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積立定期預金とは?自動積立式の仕組みと普通預金との違いをわかりやすく解説【2026年版】

2026年09月29日 公開

積立定期預金とは?自動積立式の仕組みと普通預金との違いをわかりやすく解説【2026年版】

「毎月コツコツ貯金したいけど、気づいたら使ってしまう」と感じたことはありませんか。

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2025年(令和7年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は2,059万円と過去最多を更新しています。一方で、貯蓄保有世帯の中央値は1,264万円にとどまり、平均値との差が大きいことから、貯めている世帯と貯められていない世帯の二極化が進んでいることがわかります。

この記事では、積立定期預金の仕組みや普通預金との違い、自動積立式の使い方などを初心者にもわかりやすく解説します。


この記事のアドバイザー

記事監修アドバイザー認定済み髙山 千愛美髙山 千愛美(たかやま ちあみ)2,000件以上のライフプラン相談を通じて、お客様の描く未来の実現をサポートしてきました。『お金の貯め方・増やし方・守り方・使い方』を一緒にひとつずつ、考えてみませんか💡1級ファイナンシャル・プランニング技能士証券外務員第一種宅地建物取引士得意分野: 資産運用・住宅ローン
投資スタイル: 長期積立分散を意識したインデックス投資/株主優待


積立定期預金とは?定期預金との違いから理解しよう

積立定期預金とは、毎月一定の金額を自動的に定期預金として積み立てていく金融商品です。通常の定期預金が「まとまったお金を一括で預け入れる」のに対し、積立定期は「少額を毎月コツコツ積み上げる」点が大きな違いです。

定期預金は、預入期間中は原則として払い戻しができない代わりに、普通預金より高い金利が適用されます。積立式の場合も同様に、積み立てた資金は満期まで預け入れ続けることで、まとまった利息を受け取れる仕組みです。

一方、普通預金は自由に入出金できますが、金利は低めに設定されています。メガバンクの普通預金金利は現在年0.4%程度です。積立定期預金は、この普通預金より高い金利が期待できる点が魅力の一つといえます。


自動積立式の仕組みと預入方法

自動積立式の定期預金では、あらかじめ指定した口座から、指定した積立日に自動的に積立金額が引き落とされます。インターネットバンキングを利用すれば、手続きはほとんどスマホだけで完結できます。

設定の流れはシンプルです。まず口座を開設し、積立金額・積立日・積立期間を指定します。その後は自動的に毎月積み立てが行われるため、「使う前に貯める」習慣が自然と身につきます。

積立金額は1,000円以上・1円単位で設定できる銀行も多く、無理のない範囲から始め方を選べるのが特徴です。毎月の収入や支出に応じて金額を増額したり、一部変更したりすることも可能な場合があります。


積立期間・満期・自動継続の仕組み

積立定期預金の積立期間は、一般的に1年・2年・3年・5年・10年などから選択できます。満期日を迎えると、元本と利息がまとめて受け取れる仕組みです。

満期後の取り扱いは、自動継続か解約かを事前に設定しておくのが一般的です。自動継続を選んでおくと、満期日以降も自動的に積み立てが継続されます。一方、解約を選ぶ場合は、満期日前後に手続きが必要になります。

積立期間中に解約する場合は、中途解約扱いとなり、適用される金利が当初の約定金利より低くなることがほとんどです。目標金額や利用目的を明確にしたうえで、無理なく続けられる期間を選ぶことが大切です。


計算例で見る積立定期預金の利息

具体的な数字で確認してみましょう。

計算例①:毎月3万円を3年間積み立てた場合

- 積立金額:毎月3万円

- 積立期間:3年(36ヶ月)

- 元本合計:108万円

- 適用金利(仮):年0.4%

- 利息(単純計算):約2,160円(税引前)

計算例②:毎月5万円を5年間積み立てた場合

- 積立金額:毎月5万円

- 積立期間:5年(60ヶ月)

- 元本合計:300万円

- 適用金利(仮):年0.4%

- 利息(単純計算):約6,000円(税引前)

なお、利息には約20.315%の税金がかかるため、実際の手取り利息は税引後となります。また、金利は金融機関や積立期間によって異なります。金利0.7%と0.4%で10年後いくら差がつく?複利計算で比較【2026年最新】では、金利の差が長期でどれほど影響するかを詳しく解説しています。


積立定期預金のメリットと注意点

積立定期預金の最大のメリットは、「自動的に貯まる仕組み」を作れることです。毎月の収入から自動的に積立金額が引き落とされるため、残ったお金を使うというサイクルが生まれます。

また、定期預金の金利は普通預金より高いケースが多く、元利合計で受け取れるため、貯蓄を着実に増やしたい方に向いています。預金保険制度により、1金融機関につき1人あたり元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護される点も安心材料です(預金保険機構「預金保険制度の基礎知識」)。

一方で注意したいのは、積立期間中の解約です。中途解約すると適用金利が下がり、当初の目標利息が得られない場合があります。生活防衛資金は別の普通預金口座に確保したうえで、余裕資金を積立定期に回す方法が現実的です。


金利上昇局面での預金の選び方

日本銀行は2026年6月の金融政策決定会合で政策金利の誘導目標を1.0%程度へ引き上げました。1%台の政策金利は1995年以来、約31年ぶりの高水準です。これを受け、多くの銀行が普通預金・定期預金の金利を引き上げており、預金の選び方がより重要になっています。

金利が上昇している局面では、長期の定期預金に資金を固定してしまうと、その後さらに金利が上昇した際に機会損失が生じる可能性があります。積立定期預金を活用しながら、一部は流動性の高い普通預金に置いておくバランスが大切です。

昭和と今では1万円の価値はどう違う?お金の価値と物価上昇をわかりやすく解説では、物価上昇と預金の価値の関係をわかりやすくまとめています。金利と物価の動きを合わせて理解することで、より賢い資産運用の判断ができます。


貯蓄の置き場所としてHabittoの貯蓄口座という選択

積立定期預金で長期の目標資金を積み立てながら、日常の生活防衛資金はどこに置くかも重要な選択です。メガバンクの普通預金金利が年0.4%の中、条件なしで年0.8%の金利が受け取れる普通預金も選択肢の一つです。

Habittoの貯蓄口座は、年0.8%(税引後0.637%)の金利が100万円まで適用されます。給与振込や他サービスとの連携といった条件は一切なく、口座を持つだけで金利を受け取れます。メガバンクの普通預金(年0.4%)と比べると、2倍の金利水準です。

たとえば100万円を預けた場合、Habittoの貯蓄口座なら税引後で年間約6,375円の利息が受け取れます。同額をメガバンクの普通預金(年0.4%、税引後約0.318%)に預けた場合の利息は年間約3,187円ですので、その差は約3,188円になります。

また、Habittoのデビットカードを使えばすべての購入に対して0.8%の現金キャッシュバックが翌月21日に受け取れます。日常の買い物もおトクになるため、日用品の節約術|生活費の出費を減らすコツと節約方法を紹介と組み合わせることで、家計全体の改善につながります。


よくあるご質問

Q. 積立定期預金は途中で積立金額を変更できますか?

銀行やサービスによって異なります。インターネットバンキングから変更手続きが可能な場合もありますが、変更の回数や時期に制限が設けられていることもあります。ご利用の銀行に確認することをおすすめします。

Q. 積立日はいつでも指定できますか?

多くの銀行では、毎月の積立日を1日・5日・10日・15日・20日・25日など複数の中から指定できます。給与振込日の翌日に設定しておくと、先取り貯金の習慣が作りやすくなります。

Q. 積立定期預金と投資信託はどう違いますか?

積立定期預金は元本が保証される金融商品で、利息も確定しています。一方、投資信託は運用成果によって元本が増減するリスクがあります。金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、元本割れリスクのある商品を保有している比率は二人以上世帯で53.9%、単身世帯で40.9%となっており、投資への関心は高まっています。目的と許容できるリスクに応じて選択することが大切です。新NISAとは?制度のメリット・デメリットと始め方をわかりやすく解説も参考にしてみてください。


まとめ:積立の仕組みを活かして「貯まる家計」をつくろう

積立定期預金は、毎月自動的に一定金額を積み立てることで、意識しなくても貯蓄が増えていく仕組みです。積立金額・積立日・積立期間を一度設定すれば、あとは自動的に資産が積み上がっていきます。

大切なのは、積立定期で長期の目標資金を育てながら、日常の生活防衛資金は流動性の高い口座に置いておくバランスです。金利上昇が続く中、どこにお金を置くかの選択が、将来の手取り額に少しずつ影響してきます。

お金の置き場所や積立の始め方について迷ったら、Habittoのアドバイザー相談も気軽にご利用ください。国家資格を持つファイナンシャルプランナーに無料で何度でも、チャットまたはオンラインセッションで相談できます。無理な勧誘は一切ありませんので、気軽に活用してみてください。

また、毎月の積み立てと並行して、生活防衛資金の置き場所として条件なしで年利0.8%の金利がつくHabittoの貯蓄口座も選択肢の一つです。口座開設は最短8分、スマホだけで完結できます。


※2026年10月1日から、0.8%(税引後0.637%)の金利は預金額100万円まで適用、100万円を超える預金については0.4%(税引後0.318%)、2026年11月1日からは0.5%(税引後0.398%)の金利が適用されます。表示されている金利は年利です。他の商品・サービスの購入や給振口座指定などの条件を伴わない普通預金として。金利は変動する場合があります。

※この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の金融アドバイスではありません。具体的なご判断はご自身の責任で行ってください。

※投資にはリスクが伴います。投資に関する最終的な判断はご自身の責任で行ってください。


参考・出典

- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2025年(令和7年)平均結果-(二人以上の世帯)」(2026年5月公表)

- 金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」(2025年12月公表)

- 日本銀行「金融政策決定会合の運営」(2026年6月会合)

- 預金保険機構「預金保険制度の基礎知識」

- 金融広報中央委員会(知るぽると)「貯蓄とは」

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※0.7%(税引後0.557%)の金利は預金額100万円まで適用。 100万円超は0.4%(税引後0.318%)。金利は変動する場合があります。