの入力項目

積立シミュレーションを使うには、主に次の3つの情報を設定します。

① 毎月の積立額

毎月いくら積み立てるかを決める項目です。株式会社アスマーク「収入と貯蓄に関するアンケート調査(2025年版)」によると、月々の貯蓄をしていない有職者が全体の24.8%にのぼります。まずは無理のない金額から始めることが大切です。

② 積立期間

何年間積み立てるかを設定します。期間が長いほど複利効果が大きく働くため、積立投資では「長期」で続けることが重要なポイントです。10年・20年・30年と期間を変えて比較すると、資産の増え方の違いが実感できます。

③ 想定利回り(年率)

投資信託などの運用で期待するリターンを年率で入力します。一般的には3〜5%程度を想定することが多いですが、実際の運用結果は変動するため、あくまで参考値として扱うことが必要です。利回りの設定によって結果が大きく異なりますので、楽観的すぎない数値を使うようにしましょう。


具体的な計算例①:月3万円・10年間積み立てると?

毎月の積立額3万円、積立期間10年、想定利回り年3%で計算してみましょう。

- 元本合計:3万円 × 12ヶ月 × 10年 = 360万円

- 運用後の資産(年3%複利):約419万円

- 運用益:約59万円

元本360万円に対して、約59万円が運用によって積み上がる計算です。同じ金額を普通預金(メガバンク年0.3%)に10年間預けた場合の利息は、税引後でほぼわずかな金額にとどまります。一方、投資信託での積立投資は元本保証ではないものの、長期運用によって資産が育つ可能性があります。

リスクを理解したうえで、自分に合った積立金額と期間を設定することが大切です。


具体的な計算例②:老後1000万円を目標にするなら毎月いくら?

「老後の備えとして1000万円を20年で準備したい」という目標金額を設定した場合、毎月の積立額はどのくらい必要でしょうか。

想定利回り年3%で逆算すると、毎月の積立額は約2万7,000円が目安になります。想定利回りを年5%にすると、同じ1000万円・20年でも毎月約2万4,000円程度まで下がります。

利回りの違いで積立金額に数千円の差が生じるのがわかります。なお、金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」によると、二人以上世帯の手取り収入に占める貯蓄割合は平均17%で、手取り400万円の場合は年間68万円・月約5万6,700円が目安とされています。自分の手取り収入と照らし合わせながら、無理のない積立金額を設定してみましょう。


積立投資のリスクと注意点

積立投資はコツコツ資産を育てる有効な方法ですが、いくつかのリスクと注意点を理解しておく必要があります。

元本保証はない

投資信託などを活用した積立投資は、元本保証がありません。市場の変動によって資産が減ることもあります。シミュレーションの結果はあくまで想定であり、実際の成果を保証するものではありません。

手数料・税金の考慮が必要

ファンドによっては信託報酬などの手数料がかかります。また、運用益には税金(約20.315%)が課されます。シミュレーション上の数字はこれらを考慮していない場合があるため、実際の手取り額は表示より少なくなることがあります。預金利息の税金はいくら?計算方法と源泉徴収の仕組みを解説も参考にしてみてください。

過去のリターンは今後を保証しない

想定利回りの設定には、過去のデータを参考にすることが多いですが、過去の運用実績が今後も続くとは限りません。楽観的な利回りを設定すると、シミュレーション結果と実際の資産に大きな差が生じることがあります。

投資信託のリスクとは?種類とリターンの関係をわかりやすく解説では、投資信託のリスクについてさらに詳しく解説しています。


積立投資を始める前に「生活防衛資金」を確保しよう

積立投資を始める前に大切なのが、生活防衛資金の確保です。一般的に生活費の3〜6ヶ月分を目安に、すぐ引き出せる口座に置いておくことが推奨されています。

この生活防衛資金の置き場所として重要なのが、金利の高い普通預金口座です。メガバンクの普通預金金利は現在年0.3%ですが、Habittoの貯蓄口座なら条件なしで年0.7%(税引後0.557%)の金利が適用されます(100万円まで)。メガバンクと比べて約2.3倍の金利で、待機資金を育てることができます。

たとえば100万円を1年間預けた場合、税引後の受取利息はHabittoなら約4,780円、メガバンクの普通預金(年0.3%)なら約2,394円となります。同じお金を置くなら、少しでも金利の高い口座を選ぶことが資産防衛の第一歩です。

口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。積立投資のための待機資金の置き場所として、Habittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。


積立金額を決めるための「収入比率」の考え方

毎月いくら積み立てるかに迷ったとき、収入に対する割合で考えると決めやすくなります。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和4年」によると、20代の手取り収入から貯金に充てる割合は平均16%とされています。

手取り月収ごとの積立目安の参考例を示すと、次のようになります。

手取り月収収入の16%収入の20%
20万円3万2,000円4万円
25万円4万円5万円
30万円4万8,000円6万円

あくまで目安ですが、まずは手取りの10〜20%を積立の上限として設定し、生活費を確認しながら無理なく続けられる金額を探してみましょう。お金が貯まらない人の特徴とは?貯蓄を増やすポイントと習慣を詳しく解説も参考にしてみてください。


NISAを活用した積立投資の始め方

積立投資を行う際、多くの方が活用するのが新NISA(少額投資非課税制度)です。通常、投資信託の運用益には約20.315%の税金がかかりますが、NISA口座を利用すると運用益が非課税になります。

つみたて投資枠では、長期・積立・分散投資に適した投資信託やファンドが対象となっており、毎月一定額を積み立てる方法と相性が良い制度です。証券会社や金融機関でNISA口座を作成して積立設定を行うことで、自動的に毎月の積み立てが実行されます。

NISAの始め方については、新NISAの始め方を初心者向けに解説|口座開設から積立設定まで【2026年】で詳しく紹介しています。

積立投資の取引で迷ったことや、どのファンドを選べばいいかわからないときは、Habittoのアドバイザーに無料で相談することもできます。国家資格を持つファイナンシャルプランナーが、チャットまたはオンラインセッションで丁寧に対応します。


よくある質問

Q. 積立投資はいくらから始められますか?

多くの証券会社では、月100円や月1,000円といった少額から積立投資を始められます。まずは少額でシミュレーションを試しながら、自分に合った積立金額を見つけることをおすすめします。

Q. 積立投資と貯金はどちらが良いですか?

どちらが良いかは目的と期間によって異なります。短期的に使う予定のお金や生活防衛資金は、元本が保証される預金口座に置くのが基本です。一方、10年・20年先の老後資金など長期の目標には、積立投資が選択肢の一つになります。両方をバランスよく組み合わせることが大切です。

Q. シミュレーションの利回りは何%に設定すればよいですか?

一般的には3〜5%が参考値として使われることが多いですが、リスクの高い株式ファンドほど利回りの振れ幅も大きくなります。保守的に3%程度で計算し、目標達成できる積立金額を確認するのがおすすめです。


まとめ:シミュレーションを「行動」につなげるために

積立シミュレーションは、将来のお金を具体的にイメージするための強力なツールです。しかし大切なのは、シミュレーションの結果を見て終わりにせず、実際の積立金額と口座を決めて行動に移すことです。

「積立投資の資金をどこに置くか」「生活防衛資金はどの口座に預けるか」という判断も、資産運用の重要な一部です。投資に回す前の現金や待機資金は、条件なしで高金利の普通預金に置いておくことが、誰でもできる現実的な資産防衛の第一歩になります。

お金のことで迷ったら、Habittoのアドバイザー相談も気軽にご利用ください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも、チャットまたはオンラインセッションで相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。

また、積立投資のための待機資金や生活防衛資金の置き場所として、条件なしで年利0.7%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。


※0.7%(税引後0.557%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.3%(税引後0.239%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。

※投資にはリスクが伴います。投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。

※シミュレーション結果はあくまで試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。実際の運用では手数料・税金・市場変動などにより結果が異なります。本記事の情報を利用したことによって生じた損害について、当社は責任を負いかねます。


参考・出典

- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2025年(令和7年)平均結果」

- 金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」

- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和4年」

- 株式会社アスマーク「収入と貯蓄に関するアンケート調査(2025年版)」

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